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7/14

241番から280番

241

 何をやっても、そのブルームーンの扉は開かなかった。119へ戻って選びなおせ。


242

 大きなカチッという音がして、何かを引き潰す音が聞こえる。神社の一部が開くが、中には割れたガラスの瓶と、岩の床に撒き散らされた液体があるだけだ。あなたは間違ったボタンを押したようだ。肩をすくめ、あなたは船の旅を続ける。282へ。


243

 あなたはホムンクルスの言葉を覚えている。恐怖は幻覚だ。あなたはその言葉を繰り返し、心の中の勇気を呼びおこす。315へ戻って戦え。ただし、サイコロの目をふって1が出てしまった場合は、そのラウンドは行動できない。


244

 床全体が揺れ始め、あなたはキーキー鳴る宝石を抑えようと風に吹かれる葦のようによろめきながら歩いて行きます。しかし、振動によって、目の前のアーチ天井の通路を塞いでいた岩が動き、今まで隠れていたその後ろにある上へ登る石造りの階段が見えたので、あなたは急いでそちらへ向かう。295へ。


245

 巨大コウモリは、あなたが攻撃を仕掛けてくるとは思っていなかったので、最初の1ラウンドのみ、奴は行動できない。

 巨大コウモリ

 戦闘力 10

 精神力 6

 鎧強度 0

 生命力 77(以前の戦闘でダメージを与えていたら、その分差し引け)

 打撃力 サイコロ2つ+2

 機敏度 8

 戦って勝ったら125へ。もし空中歩道へと逃げ出すつもりなら204へ。


246

 そのドラゴンの宝の山から、あなたはどれを持って行くか決める事ができる。ここの宝の山を全て持って帰れれば、どんな金持ちよりも大金持ちになれるが、あなたの現在1番の関心事は地上と富ではなく、真のマグス達の復活を阻止する事だ。あなたは宝の山から役に立ちそうな武器と鎧を探す。やがて、鎧強度4のミスリル製の鎧を数着見つける。魔術師はこの鎧を着たまま、呪文を行使できる。複数キャラクターで遊んでいる場合、全員に行き渡る分だけある。

 武器の方は、操る者の戦闘力を2点増し、打撃力をサイコロ1つ分増やす魔剣が1本見つかる。複数人でプレイしている場合、誰が持つか決めよ。魔法のかかっていない剣はたくさんあるので、武器を持っていないキャラクターは、持っていって良い。

 魔法の楯も2つ見つかる。戦士は、利き腕の反対側の手にこの楯を持った場合、その手で攻撃することはできなくなる。この楯を持ったキャラクターが戦闘でダメージを受けた場合、サイコロを一つふる。1の目が出たら、そのダメージは楯が吸収するので、キャラクターは一切ダメージを受けない。呪文や飛び道具の攻撃からのダメージだったとしても、この楯はダメージを吸収する。2から5の目なら、通常通りキャラクターはダメージを受ける。そして6の目が出たら、その楯は壊れる。受けるダメージは通常通りだが、キャラクターシートから楯を消さなければならない。

 出発しようとした時、淡い革のポーチを見つける。人間の皮でできているように見えるので、あなたはそのポーチに良くない印象を抱く。ポーチを開けると、中にはひとつかみのダイヤモンドダストが入っていた。持っていくつもりなら、キャラクターシートに記せ。そして433へ。


247

(僧侶)

 あなたは悪霊払いを素早く、効果的に行った。幽霊はかすれるような声であなたに懇願しようとした後、恐怖の叫び声を発し、あなたの目の前で消え去る。

 他にやる事もないので、階段をのぼる。206へ。


248

 あなたは勇気を振り絞って巨人の大きく開いた顎の間を慎重に這って入ります。中はあなたが予想したような腐敗臭ではなく、ここの空気はわずかにカビ臭さが漂っているだけです。乳香のような匂いもします。

 あなたは注意深く進む。巨人の喉はあなたが立ったまま歩けるほどの大きなトンネルになっている。それはまるで、硬い殻又はキチン質のリングで構成されているように見える。肉体の腐ったものの痕はどこにもない。おそらくこの巨人はかなり昔に死んだのだろう。喉の内部の球根状の空洞に達すると、あなたの前に二つの道が出てくる。あなたはこの巨人の頭の方へいくか(414へ)、それとも胸部の方へ行くか(469へ)


