第十九話 one round
とにかく毎日更新できるように頑張っております。
春休みだから暇なもので(笑)
あと明日から決まった時間に投稿しますのでご覧下さい。
時間:夜の八時です。
遅れたらすみません。
「沙紀、キミはきっと僕の所に来るはずだ。必ずね」
彼は、誰なんだろう。
どうして私の名前を………?
それに愁さんとは………。
ガチャンッ
「わわわッ?!」
「ミィ」
そんな事を考えていたら持っていたお皿を割ってしまった。
下にいたミント君がびっくりしていた様に見えた。
「ごめんなさいです」
割れた皿を拾おうとした。
「ッ…」
人差し指からぷつりと血が出ていた。バカだなぁ…私。
何動揺してるんだろう。
…父が関わってるかも、なんて。
血が止まらないから口に入れた
後で絆創膏貼りましょう。
「ミュ―」
「ミント君、おいで」
ミント君は心配そうに私の腕の中に飛び込んできた。
―――そうですよ。
―――大丈夫。
「夕飯、つくりますね」
頭の中から消えない靄を考えないように私は夕飯を作り出した。きっと………
―――…
「沙紀―――」
「光一様。水野様には」
「あぁ…連絡するんだったな」
光一はメガネを取り電話を掛けた。その相手は水野陽一。
沙紀の父である。
彼は昔一度リストラされ沙紀に暴力を振り回していた。
しかし今は一人で企業を建て、大企業の一つとなった。
つまり、沙紀は社長令嬢なのだ。
トゥルルルル
『水野だが』
「菜川です水野様」
『あぁ…君か』
「今日会いましたよお嬢様に」
『……そうか』
「彼女なら僕にも相応しい。
勿論お受けしますよ」
『――沙紀は』
「彼女なら元気ですよ。
もってのほか僕が壊しますが」
『なッ…』
プープ― プープ―
光一はニヤリと笑った。
僕が壊しますよ。
彼女も、あの害虫も。
「ま、頑張って下さいね」
―――…
「………菜川光一」
あいつとは中学の時一緒だった
親父とあいつの父親は友人。
俺はその頃暴れてたからな。
確かあいつは俺を恨んでたな。
成績は俺が主席、あいつが次席。
運動でも何でも。
俺が優位に立っていた。
「絶対に俺が守るからな…」
沙紀に手を出すなよ?
沙紀だけには…
―次の日―
「おはよ―沙紀姫」
「おはようございます」
はぁ…。
なんでしょう…疲れが。
ドハッと来ました。
「沙紀、指どした」
「あ…愁さん…」
「切ったのか?」
愁さんが心配そうに顔を覗き込んできた。……はい。
「たく…寝ぼけて」
「愁さん…あの…」
「ん?」
「……い、いえ」
愁さんには心配させちゃだめ。
だって…私を守るでしょう?
私は…大丈夫です!
「行きましょう!」
「…あぁ?」
笑顔笑顔!
頑張ってみよう!
「あ、愁と沙紀ちゃん!」
「おはよ―♪」
「夏樹くん、真子さん」
「はよ」
「鏡さんおはようございます」
にっこり。
「今日転校生来るって―」
「へぇ」
「静、ちょっと来い」
「え?愁?」
愁さん?
愁さんと静さんは教室を出て行った。何の話なのかな…
あ、もうすぐ始まっちゃう。
「私呼んできますね?」
「あ、沙紀ちゃん…」
「沙紀さ、笑えてないよね」
「…アスカ何かあったのかな」
あ、いた。
何を話してるんだろう。
「……から愁は、どうなのよ」
「分かんねえ」
「分かんねえって…」
「アイツに何かありそうで」
アイツ?私?
「……菜川光一かぁ…」
静さん?!なんで…
あ、いとこだから…か。
「気をつけなさい愁」
「ああ」
「時には離す事も考えて」
離す事……………?
私を…………?なんで?
愁さん………?
「さ、戻るわよ」
静さんがこっちを見た。
びっくりしてる。
当たり前ですね。あはは。
あはは…………
「さーちゃん?!」
「沙紀?!」
「呼びに…来たんです…
ごめんなさい」
「沙」
なんで私泣いてんでしょう。
離すなんて…ないですよね。
嘘ですよね。
タッタッタッ
「おかえり沙紀…?」
「泣いてる…?」
「な、泣いてませんよ!
ただ欠伸したんですよ」
私は嘘をついた。
すぐバレるのに。
欠伸でこんなに泣きませんよ。
ガラッ
「またまた転校生よ―」
「マジ?男かな―」
「女がいいな―」
みんなが騒いでいる時教室の扉が開き彼が出てきた。
そう、菜川光一が。
「なんだ男かよ…」
「結構イケメンじゃない」
「真子?!」
菜川光一がニヤリと笑った。
私を見て。
「菜川光一です。宜しく」
「なんと彼はあの菜川財閥のご子息らしいです!」
「マジで?!」
………菜川光一。
菜川財閥のご子息。
私の父の………契約会社。
多分……(←曖昧)
「席は…じゃあ窓側で」
「ええ」
菜川くんは席に座った。
視線を感じる。
見てますね…絶対。
私、何ヶ月持ちますかね…
まだまだ続きますヨ?
沙紀VS光一




