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令嬢諮問魔術師の事件簿

令嬢諮問魔術師の事件簿 ――深夜のメッセージ

作者: 真魚

 コツ・コツ・コツーー……


 窓の外から小刻みに響く硬い小さな物音に気付いてエレンは目を覚ました。



 ――なぁに? 啄木鳥がいるの?



 半分ぼんやりしたままそんなことを思ったのは、今しがたまで眠りの底で、生家であるセルカーク荘園の林で遊んでいた子供時代の夢を見ていたためだ。


 だが、すぐに思い出す。



 ――わたくしは十三の子供ではなく、もう二十五にもなる一人前の諮問魔術師(コンサルテイティヴ・マギステル)で、ここはセルカークの荘園邸ではなく、首都タメシス市域ドロワー通り三三一番地の念願の事務所兼下宿だったわ。



 そして今は十二月十五日――


 もうじきクリスマスだ。

 クリスマス前には必ず帰ってくるよう生家から何度目になるか分からない手紙が届いたばかりだ。


 だから、きっとあんな夢を見たのだろう。



 コツ・コツ・コツ。


 

 窓の外から硬い小さな音が響き続けている。


 何かが呼んでいるようだ。 



 寝室の暖炉には石炭の欠片が燃えているが、室内は寒々としている。


 エレンはベッドから滑り出ると、掌を広げて自分の契約魔を呼んだ。


「サラ、出てきて頂戴」


 途端、淡い金色の微光が柱のように立ち上り、赤い小さな火蜥蜴(サラマンダー)が浮かび上がるように現れた。

 火蜥蜴のサラはブルブルっと体を震わせてシャンパンゴールドの微光の粒子を振り払うと、全身を焔の塊みたいな黄金色に輝かせ始めた。

 みるみる室温があがってゆく。

 エレンはほっと息をついた。

「ありがと。今にも凍え死んじゃうかと思った」

「さもあろうな」と、小さな火蜥蜴が渋い男声で応じる。「エレンよ、この真冬の真夜中に裸足で寝床の外に立っているなど、儂には正気の沙汰とは思えん。一体どうしたのだ? 幽霊でも出たのか?」

「幽霊は出ていないわ。たぶん伝令者(メッセンジャー)よ」

 サラが小さな皮翼をパタパタさせて飛び上がり、定位置であるエレンの右肩にとまる。柔らかなフランネルの寝間着の生地越しに、小さなちいさな焼き鏝をぎゅっと押し付けられたような熱さが走る。エレンは慌てて自分の体の表面を淡い金色の魔力(グラマー)で覆った。


 

 コツ・コツ・コツ・コツ。



 窓の外からの音が大きさを増している。

 外の何かが焦れているようだ。


 エレンは窓辺へ歩み寄ると、ダークブラウンの厚地の絹のカーテンを少しだけ開いた。途端、夜の闇を透かして滑らかな漆黒に見える窓ガラスの向こうに一対の金色の光が見えた。


 真ん中に縦長の黒い瞳孔を切れ込ませた濃い金色の目だ。

 暗い深紅の縁取りがあり、反りのある漆黒の睫に縁取られている。


 エレンは慌てて窓を開けながらその特徴的な眸の持ち主の名を呼ばわった。

「アラビス! 一体どうしたの?」

 窓の隙間から凍てついた外気が鋭く吹き込んでくる。

 その風とともに室内に黒い小さな影が飛び込んできた。

 大きさは猫ほどで、身軽さも猫同様。



 だが、その影はもちろん猫ではなかった。



 闇に溶け込むような漆黒の毛並と黄金色の蹄、濃い赤褐色の翼と同じ色の鬣を備えた小さな有翼馬(ペガサス)だ。


 有翼馬は前足の蹄でカッカッと床板を叩いて体勢を整えてから、いきなりブルブルっと震えて、六歳児が乗れる玩具の木馬ほどにも大きくなった。

 先端が鈍い金色を帯びたゴージャスな赤褐色の翼が広がって壁につかえる。


「おおう」と、火蜥蜴(サラマンダー)が愕く。「翼と蹄もつ姫よ、いつ見ても見事な翼じゃが、室内でそのサイズはちーっとばかし大きすぎやせんか?」

「私本来の大きさを考えればこれでも小さなものだ」と、有翼馬(ペガサス)のアラビスは深みのあるアルトで応え、エレンに向けて長い首をゆっくりと低めた。「久しいなセルカークの魔女。フレデリックから伝言(メッセージ)だ」

「組合長から?」

 エレンは慌てて訊ねた。「こんな夜中に、サー・フレデリックに何かあったの?」


 サー・フレデリックは、エレンも属しているこのアルビオン&カレドニア連合王国の首府タメシスの魔術師組合の組合長で、アラビスはその契約魔だ。

 王室に仕える魔術卿(ロード・マギステル)と並んで連合王国最強であろうタメシス魔術師組合の組合長が、独立半年目の新米令嬢魔術師の事務所に深夜の使いを寄越すなど――一体何が起こっているのだろうか?