249

 あなたはその百目鬼から距離を取ろうとするが、その百目鬼は、この迷宮内の作りについてよく知っているので、先回りをされたりして結局逃げられない。501へ進んで戦う事。


250

 TOKENという暗号がキャラクターシートに記されていれば77へ。そうでなければ422へ。


251

 あなたは探し続け、ついに魔法の弓と魔法の槍を一つずつ見つける。この魔法の弓から放たれた矢は、通常の2倍のダメージを与える(サイコロを一つふり、出目を2倍する)。魔法の槍は、一戦闘シーンにつき、一回だけ投げる事ができる。射程は3マスで、投げるキャラクターはサイコロ2つふって戦闘力と比較し、戦闘力と同じかそれ以下で命中。ダメージは投げるキャラクターの打撃力によらずサイコロ3つ分である。戦闘に勝った場合には、その槍を回収して、再び別の戦闘で使う事ができる。

 ここには他にも魔法の武器や鎧があるかもしれないが、探している時間は無い。14へ進んでクエストを続けること。


252

 狂気の波があなたを忘却の急流に引きずり込もうとします。しかしあなたはうまくそれをかわします。頭をふってスッキリした後で、あなたは前方へと跳んでそのブルーロッド(青い棒)を取ります。50という数字が刻まれています。キャラクターシートに青いロッドと50という数字を記すこと。

 ブルームーンの部屋を去って119へ進むこと。


253

 あなたは床に伏せますが、1メートルもある大きなトゲのある槍があなたの太ももに刺さります。もし複数で遊んでいる場合、誰に刺さったかサイコロをふってランダムに決めよ(もっとも小さな目を出し刺さったキャラクターが刺さった事になる)。刺さったキャラクターは槍を引き抜くが、サイコロ7つ分のダメージを受ける。鎧は無効。これで生命力が0以下になったキャラクターは、仲間に僧侶いる場合に限り、僧侶が生命力回復術で負傷者の生命力を1以上に戻せたら、死なずにすむ。ただし、時間をかける余裕はないので、僧侶による生命力回復術は一度しか使えない。

 生き残ったキャラクターがいる場合、次の行動を決めること。前へ進んで、最後の列の左端の石板に乗るか(208へ)、右斜め前の石板に乗るか(85へ)、右隣の、9枚の石板のちょうど真ん中の石板に乗るか(542へ)。


254

 キャラクターシートにCYCLOPSと暗号が記されていたら285へ。記されていなければ300へ。


255

 地下室を後にして、あなたは再びその城砦の暗いホールへと戻る。奥へ進んで、この城砦のより深い闇の中へと入っていくなら377へ。右手に見えるドアへ入ってみるなら340へ。


256

 あなたはこの不快な場所にウンザリしており、今あなたが対処しなければならない当面の相手は、ものは、汚れたマグスどもを神のように崇拝する狂った愚か者の集団です。あなたの血は沸騰し、ときの声をあげながら、あなたは奴らへと突進する。武器を振り回しながら突進するあなたを見て、奴らのうちの何人かは怯えて背中を向けて逃げ出す。152へ進んで戦え。ただし5番と6番の狂信者達は逃げ去っているので、この戦いには参加しない。


257

 あなたはその銅の飾り物を取る。それは再行動のお守りだ。もしあなたが1人だけで冒険している場合、このアイテムは何の役にも立たない。複数キャラクターでプレイしている場合、仲間のうちの誰かが死んだら、このお守りを首にかけてやると生き返る。ただしゾンビとして。生き返ったキャラクターはいかなる意思決定もできず、首にお守りをかけてくれたキャラクターの指示のみに従う。クラスの特殊能力も失われているので、例えばそのゾンビが生前、僧侶だったとしても「僧侶がいれば」という選択肢は選べないし、生命力回復術や悪霊払い、空中浮遊なども使えなくなっている。このゾンビは、武器は使えるが魔法は使えなくなっている。ゾンビとなったキャラクターは、戦闘力、精神力、機敏度は生前より1点低くなるが、生命力は生前の最高点より10点高い。また今後の戦闘などでゾンビ以外のキャラクターが全員死亡した場合、ゾンビだけで冒険は続けられず、ゲームオーバーとなる。

