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自由詩本館・散文詩別館  作者: 鉛の精
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【進化と進歩】

若者が老人に問う


年を取って分かったことは何ですか?


老人はこたえる


それは、人間は年を取るってこと


一瞬の間を置き、若者は礼を述べ去っていく


老人は考える


バカなのかコイツ、当たり前じゃねぇか


あの若者は、そう思ったろうな


だが無理もない。ワシだって昔は同じに

感じたもの


老人はおぼつかない足取りで家路へとつく


その様子を天上から見ていた神が思う


人間とは、進化はするが進歩をしない

生き物のようだ


やはり失敗作であると考えるほかないだろう


神がため息をつくと、その風で全ての人類は

消え失せた

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