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第二十一話 菜川光一撲滅会議 1

わ―――!

なんか恋多いっす!

という雑談でした。




―放課後―




「また俺んち………?」


鏡さんは溜め息をついていた。

そんな鏡さんに夏樹くんはにっこり笑って低―い声で言った。


「良いよね?」

「うぎゃああああ!!!」


※顔は皆さんの想像にお任せします。一応かなり怖いです。

失神した鏡さんを抱き上げ夏樹くんは可愛い笑顔で笑った。


「さぁ、行こう♪」


多分ここにいる他四名。

同じ事を考えただろう。

【彼には逆らえない】と。


「どうかした?」

『全然』


綺麗にハモった。

そう答えるしかないらしい。


「じゃあ鏡くん家行こ―♪」

『…お―』


遅れましたが沙紀です。

今回は菜川光一撲滅大作戦という事で鏡さんの家で会議をする訳です。はい。


実は私の父が関係している様なんですがあまり詳しくは…

私の父は一応は社長です。

それにより私は社長令嬢です。

……嬉しくないです。


だって契約会社ですよ?

思いっきり手駒ですよ?


社長令嬢だって言ってもこの性格と見た目ですから…。

父が社長だって聞いたのはおばあちゃんが亡くなった時でした


一応は父の母な訳なので葬式には来ていました。

相変わらず冷めた目でしたが。

あの人は……私が嫌いなのに。

なぜ 婚約者なんて...


母は今実家らしいです。

実家と言ってもフランスです。

祖母や祖父は日本人です。

……全く。変な家族ですよね。

娘を一人暮らしさせるとか。


バカらしくなります。

はぁ。


ドタドタドタドタドタドタッ


バタンッ


ムギュッ


「ひぃいやぁッ?!」


後ろから抱きしめられた。

この独特の香水…


「お姉さん?」

「きゃあぁぁっ!また会えたわ―!!私のお人形さ―ん!」


鏡さんのお姉さんでした。

ちょっと待って下さい…。

お人形さん……………………


「お邪魔してます」

「あら愁くんと夏樹くん」

「胸…デカ...」

「この子誰?可愛い―♪」

「と、時枝真子です」

「で、この子は」


お姉さんは静さんを指した。

今綺麗な顔で寝ている。


「仲良しの静さんです」

「………ふぅん」


静さん綺麗ですよね。

サラサラした黒髪…。スラリとした長身に綺麗な顔立ち。

女の子だったらモテモテ…


「なんで女装してるのかしら」

「さぁ…ってお姉さん?!」


気付いてたんですかぁ?!

お姉さん凄い!

その時だった。


「んぁ…」

「静さんおはようございます」

「さ―ちゃん…?おはよ」

「静さん声色が…?」


静さんにしては声が低い。

男声…//(何故お前が照れる)


「あ―…風邪引いたかな」

「風邪ですか?!」

「ま、大丈夫だろ」

「愁さん…」

「じゃあ、鏡くん起こそ―」


と言って夏樹くんが鏡さんを蹴飛ばした。ひぃ?!

鏡さんはむっくりと起き上がって私たちを見渡している。

私を見つけた瞬間抱きついてきた。あら?あらら?!


「鏡さん?!ちょ…」

「アスカ〜ラブリー♪♪」

「///」


メガネ無し鏡さん!!!

に言われるとドキッとします。

そんな真っ赤な私が気に食わない皆さんは私から鏡さんを離して蹴飛ばし始めた。え、ええ?!


「い、痛いッ!痛い!」

「てめえ俺の沙紀に!」


愁さ―ん?(苦笑)


「あんた、変態」


真子さ―ん?(苦笑)


「選択肢二つな?

死にたい?殺されたい?」


夏樹くぅぅぅん!!(驚)


私、どうすれば?!

私があたふたしていたら静さんに抱きしめられた。

これはみんな見てません。

どしたんでしょう。


「さ―ちゃん。ごめんね」

「へ?!」

「私、実はね…」


耳にぼそりと言われた。

へ?!本当?!

それは…何て言えば…。

う―ん…


「………ごめんなさい」

「あはは。大丈夫よ。

さ―ちゃんは気にしないで」


そう言われましても…。

だってこんな時に…。

………嬉しいですよ。

でもですね…


「さ、止めましょ」

「…はい」


私は、困りました。

静さんの言葉が。

…………。


『さ―ちゃんが、好き』





静、頑張れ!

(↑作者が言うな)

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