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みやび・リルラ・リリア
残酷になっていくので、気をつけてくださいませ。
では、どうぞー・・・
「ここは、どこ・・・?」
そこは、殺風景な何もない部屋。夢・・・ではないようだ。わたしはとんでもない恐怖におびえ、
「誰か、・・・誰かぁーーーっ」
と叫んでしまうほどだった。その直後であった。
「みや子、やぁっときたのねぇ~」
「ここはどこなんですか!知ってるでしょう!」
見ず知らずの、人・・・?に話しかけてしまう。
「ここは生と死の境目。生きる?死ぬ?さぁ選びなさぁい?」
「生きるにきまってるでしょう!」
「そう・・・じゃぁ、あたしに勝ったらねぇ・・・。あたしは魔王族の魔王で女王、みやび・リルラ・リリアよぅ・・・じゃ、
はじめましょうかぁっ・・・!」
みやびの過去をかいていきますよ