第二十九話 契約
こんばんは?
少し早めの投稿です(泣)
明日学校なんで...うう(泣)
今度の更新は分かりませんが頑張ります(泣)(笑)
久しぶりに菜川光一が出てきました。すんげえ嫌な奴ですネ..
キスをしました。
初めてのキスです。
幸せです。
でも、でもですね。
大事な事を忘れていました。
ハイ。読者の方は覚えてたはずですが、私の婚約者事件です。
菜川光一。
あの人は良く分からない。
...スミマセン。
何故出だしからこんなテンション+こんな話をしているのかと聞かれますと…答えにくい…。
だって...だって...
だってぇ...
「あ、沙紀ちゃんは紅茶かな」
現在...菜川自宅です...
ここまでの経由を話します。
-------.....
あのお祭りから既に時間は経ち学校は始まりました。
キスの事が余りにも衝撃的だったのか私と愁さん以外の人は固まっていました。
『…キスねキス』
「はいっ」
「沙紀、コイツ等長いから先に帰ろうか。」
「へ?は、はい?」
愁さんに言われて教室を出た。
て、手繋いでます...////
嬉シイ...
その時でした。
「猪垣くん〜校長先生が呼んでたよ〜?」
「親父?何か用かな。わりい沙紀。先行ってて?」
「分かりましたっ」
この時気付けば良かったのですが、生憎私は天然なので。
(↑やっと気付いた)
私は愁さんと別れて玄関まで来て座っていました。
はふぅ...。
そういえば...もう九月なんですねえ…。月日が経つのは早いですねえ。
なんて考えてました。
あ、そういえば文化祭がもうすぐ何ですよねえ。
「劇ですねえ…」
「何が?」
「ひぃ?!変態ッッ!!」
ハハハ。と笑っている奴。
はい。菜川光一でした。
しかも隣に美人さん……?
「沙紀…ちゃんだっけ」
「はい…?」
ギュウッ
と抱きしめられた。
レモンの香りがした。
「今日は私とお茶しましょ」
「えぇ?!」
お誘い?!
え―っと…でも愁さんが…
「俺が相手しとくから大丈夫」
「………」
「なんだよその目。俺は嘘はつきませんよ―?」
絶対嘘です!!!
つきませんよ―?の当たりが嘘っぽいですよ?!
「ダメ?」
う゛っ...。
菜川のお母様...その目は...
はぁ…
「今日だけなら…大丈夫です」
「やった―!」
「なんであなたが喜ぶんですか菜川光一。」
「え?なんでフルネーム?」
嫌いだからです。
でもお母様は好きです。
といいますか、可愛いんです。
………はい。
「じゃあ絶対に来ないで下さいね。菜川光一」
「はいはい…だからなんでフルネーム…」
菜川光一はため息をついた。
だから嫌いだからです。
「絶対愁さんといて下さいね」
「はいはい」
この時自分が馬鹿でした。
お母様は良い人なのに…。
「姶良?車は?」
「こちらでございます葉子様」
姶良?葉子様?
へ?
「ああ。紹介遅れました♪菜川光一の母親菜川葉子です♪」
「わたくしは菜川家の執事でございます姶良と申します。どうぞお見知りおきを」
ぶ…武士...。
執事なんているんですね(笑)
姶良サンは暗かった。
へ?な、何か?
「あの…何か…?」
「い、いえ。…あの…」
と言いかけた時、葉子さんが少し大きな声で言った。
「姶良。余計な事は良いわ」
「あ…す、すみません…」
何ですか?!
あの…の後が聞きたいんですが
「言ってください」
「行きましょう♪♪♪」
ってオイ!
(↑キャラ変)
結局車に乗せられて菜川家に。
はぁ...
という経由でした。
-------.....
現在
「紅茶で大丈夫です…」
「じゃあ淹れてきまーす」
……………。
姶良サンさっきから暗い...。
やっぱり聞こう。
「姶良サン姶良サン」
「…はい?」
「さっき言いかけたの私に関してですよね?」
「…はい…」
やっぱり。
だって私の顔ちらちらと見てましたもんね姶良サン。
「言ってください」
「しかし…」
「じゃないと帰りますよ」
「う゛っ…」
私最近誰かに似てきた…
誰だっけ…
「分かりました…。お話します。水野様あなたは今日…婚…」
「姶良ッ!」
あああぁぁ(泣)
タイミング悪すぎです…
葉子さん…
「私…帰ります」
嫌な予感します。
スッゴくします。
「だーめ」
「…やはりいましたか」
菜川光一。
で―...この方は良く似てますけどお母様じゃないですね。
はぁ…。
「そろそろ限界なんですが」
キレるの。
私が何故丁寧語なのか皆さん知っていますか?
正解は私キレるとヤクザになります。はいなります。
「ざけんじゃねえ!」
当たり前です。
だから…ムカつく事は…
「しない方が良いですよ?」
「沙紀は今日逃げられない。何てったって婚約パーティーだもんね今日は。アハハ」
婚約パーティー?!
どんな話ですか馬鹿野郎?!
何も聞いてな…
「ちゃんと許可はとったよ?君のお父様とね」
契約書をちらつかせる。
私はそれを奪い取った。
【契約書
この契約書は水野沙紀を我が菜川家の婚約者として頂く為の物である。
もし、水野沙紀が破棄したら水野会社との契約は打ち切り、又橘学園高等学校を廃校とする。
契約sign 水野陽一】
嘘でしょう?
水野会社との契約が打ち切りなら別に良いんです!
でも…なんで…なんで橘学園を廃校にするんですか!
それじゃあ…それじゃあ…
私は…
―頷かなきゃいけないの?―
君は手駒。俺の操り人形。
君を手に入れられるなら俺はどんな事でもしよう。
なぁ?水野沙紀?
君はどちらを選ぶかな?
自分の幸せか、みんなの幸せか。
さぁ?どうする?
いつも有難うございます。