 慎重にあなたは死の女王の死体から離れる。死の女王がアイテムを取り返そうと起き上がるかもしれないと思いながら。

 しかし、何も起きない。あなたはプレイグスターの部屋を去る。119へ。


258

 その廊下は、細い石橋がかけられた深い峡谷に通じている。冷たく、悪臭を放ち、湿った空気がその裂け目から立ち上がってきます。石が崩れる音がする。橋から岩の塊が裂け目に音を立てて落ちていく。先ほど聞こえた音はこれだったのだろう。やがてその石橋は完全に崩れ始めます。あなたはドアに戻って部屋に戻るか、崩れかかった橋を渡るか今すぐ決断しなければなりません。

 崩れかけの石橋を渡って向こう側へ行くなら103へ。そんなことはせず引き返すなら291へ。


259

 何をやってもそのドアはびくともしなかった。119へ戻って選びなおせ。


260

 あなたは今や、下の洞窟のトーチの光が届かない上方の暗闇の中へと登っている。上へと登るにつれて、階段があなたの重さに耐えかねるように揺れ始め、あなたを振り落とそうとする。今や下の洞窟の床は遥か下だ。あなたはスパイトの2つの塔のうちの1つへと入ったのだ。上を見ると、巨大なコウモリのような生き物がまぶたの無いガラスのような目であなたを見下ろしており、あなたはゾッとする。そいつらは急降下してくるとあなためがけて襲いかかってくる。

 あなたは、この場で何かアイテムを使うか(214へ)、階段を駆け上がるか(284へ)、駆け降りるか(39へ)決めよ。


261

「そのブルームーンの部屋は、まさに危険な場所です。高貴なる王よ、あなたはそこへ行かねばなりません。クエストを成功させたいなら、あらゆる扉の先まで探検しなければなりません。あの青いドアの向こうには幻影が広がっているので注意しなさい。どんな犠牲を払ってでも、あなたの貪欲が導く誘惑に抵抗してください。また、自分の感じた事を信じないでください」

 各キャラクターのキャラクターシートに、BILEという暗号を記せ。150へ。


262

 その鳥の像の頭の後ろには、小さなノブとレバーが並んでいる。これが昔のマグス達の使った理解し難い魔法装置の一つだろうとあなたは想像する。そればかりではなく、鳥の形ということは、これは空を飛べるのではないだろうか?もし飛べるなら、コールドロンの亀裂を越えてスパイトの遺跡へ行くにはピッタリだ。

 もしあなたが、よく分からない機械を操作するのは危険すぎると思うなら、448へ戻って別の選択をせよ。

 もしあなたが、鳥の像に乗ってレバーを引いてみるなら502へ。ここに魔術師がいて、ファルタインを呼んでみるなら75へ。


263

 あなたは、切り出した大きな石のブロックで作られた巨大な円形の部屋へと入る。周囲の壁には5つのドアが設けられている(あなたが入ってきたドアの他に、5つのドアがある)。それぞれのドアには天文学的なシンボルがあり、真のマグスの象徴のうちの一つが描かれている。それぞれのドアは、真のマグスの紋章と印章も刻まれている。赤いドアはレッドデス、青いドアはブルームーン、白はホワイトライト、緑はプレイグスター、金はギフトスターだ。

 部屋の中央には、輝く鋼鉄の円形のブロックが設置されている。直径は約2メートル。円の中心には鍵穴のようなイレギュラーな形の穴がある。

 さて、どのドアを試す?レッドデスの赤か(203へ)、ブルームーンの青か(99へ)、プレイグスターの緑か(264へ)、ギフトスターの金か(354へ)、ホワイトライトの白か(330へ)。

