翠玉の月、一週目
今週も遅くなりました。
昨日は、先週に話をしていた巡礼の馬車が来ました。
予定通り、くじ引きの準備を始めたのですが。
予想を超える数の希望者で、なかなかくじ引きを始める事が出来ませんでした。
またも暴動寸前という所まで行きかけましたが、黒と白の戦士団の方が場を収めてくれました。
以下はその際のお言葉になります。
「巡礼の旅へ向かっていただけることは、黒の神も白の神も大変喜ばれるでしょう。しかし、今このような時にこそ、守る力が必要なのです。どうか、白の神の試練の一つとして、徒歩での巡礼を。もちろん、我々に出来る手助けは十分にさせていただきます。我こそはと思う者はいないか!」
このように呼びかけていただきまして、物見遊山だった者は早々に立ち去り、試練を望んでいた者は戦士団からの支援と聞き、より詳しく話を聞いていました。
おかげで、当初の目的だった巡礼の馬車は無事出発。
仕事は終わりかと思いきや、例の戦士団の方が話をしたいと呼び止められまして。
どういった事か聞きますと、先ほどの話は勢いで言った事で戦士団からの支援は今は無いとの事。
本部に要請を出せば、馬車と同じ頻度で護衛が来るけれど、今回熱が特に強い三名に場の流れで明日…つまり今日ですね。に、巡礼に行くぞ。と言ってたしまったそうで。
とりあえず、言い出した自分がしっかりと連れていくが、旅支度を融通してほしい。
あとで戦士団から金は払う。
と相談されたので、助けていただいたお礼として昨晩から今日の昼前まで各方面に頼み込んで、巡礼の準備をしてきました。
休憩として一休みして、気がついたらこんな時間でした。
先週から様々な準備で忙しいので、来週はゆっくり仕事が出来る事を祈りつつ、今週の週報を終わります。