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自由詩本館・散文詩別館  作者: 鉛の精
5/32

【令和】ほか

再録は今回の分で最後です。

【令和】



平成が終わる


令和が始まる


時代がかわる


みな 希望にもえている


でも


本当は何もかわらない


格差も貧困もかわらない


世界も宇宙も


なに一つかわらない


日本人だけが


何か かわると思い込んでるだけ


もっとも


ナルシストのクソ野郎は


心の宇宙がかわったと


したり顔で ほざくのだろうが


-----------------------------------


【ワタシを嫌わないで】



ワタシのことを嫌わないで


あなたがワタシのことを嫌ったら


その100倍はあなたのことを


嫌いになってしまうもの


そんな自分をワタシは見たくない


だから


ワタシのことを嫌わないで


-------------------------------------


【希望の光】



希望の光


とてもまぶしくて神々しい


でも、あまりにまぶしくて


周りにある現実をみえなくする



時がたち


その光に目がなれた今日この頃


希望の光は


貧相なLEDと変わらなくなった


周囲の現実がせせら笑うのがみえる


---------------------------------


【承認欲求】



承認欲求って、なんだろう?


殆どの場合


承認するのは自分とは無関係な人たち


何処の誰かもわからない人たち


どうして、そんな人たちに褒められて


うれしいんだろう?



逆に、


どうして、そんな人たちに批判されて


メゲルのだろう?


自分にとって、いてもいなくても

どうでもいい人たちなのに


そんな人たちの、感情的で理屈の「り」の

字もない批判なんて


ゴミ屑ほどの価値もない


----------------------------------


【非・堕天使】



月のきれいなある日の晩。


空から天使が降ってきた。


ただし、時速100キロのスピードで。


天使は地面に激突し、


五臓をぶちまけ肉塊となった。



翌朝、業者がやってきて、


生ゴミとして処理をした。


これがボクの知っている


堕天使にすらなれなかった


天使の話。


---------------------------


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