 もしホムンクルスを連れていて、やつの助言を聞くなら82へ。


264

 もしあなたが緑のロッド(杖)を持っていたら65へ。持ってなければドアは開く。292へ。


265

 あなたは次元転移装置で、非物質化する時の奇妙な感覚に備える。しかしなんということだ。この転移装置は罠が仕組まれていたようだ。あなたは、コールドロンの亀裂を越えてスパイトの遺跡へとテレポートできた。しかし、ブラッドソード以外の所持品は全て失ってしまっている。ブラッドソード以外のいかなる武器も無く(複数キャラクターでプレイしている場合、誰がブラッドソードで戦うか決めよ。他のキャラクターは、今後の冒険で武器を見つけるまで素手で戦う事になる。戦士以外のクラスで素手で戦う場合、戦闘力と打撃力から2点ずつ差し引く事)。鎧も全員無いので、今後の冒険で鎧が見つかるまで、受けたダメージはそのまま生命力の減少につながる。アイテムも全て失うので、回復薬などをここまでの冒険で手に入れてたとしても、それも全て失う。金貨もない。キャラクターシートからブラッドソード以外の所持品を全て消し、所持金貨は0枚に変更しておく事。

 あなたは今いる遺跡の建物の中のホールから、更に遺跡の建物の奥へと向かう、アーチ天井の通路へと入る。ここは迷宮への入り口のようだ。アルコーブがあり、5つの棺がアルコーブの中に入っている。銅、銀、ブロンズ、金、そして鉄の棺だ。

 もしあなたが、これらの棺のどれかを開けるなら63へ。棺は放っておいて迷宮へと入るなら2へ。


266

 あなたはそのドアをくぐり、灰色の石畳の廊下へと出る。床には赤いカーペットが敷き詰められ、金の縁取りがされている。

 もしあなたがこの廊下を進むなら398へ。円形の大きな部屋に戻って別のドアを選ぶなら119へ。


267

 その卵か種子のさや(さなぎ状の何か)は簡単に壊れ、小さなクリスタルのカケラがあなたの足元に散らばる。それらのクリスタルは虹色に輝き、ちょうどオイルの染みが虹色に見えるのと同じような感じで虹色になっている。良い匂いがそのクリスタルのカケラからはする。あなたが望むなら、これらの色付きのクリスタルを持って行っても良い。もし持っていくなら、キャラクターシートに記せ。ひとつかみの色付きのクリスタルのカケラは、所持品1つとみなす。

 では200へ。


268

(視力を失ったキャラクター)

 もしあなたが1人で冒険しているなら、これで冒険は終わりだ。視力なしではこの迷宮で一時間と生き延びられない。

 もし仲間がいるのなら、仲間の助けで冒険は続けられる。ただし戦闘時は、戦闘力を6減らす事(それで1以下になる場合、戦闘力は2として戦う)。射撃術も使えなくなる。あなたが魔術師なら、隣接したマス目の敵か、自分自身を対象とした魔法しか使えなくなる。また、今後の冒険で目が見えるキャラクターが全員死んだ場合、目が見えないキャラクターだけが生き残ったとしても、その時点でゲームオーバーとなる。

 目が見える仲間がいるのなら、以上の点を注意の上、50へ進んで冒険を続けよ。


269

 あなたは外套をその妖精を閉じ込めているガラスのベルにかぶせる。

「あら」妖精がつぶやく。「真っ暗になったわ。私を解放して」

 妖精の声は弱くなっていく。もしあなたがこの妖精を解放するなら519へ。外套をここに置いたまま立ち去るなら、キャラクターシートから外套を消して305へ。


270

 あなたが、その難民を助けようと走り出すと、あなたに気づいた黒い仮面の乗り手達は、あなたの方へ襲いかかってくる。

 黒の仮面の乗り手

 戦闘力 7

 精神力 7

 鎧強度 4

 生命力 25(4人とも同じ)

 打撃力 サイコロ3つ

 機敏度 7


 馬

 精神力 5

 鎧強度 3

 生命力 30(4頭とも同じ)


