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おもう――藍の夜――

作者: 白夜いくと

実はそれほど強く望んじゃいないよ

あわよくば欲しいってモノなんだ


ただ、おもう


あれもこれもどれも

自分のモノになればいいって


でもそれらは既に人のモノ

私のモノじゃない


悔しい寂しいやるせない

その活力も一瞬で燃え尽きて

結果ばかり見て後悔しては

ボーっと空を見るのだ


実はそれほど強く望んじゃいないよ

あわよくば欲しいモノなんだ


ただ、おもう


あれもこれもどれも

自分のモノになればいいって


でもそれらは既に時のモノ

私は取り残されて


悔しい寂しいやるせない

その活力も一瞬で燃え尽きて

結果ばかり見て後悔しては

ボーっと空を見るのだ


今日の色は皮肉にも夢のようにキラキラしていた

数分ほどで真っ青な顔色になったが……


ほらまた私は時を描けなかった


ただ、おもう


これらの言葉たちは孤独だ

閉じ込めて申し訳ない


あぁ風がごうごうと窓を叩いている

そうか扇風機はいらないな


活力も一瞬で燃え尽き

ボーっと空を見るのだ


雲でさえも私の視界から消えて

藍深く染まる巨大な夜が迫って来る


それを見てつい本音が出るのだ


他人が羨ましいよ


さてカーテンを閉めようか

明日、言葉たちが解放されるために……

何となくで生きちゃダメなのかなぁ。


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