 不安に駆られて訊ねると、アラビスはヒヒンと白い歯をむき出して笑った――美しい姿に似合わず、大層馬らしい笑いだ。

「彼は無事だ。どうもしていない。ただ急ぎの伝言があるのだ」

「どのような?」

「国会議事堂の大時計が深夜の鐘を打ち始めたらタメシス大橋の真上に飛んで、ルディ川が赤々と輝くように上空から照らして欲しいと。翼もつ焔の伴侶たるセルカークの魔女になら容易くできるだろう?」

「そりゃもちろんできるけど。――わたくしと言うよりサラがね。でも、組合長はどうしてそんなことを?」

「なぜとはまだ聞いてくれるなと言っている。しかし、フレデリックからの依頼なのは確かだ。引き受けてくれれば後払いで依頼料も払うそうだ。私はこの通り蹄しかないからな。証拠は何も運んでこられなかったが――」と、有翼馬が首を垂れてしまう。

「私はたまに思うのだ。こういう仕事は私よりいっそ伝書鳩のほうが巧くやるのではないかと。彼らは有翼馬(ペガサス)よりずっと目立たないだろうし」

 だいぶしょげているようだ。

 エレンは慌てて膝をつくと、冷たく滑らかな天鵞絨みたいな手触りのアラビスの首を撫でた。

「何を言うのアラビス! 鳩は夜には飛べないし、何より喋れないでしょう? もちろん、証拠はあなた自身で充分よ。サー・フレデリックの契約魔が彼の言葉を誤って伝えるはずはないもの。分かりました。引き受けます。――サラ、お願いできる?」

「当然じゃ」

 エレンの契約魔はいっそ不本意そうに答えた。

 エレンと火蜥蜴が請け合うと、有翼馬(ペガサス)は安心したように嘶き、また猫のサイズに戻ると、細く開けた窓から外へ出て、翼を広げ、夜の闇へと溶け込むように北へと遠ざかっていった。



「……仕事は見届けないのね」

「他にも用事があるのかもしれんのう」



 月の位置からして深夜はもうすぐのようだった。


 そのまましばらく待っていると、国会議事堂の大時計の鐘が鳴り始めた。

 エレンは再び窓を開けながら命じた。

「サラ、橋の真上で輝いて! 真夜中の太陽みたいに!」

「承った」

 答えるなり、火蜥蜴が皮翼を広げてまっすぐに南へ飛んでいった。


 首府タメシスの中心たる市内(シティ)のあるほうだ。

 同じ向きに円く小さく輝かしい白い満月が出ている。


 赤い小さな塊は輝きを保ったまま遠ざかり、ルディ川に架かる大橋のはるか上で静止したかと思うと、月よりもさらに輝かしい赤らんだ黄金色の光を放ち始めた。


 まさに真夜中の太陽だ。

 歯の根が合わなくなるほどの寒さを感じながら、エレンは惚れ惚れと仰いだ。


 仰ぎながらも疑問は抱いた。


 組合長は何故こんな奇妙な仕事を唐突に頼んできたのだろう?