 あなたは乗り手ではなく、馬を攻撃しても良い。馬が死んだら、乗り手は1マス前方へ投げ出され、サイコロ2つ分のダメージを受ける。このダメージに鎧は無効。

 黒い仮面の乗り手達は斧で戦う。斧の攻撃でダメージを受けたキャラクターは、ただちに314へ進め。この時マップに敵味方の位置を記してからいくこと。

 森へと逃げるなら353へ。勝てば549へ。


271

 そのポーション(縮小薬)は、カタクラフトの顔にかかるが、やつは氷の兜で武装しているので、まずそちらにかかる。飲んで効果をあらわす縮小薬を、かけるだけで効果が見込めるかもしれないと踏んだのは、少し甘すぎたかもしれない。カタクラフトは小さくはならない。兜も冷たいので、かかった縮小薬は兜の表面で凍りついただけに終わる。キャラクターシートから縮小薬を1回分消せ。また、縮小薬を投げつけたキャラクターは、戦闘の最初のラウンド何もできない(縮小薬をかけた行動が、第一ラウンドの行動とみなされるため)。

 カタクラフト

 戦闘力 8

 精神力 8

 鎧強度 5

 生命力 90

 打撃力 サイコロ6つ

 機敏度 8

 後ろの階段へと逃げ降りるなら278へ。戦い続けて勝てば48へ。


272

 クリスタルの棒を壊すのは、ほんの一瞬の作業です。壊すと同時に、金の炎と光と輝く霧が発生して、視界が晴れるとそこには黒と黄色の服を着た悪魔が現れます。

「解放してくれてありがとう」と悪魔は言う。「さて、謝礼だが…」

 そいつは角笛をコップにして、悪臭のする液体をその中に注いだ。その悪魔は、まず自分でそれを飲み、次にあなたにそのコップを渡す。飲めということらしいが…

 飲んでみるなら391へ。断るなら64へ。


273

 あなたは、その塔の平らな屋上へと登る。大きな広場になっていて、何がしかの召喚のマークがされている。中央には大きな五芒星が描かれており、その真ん中にはイケニエらしい5人が縛られて逃げ出せないようにされている。五芒星の五つの頂点には、ローブを着た5人の魔術師が1人ずつ立っている。彼らは真のマグス達の復活の儀式を指揮する狂信者達の指導者層で、その各々から強力な魔力を感じる。彼らはあなたを憎らしげに見るが、攻撃はしてこない。

「遅かったな」そのうちの1人が叫ぶ。「世界は終わりだ。真のマグス達の手の中に」

 彼らは詠唱を始める。すぐに不気味な風がふき、死の静寂が屋上を覆う。それから、この世ならざる不気味な音楽が聞こえ始める。それはどこか遠くから聞こえてくるようだ。上から虹色の光が差し込み、あなたが上を見ると、マグス達の5つの星が塔の真上に集合し、ほとんどくっついているように見える。また、不気味な音楽は、どうやらその五つの星から聞こえて来るようだ。目の前で行われようとしている儀式は、真のマグス達が神として地上に戻って来るための儀式に違いない。

「急ごう」とカルナズ。「召喚の儀式はまだ完全には終わっていない。もし5人の狂信者達のリーダーが儀式の歌を歌うのをやめたら、もう奴らを殺してはならない。儀式の歌が終わった後の奴らの死は、真のマグス達の復活のエネルギーとなってしまうのだから。倒すなら、儀式が完成する前に」

 196へ。


274

 あなたはコールドロンの、まさに縁にいる。見下ろすと、数千メートル下から硫黄の煙が上がって来るのが見える。そして正面には、コールドロンの亀裂の向こう側に玄武岩のブロックを積み上げて作られたスパイトの遺跡が、下から噴き出す蒸気の隙間から見える。真下からの地獄の炎は、あなたを後ずらさせ、硫黄の臭いのためにあなたはローブで鼻腔を覆う。あなたはコールドロンの亀裂を横切って、中の遺跡へ向かう道がないか探し回る。448へ。


275

 あなたは塩を、氷で覆われたドアへ投げるか(31へ)、カタクラフトの槍に投げるか(135へ)、カタクラフト自身へと投げるか(54へ)


276

 あなたは、その枯れて乾燥した植物で構成された庭園へ入る事もできる(386へ)。縦穴のそばの人間の死体らしい物を探ってみるなら106へ。縦穴それ自体を探るなら445へ。木製の格子模様の入った上へ向かう階段を上がるなら327へ。広い儀式用と思われる荘厳なら作りの上へ向かう階段を上がるなら403へ。


