表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱スキル《記録》しか持たない俺、気づけば世界最強の英雄になっていた  作者:
仲間集め編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/87

第11話 出会いは戦場の後で

暗殺者たちの襲撃から一夜。

 学園は騒然としていたが、王国軍の到着で事態は一応の終息を見せた。

 だが俺は知っている。これは終わりではなく、始まりだ。

 セシリアは王宮に報告へ、ライオットは王国騎士団との連携のために動いていた。

 そして俺には、ある考えが芽生え始めていた。

(……これ以上、ひとりじゃ戦えない)

 今回の襲撃で痛感した。俺ひとりでは、守れない。戦えない。

 だから――仲間が必要だ。

 そんな俺の前に現れたのが、金髪の青年だった。

 年は俺と同じくらいだろう。剣を背負い、どこか飄々とした雰囲気を持っている。

「お前がアレン・クロードか。昨夜、暗殺者を退けたって話、もう学園中が噂してるぜ」

 青年は軽く手を挙げた。

「俺はガイル。剣の腕にはそこそこ自信がある。――で、どうだ?俺を仲間にしないか?」

「……え?」

 あまりに唐突すぎて、思わず間抜けな声が出た。

 ガイルは笑いながら言った。

「昨日見たぜ、お前の戦い方。剣だけじゃねぇ、魔法まで使いやがって。面白ぇじゃねぇか」

「俺は別に、仲間を募集してるわけじゃ……」

「だろうな。でも、一人じゃ無理だ。お前の目がそう言ってる」

 ガイルは真剣な顔になった。

「この国、これからもっとヤバいことになる。俺の故郷も魔物のせいで滅んだ。だから……強ぇ奴と一緒に戦いたい」

 その瞳に、俺は少し昔の自分を見た気がした。

「……分かった。共に戦おう、ガイル」

 俺がそう言うと、彼は破顔した。

「よし!じゃあもう一人、紹介したい奴がいる」

「もう一人?」

「魔法使いだ。頭は切れるが、ちょっと口が悪い」

 新たな仲間の予感に、胸が高鳴る。

 ――俺の物語が、新しい形で動き始めていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
めっちゃ続きが気になる! 1話から読んでたけど、すぐに読み終わっちゃったよ!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