 ――翌日である。


 深夜の鐘が鳴る間じゅう窓を開けて南の空を仰いでいたエレンは覿面に風邪をひいた。


 夕べひと働きしたばかりの火蜥蜴(サラマンダー)が、暖炉の灰のなかで自らの体を赤々と輝かせながらガミガミと小言を言う。

「エレンよ、そなたもう少し分別というものを弁えてはどうじゃ? 真冬の夜中に半時間も窓をあけて空を見上げるなど!」

「半時間も見上げてないわ。せいぜい十五分よ」

「裸足で寝間着のままな!」

 サラがぽっぽっと小さな焔の塊を吐きながら怒るおかげで、さほど広からぬ室内は夏の真昼みたいに暖かだった。

 じきに、階下に住み込んでいる秘書兼家政婦のミセス・マディソンが厚手の陶器のマグカップに入れた熱々のエッグノッグを運んできてくれた。


 大都市圏であるタメシス市域では手に入りにくい新鮮なミルクと卵を混ぜ、ブランデーを加えて砂糖とシナモンで味をつけた熱く甘く贅沢な飲み物だ。

「ありがとうミセス・マディソン」と、エレンはベッドに上体を起こしながらガラガラ声で礼を言った。

 光沢のあるダークブラウンの髪を大きな栗みたいなシニヨンに纏めた若々しい見た目のミセス・マディソンは、

「いえこれも仕事ですから」

 と、いつもの平坦(フラット)な声で応えてから、マグと一緒に盆にのせてきた四折版のタメシス・ガゼット新聞をサイドテーブルにおいた。


「ご婦人よ、ご面倒じゃが焔を熾してくれるか?」と、暖炉のなかから活ける焔たる火蜥蜴が頼む。

 マディソンはぴくりと眉をあげた。

「火蜥蜴どのも今日はお休みですか?」

「儂を呼び出したままでいるとエレンは体力を使うのじゃ」

「あら、そうだったのですか?」と、マディソンは少しばかり焦った。「分かりました。すぐ石炭を持ってきます。ところでミス・ディグビー」

「なあに?」

「実は、卵と牛乳を買いにリバーサイド市場まで出たとき興味深い噂を聞きましてね」

「まあありがとう。わざわざリバーサイドまで行ってくれたのね。噂ってどんな?」

「なんでも、夕べの真夜中、ルディ川の水面が南から赤い焔に照らされて燃えるように輝いていたのだとか。川べりの住民はみなタメシス橋が燃えているのだと思ったようですよ」

「あ、あらそうなの」

 熱々のマグを両手で持ちながら、エレンはぎこちなく笑ってごまかした。「でももちろん、橋は燃えていなかったのでしょう?」

「ええ勿論」と、マディソンは応え、油断ならない猫のような眸で暖炉の火蜥蜴を一瞥してから、

「すぐに石炭を運んできます。着火はお願いしますね。――ここは橋ではありませんから、いくらでも燃やしてくださって結構ですよ?」

 と、言い置いて部屋を出て行った。



 パタン、とドアが閉まったあとで、エレンとサラは目を見合わせた。

「――ねえサラ」

「なんじゃ?」

「ミセス・マディソンは気づいていると思う?」

「当然気づいていような」と、火蜥蜴はポッと小さな焔の珠を吐いた。「翼と蹄もつ姫の伴侶は、なぜあのような伝言(メッセージ)を寄越したのであろうなあ?」


 その答えはエレンにも勿論分からなかった。




 熱々の甘いエッグノッグと暖かい部屋のおかげで、エレンの風邪は三日ですっかりよくなってくれた。その日の午後にサー・フレデリック当人が事務所(オフィス)を訪ねてきた。


 首府タメシスとその近郊で開業する二五〇人余りの魔術師を束ねるタメシス魔術師組合の長であるサー・フレデリックの見た目は三十半ばほど、獅子の鬣を思わせるフサフサとした金褐色の巻き毛と濃いブルーの眸、顎に窪みのある古典的な美貌を備えたゴージャスな美男子だ。


「久しぶりだねミス・ディグビー。先日は助かったよ。正規の料金をお支払いしよう」

「そんな、お気になさらず。あんなのは手すさびですもの」

 エレンが慌てて否むと組合長は苦笑した。「ミス・ディグビー、こうして事務所を構えている以上、自分の能力を徒に安売りしてはいけないよ。幸運なる偶然のおかげで地主階級に生まれたあなたや私は失業しても最悪食うには困らないが、文字通りこの仕事を生業としている同胞たちは、魔術が値崩れを起こしたら明日のパンにも困るんだ」

「――はいサー、心がけます」

 エレンは恥じ入りながら答えた。


 せいぜい十ほどしか年長には見えないのに、組合長の前に出ると、自分が読み書きを習い始めたばかりの小さな子供に戻ってしまったような気後れと緊張を感じる。


「すまないね、きついことを言って。君を見ているとこの仕事を始めたばかりの頃の自分自身を思い出すんだよ」

「光栄です。すぐ勘定書を用意します」

 勘定書といっても大した項目はない。

 経費もなにもない技だったから、時間単位で決めている「火蜥蜴使用料」だけだ。


 そこまで考えたところで、エレンはハッと気づいた。

 よく考えたらもう一つ項目ができる――かもしれない。

「ところでサー」

「なんだね?」

「秘密保持費はいかがいたします? それなりの額をいただければ、警視庁(ヤード)からの捜査でないかぎり、先日の件は誰にも口にしませんが」

 上目気味に見上げて揶揄うように訊ねても、組合長は動揺しなかった。

「幾らだね?」

「正規料金の五割増しです」

「五割か――じゃ、それはいい。どちらにしても、あなたは顧客情報をクリスマスパーティーの話題にするタイプの無責任な魔術師ではないだろう?」

「ええ勿論、そんなこといたしませんとも!」

 エレンが噛みつくように言い返すと、サー・フレデリックは声を立てて笑い、規定通りの手数料を即金で払ってくれた。

「ではミス・ディグビー、よいクリスマスを。サラにもよろしく伝えてくれ」

「ええサー。あなたとアラビスも、よいクリスマスを」



 事務所(オフォス)はそのあとも一日開けていたが、あまりに客が来ないため、エレンは今年の開業は切り上げて、クリスマスを過ごしにセルカークへ帰ることにした。


 長距離乗合馬車で半年ぶりに帰った生家の荘園邸(カントリーハウス)には思いがけない先客がいた。

 この頃キナ臭い大陸とのあいだの海峡の警備のために勅任艦長として航洋艦(スループ)に乗っているはずの長兄のコーネリアス・ディグビーである。


 エレン自身とよく似たすらっとした長身に赤みがかったブロンド、陽気そうな明るい茶色の眸をしたコーネリアスは、玄関広間に旅装のエレンが入ってくるなり、繊毛の先に粉雪の凝った馬毛織の厚手の外套ごと、長い両腕で妹の体を抱きしめた。


