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第十八話 運命の歯車

三時のおやつは文明堂―(笑)

今回新キャラ登場です!

かなりの俺様?かな。




―――沙紀たちの歯車は『彼』によって狂わされる―――




「―――『水野沙紀』

キミは僕のものだ」


長い車の中で足を組み小さな写真を片手に持つ少年。

何故沙紀の事を……?


「広尾、入学手続きは?」

「済んでおります。光一様」


広尾と呼ばれた30歳ぐらいの男はきっちりと背広を着こなしていた。

光一様と呼ばれた16歳の少年は見た目からしてお坊ちゃま。


彼らは車から降り、新しい制服を着て今、橘学院高等学校に向かった。

そう。


沙紀たちの学校に。




―――…


「沙紀、弁当食お」

「あ、そうですね」

「俺も」

「じゃあ私も―♪」

「俺も食べる」

「じゃあ屋上に決まりね」


いつものメンバーでお弁当です

と言っても真子さんが増えましたけど楽しみですね。

屋上って好きです。

風が気持ちよくて。


「沙紀、おいで」


愁さんに呼ばれて私は笑顔で振り返り飛び込んでいった。

静さんが

「ラブラブねぇ」と笑いながら言っていた。


はひッ?!

ラブラブ?!


すぐに真っ赤になってしまう。

みんなに笑われていた。


楽しい…




―――…




コンコン


「失礼します」


先ほどの彼らは校長室に。

校長、愁の義父だ。


「校長、転校生の菜川光一様でいらっしゃいます」

「キミがあの菜川財閥の」

「はい。今回は手に入れたい人がいましてね。是非とも」


ニッコリと微笑む少年は高校生には見えず一人の紳士である。


彼の名前は 菜川 光一。

菜川財閥の次男。

兄が一人と妹が一人いる。


「これから頑張って下さい」

「はい」


光一が立ち上がりドアに手を伸ばした。その時校長が言った。


「彼女たちには手を出さないで欲しいですね菜川くん」


と。

ピクリと反応した光一はフッと笑い校長室を出て行った。

執事の広尾に光一は指示した。


「帰る前に水野沙紀について調べておけ広尾」

「かしこまりました」


彼のクラスはA組。

沙紀のクラス。

一体何を企んでいる……?


キーンコーンカーンコーン


タイミング良く鐘が鳴った。

今日はこれで終わりだ。


光一と広尾は帰っていった。




―――…




「じゃあね―♪沙紀ちゃんと愁」

「さようなら〜」


今日は夏樹くんと真子さん、鏡さんと茶衣ちゃんがデートだそうです。羨ましいです…♪


「沙紀、帰ろう」

「はいっ」


手を繋ぎ歩こうとした時、後ろから声をかけられた。

え?


「水野沙紀?」


ふ、フルネームですか?

確かに水野沙紀ですが…?

どなたでしょうか。

???


「初めまして。僕は菜川光一」

「菜川…光一?」

「愁さん知ってるんですか」

「………お前何しにきた」


知り合い…なんですね。


「やぁ愁。久しぶりだね」

「馴れ馴れしいんだよ」

「愁さん?」


愁さんが人を嫌ってるなんて見たことなかった。

彼は一体?


「彼女貸してくれない?」

「貸すだと?」

「へ?!」


貸す?!

私をですか?!

断るに決まってます!!


「断る。行くぞ沙紀」

「は、はい」


愁さんは私の手をギュッと握りしめて歩いていった。

私も。


「沙紀、キミはきっと僕の所に来るはずだよ。必ずね」


菜川くんの言葉が何を企んでいるのか分からなかった。

でも、私は愁さんを離れません。

大好きだから。


家の前に行くと愁さんが振り返って私の腕を引っ張った。

ボフッと愁さんの腕の中にいる私は愁さんの顔が気になった。

………愁さん?


「じゃあ、明日な」

「あ、はい」


愁さんは気付いてたんだ。

私たちに起こる大事件の事に。




―愁side―




「畜生……」


なんであいつが………

沙紀に…何の用だ…

俺は気付いた。奴の企みを。

………守る。


離さない。必ず。

だから……………。



愁って人脈広いですよね。

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