第一章第1話 剣で魔法は斬れないの?
私の名前はエリス・ガーデラント
ガーデラント公爵家の娘です!(15歳)
そして私は今魔法学校の魔法訓練場でエシル殿下と模擬戦をしようとしています!
え、なんでそんな状況なの?って?う〜ん、流れでなってしまったというか、まあ説明するね!
私は魔法学校の入学式の日に初めてエシル殿下とお会いして初めて私が取った態度が
「えっと、迷子ですか?」
だったのだそれがどうやらエシル殿下の気に触れたらしく翌日の今日に模擬戦を申し込まれたという具合なんですけど、ちなみにエシル王太子殿下のフルネームはエシル・マファイスト
「すみません、私、まだ魔法を習ったことがなくて、魔法を使えないので剣を使ってもいいですか?」
そう、私エリスは魔法の勉強をこの学校ですべて済ませるつもりだったので今日まで全く魔法の勉強をしてこなかったのだ
「いいだろう、魔法と剣だったら勝負は見えているがな!最初から距離の開いているお前の剣は一度も届くことはないだろう服の端であってもな!」
そう、このエシル殿下は王太子教育において魔法についても勉強しておられているのだ、
ちなみに私は「魔法って剣で斬れるのかな」ということしか気になっていない
「それでは、模擬戦開始っ!」
「炎魔法 炎弾!」
わー、きれいな炎、
「はっ、魔法を見たのは初めてか?そのまま焼かれるがいい!」
とりあえず、斬りますか!
「居合 冱月」
観客にはキンッという、納刀の音しか聞こえなかったが全観客が確信したことがあった、炎弾は斬られたのだということを
「炎弾が斬られた!?どういうことだ!何をした!」
「何をしたって、斬っただけですよ?さっき自分の口でもおっしゃられていたじゃないですか『斬られた!?』と」
「炎を斬れるわけないだろう!」
「まあ、厳密には切り払っただけですよ、最悪剣の風圧だけでも消せますし」
「ふざけているな、まあいい、そっちがその気なら、氷魔法 氷槍!」
「きれいな魔法ですね、それでは、ガーデラント流もお見せしますねガーデラント流 壱の型 桜竜斬」
観客は思わず目を見開いだエリス嬢の周りに桜の花びらのような魔力体が現れそれが剣を包み恐ろしい威力の斬撃となって氷槍を一撃で砕いたからだ
「なんなんだ、それは、なんなんだ!」
「うーん、説明はできかねます門外不出なので、本当は型も使うつもりはなかったんですよ?でも流石に使わなきゃ服が凍っちゃいそうだったので」
「そんなことは聞いていない!何だその剣は!お前の強大な魔力を纏わせてもなお、壊れずにそこにいる、その剣をよこせ!俺が使ってやる!」
「それも無理です、お父様からの大切なプレゼントなので」
「さっきからそんなことは聞いていないと言っている!お前いい加減にしろ!どこの家の者だ!」
「それすらも気づいていなかったんですね、私はエリス・ガーデラント、ガーデラント公爵家の娘です」
「ガーデ、ラント?お前、あの公爵の娘なのか?」
「まあ、おそらくはあっているかと」
「....いいだろう、気に入った!俺と婚約する名誉をくれてやろう!」
「あ、謹んでお断りさせていただきます」
「なんだと!このエシル自らしてやってもいいと言っているのだぞ!」
「私上から目線な殿方はあまり好きではないので、模擬戦も私の判定勝ちのようなので失礼させていただきます」
「ふざけるな!どこに行く!話はまだ終わってはいないぞ!」
そして次の瞬間エシルのお目付け役兼友達のランシード公爵家の息子ウィリアム・ランシードが間に入っていった言葉は
「殿下そろそろ殿下の横暴ぶりも目に余ります」
「っ、わかった、だがこれだけは頼む、父様に正式にエリス・ガーデラント嬢に申し込むと」
「....伝えてはおきますので今日はもうお帰りください」
「....わかった、」
という会話をつゆ知らず魔法訓練場をあとにした私は
「この魔法の本面白いわね、」
と図書館に行って炎の魔法書初級を見て勉強していたのであった
入学式の翌日から騒ぎを起こしているが果たして平穏に学園生活を送れるのか!




