あとがき
あとがき
皆さん、初めまして。三浦芽衣です。
この作品が、私の処女作ということになります。本作に携わっていただきました関係者の方々には本当に感謝しています。
私の話にはなってしまいますが、私は小説家になりたかったわけではありません。ですので、これ以降、執筆することはないと思います。もしかしたら、あなたがこのあとがきを読んでいる頃には警察に捕まっているかもしれませんね。
それはそうと、私はとある感覚を持っている人を一人でも多く、探し出したいわけです。その感覚とは、本作のテーマにもなりました、「愛したものをこわしてしまう」といったもの。これがどうも普通の感覚じゃないらしく、私はとても苦しみました。
この感覚に共感できる、といった方は私のSNSまでご連絡いただけますと幸いです。そうなんです。作中に出てきたメイのSNSアカウント、実際に存在するんですよ。私が学生だった頃、実際に使っていたものです。
この物語の主人公、メイですが、既にお察しの方もいるかもしれませんが、”私自身”をモチーフにしております。なにせもう10年以上も前の話になりますから、当時の行動や心情を思い出すのに苦労しました。ただ、苦労の甲斐もあってか、かなり当時の状況を再現できたと思います。思ったよりもメイが狂気的で矛盾の多い存在だったため、ところどころ想像で書いた部分も存在しますが。
私の人生、最初で最後の小説を読んでくださりありがとうございます。
この小説を読んでくださった読者の方々が
大好きです。愛してます。