「久しぶりだねエレン! どうだい事務所(オフィス)の調子は?」

「上々よコーニー! それよりどうしてここに? 今年はカーリー海峡の警備が厳しいから帰れないって話だったのに!」

「どうしてだかは分からないけど、王宮から急に引き上げ命令が出たらしい」と、コーネリアスは妹の外套を手ずから脱がせてやりながら答えた。「吃驚したよ。十日ばかり前に急に報せが届いたんだ」

 そこまで聞いたとき、エレンはハッとした。

「ねえコーニーーー」

「なんだい可愛い妹よ」

「その報せって、もしかしたら十二月十五日に届かなかった?」

「ああ、たぶんそうじゃないかな?」と、あまり物事を深く考えないタイプのコーネリアスは頷いた。「おかげで僕はこうして久々に君の顔を見られるってわけだ。謎の報せ万斉! ところでサラは元気かい?」

「ええ大いに元気よ。その気になればタメシス橋を燃やせるくらいにね」

 答えながら、エレンはふつふつとした怒りが湧きあがってくるのを感じていた。



 ――謎は解けたわ。




 クリスマス休暇が明けてすぐに首府タメシスに戻ったエレンは、事務所に落ち着くとすぐに、市内(シティ)ブルックゲート通り三番地の魔術師組合の会館を訪れた。


「やあミス・ディグビー。今日はどうしたね?」

 組合長は二階の事務所でエレンをにこやかに迎えた。

 ふさふさとしたゴージャスな巻き毛に縁取られた顔はいつも通りすばらしく魅力的だ。

 エレンはその古典的な美貌を立ったまま睨みつけた。


「サー・フレデリック、ひとつお話が」

「なんだね?」

「先日の御依頼の件です。あなたがなぜあの夜わたくしの火蜥蜴にタメシス橋を照らされたか、その目的を推理しても?」

「もちろん構わない。どうしてだと思うんだい?」

「あくまで推理ですけれどね、あなたはあの夜王宮からの密かな依頼でアラビスを即急に南へ飛ばしたかったのでは? 彼女は夜のような漆黒ですからね、月のない夜なら誰にも見つからずに飛ぶには最適です」

「――そうだね。月のない夜ならね」

 サー・フレデリックが諦めたように頷く。

「しかしあの夜は満月だった。月明かりのなかのアラビスはとても美しいのだよ。――彼女はいつだってとても美しいが」

「そうですね」と、エレンは事務的に答えた。「そのとても美しく、明るい月光のなかでは真夜中でも人目を引く可能性のある契約魔を南へ飛ばすために、あなたには目晦ましが必要だったのでは?」

 エレンは急所に斬りこむように訊ねた。



 ――タメシス魔術師組合は、憲章に「軍事不介入」を掲げている。

 王宮から沿岸警備の海軍艦隊へ伝令を送る行為は、おそらくはすれすれギリギリの違反行為だ。アルビオン各地に隠棲して隠然たる力を保っているうるさ型の長老(エルダー)たちに知られたら、たとえ組合長であろうと組合を追放されかねない。


「――もしそうだったとしたら、あなたはどうするね?」

 サー・フレデリックが濃いブルーの眸で鋭く見つめてくる。

 エレンは全身が震えるような高揚感を覚えた。

 


 ――今サーはわたくしを潜在的な敵とみなしている。つまり、導き保護するお嬢さんではなく、対等な同業者と思っているってことだわ。



 そう思うとぞくぞくした。



「そうですわね――」

 エレンはしばらく考えてから、独立したばかりの事務所の将来のために、身近な有力者に恩を売っておくことにきめた。

「では、改めて秘密保持費をいただきますわ」

「……二割増しだったかな?」

「いいえサー、五割しです」

 指をすべて広げて告げると、サー・フレデリックは苦虫をかみつぶしたような顔で頷いた。

「結構高くつくね!」

            

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― 新着の感想 ―
[良い点] サラも綺麗だそうですが、アラビスも非常に美しいのですね。この十九世紀英国風の世界に息づく幻想生物はどれもその美しさを思わせる描写で、挿絵のないのが惜しまれます。 ちょっとずつしたたかになっ…
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