277

 その宝石は、まるで生きているかのようにあなたの手の中で脈うち、キーンという音は大きくなっていきます。あなたは上の暗闇から、天井部分が崩れ落ちるのを見る。宴会場へ入ると押し潰される危険はある。しかし、だからといって今いる場所が本当に安全なのだろうか?宴会場の向こうに、アーチ天井の通路がかすかに見える。遠い昔にこの宴会場を作るときに塞がれたようなのですが、この宴会場自体が崩れかかっているので、塞がれた通路が再び姿をあらわしたのだろう。もしかすると、その先に上へと戻る道があるかもしれません。

 もしあなたがこのままこの暖炉の中にとどまるなら427へ。縦穴の所までダッシュで戻るなら296へ。もしあなたが、再び姿をあらわしたアーチ天井の通路の方へ向かうなら244へ。


278

 追跡の音が聞こえないので、あなたは階段を降り切る所で振り返って後ろを見る。カタクラフト(氷の戦士)の姿は見えない。そしてブロンズのドアの氷は溶けている。あの戦士はブルームーンのイタズラ心旺盛な幻覚だったのだろうか?

 再び階段を上がって確かめるつもりなら233へ。このままこの階段は降りて、他の事をするなら276へ。


279

 あっという間にあなたは、その遺跡までの残りの部分のテレポートを完了させる。あなたは今、柱が立ち並ぶ大通りのひび割れた大理石の敷石の上に立っています。あなたは酸性の煙と巨大なシラミから逃れました。しかし、疑いようもなく、スパイトはそれ自体が恐怖を抱えています。

 あなたの目的はスパイトの城砦の中心へ続く道を見つけること。あなたは近くの建物の入り口をいくつか調べるが、ほとんどが何トンもの溶けた瓦礫の下に埋まっている。付近を探索し、最終的にあなたは部分的に崩壊したパビリオンの一階部分を掘り、地下へと続く広い階段を見つける。他に道は見当たらないので、あなたはその階段を降りる。376へ。


280

 そのレザーバード達は、恐ろしいスピードで獰猛なうなり声をあげながらあなたの方へ飛んで来る。バジリスクはあなたの方へゆっくりと視線を向け、アイスベア(氷熊)もあなたの方へ向かって来る。

 バジリスク

 戦闘力 6

 精神力 8

 鎧強度 1

 生命力 24

 打撃力 サイコロ2つ

 機敏度 6

バジリスクの目を見てしまった者は即死する。バジリスクと隣接するマス目にいるキャラクターは、毎ラウンドサイコロを一つ振る。出目が1か2なら目を見たことになり即死する。バジリスクに隣接していないキャラクターも同様にサイコロを一つ振り、出目が1なら同じく目を見てしまい即死だ。サイコロを振るタイミングは、毎ラウンドの一番最後だ。なお、望むなら目を閉じて戦っても良い。ただしこの場合、戦闘の命中判定のサイコロは3つ振らねばならない。また魔法と飛び道具は使えなくなる。

 アイスベア

 戦闘力 8

 精神力 5

 鎧強度 2

 生命力 38

 打撃力 サイコロ4つ

 機敏度 8

 アイスベアは全身を鋭いトゲで覆われており、奴に接敵してダメージを与えたキャラクターは、その度にサイコロ1つ分のダメージを受ける。このダメージに鎧は有効。また当然ながら魔法でダメージを与えた場合には、トゲによる失点はない。

 レザーバード

 戦闘力 9

 精神力 9

 鎧強度 0

 生命力 2(6匹とも同じ)

 打撃力 サイコロ1つ

 機敏度 7

 レザーバードは小さいので、戦闘や射撃でのサイコロは一つ余分に振る事(もしあなたが目を閉じているなら、4つ振る必要がある)。また、奴の嘴は鋭く、鎧の隙間からダメージが入るので、奴らの攻撃に対しては、あなたの鎧強度は本来より1点だけ低くなる。これはレザーバードの攻撃に対してだけだ。

 戦闘が始まったら、第一ラウンドに限り、逃げ出す事は可能だ。逃げるなら393へ。第二ラウンドに突入したら、もう逃げられない。この場合、どちらかが倒されるまで戦う他ない。戦って勝ったら210へ。

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