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12.座学での簡単な説明

すみません、今回は説明回となります。

次回から少しずつ物語が進みます(といいなぁ)←俺、しっかりしろよ

俺達が勇者召喚されて二日目の今日は、早朝に起床しクラスメイト達と朝食を取り、まず最初にこの世界についての座学を受けた。

勇者召喚された初日は軽い事しか説明を受けていなかったので、そこを踏まえての座学であった。


座学自体は大体小休憩を挟み数時間程(元の世界の授業時間で言えば50分受業を3限といった具合)であった。


幸い、言語理解があるお陰で、文字の読み書きの学習からスタートというクラスメイト達の数人が不安に思っていた事はならなかった。

言語理解は相当優れものだと分かる一面であった。


そして肝心の座学の内容は、先ず簡単な国や文化それと簡単な常識といった社会の分野や、全員共通宇の簡単な魔術学や武術学といった物を受けた。


まだ一部しか教わっていないのだが、まあ、ある程度のこの国の立ち位置や一般人の能力具合そして発展具合を理解する事ができた。


今後で一番生活面で必要そうな金銭面は、元居た世界と比べると魔術や魔力が包容されていない商品だと比較的品質が落ち、物価は同じくらいであり、魔力が包容されている者となると桁が一つ二つと変わる物やあんまり変わらないと言ったように、かなり質や使いがってに左右される様子であった。まあ当たり前だよな。

まあ、実際に何個かの魔道具の品質と値段を聞いた限り、余り魔術関連も発達していない事が良くわかる。魔術大国という魔術に特化した国もあるので、イマイチ魔術というか魔道のレベルは分からないが、かなり参考になった。


そして魔術学になると、やはりというべきか一部の事にしか発展していないらしく、いや、そもそも傾向に問題があり、『魔術の火力=魔力使用量』といった、随分とまあ脳筋な思考となっており、まああっているのは合っているのだけれども、かなり素質がいう魔術文化となっている。因みに昔は相当酷かったようで、魔術に限らず武術面でも適正職業で将来が決まるとまで言われる程であったらしい。

まあ、結局魔術文化は科学の導入が無い事で、自然法則(自然律)に則った魔術はあまりないらしい。まあ、この問題はクラスメイト達の何人かが魔術開発をした際に科学(自然法則)を組み込めば簡単に解決する問題である。


だが、二つ目がかなり深刻な事であった。それは魔術はあるが魔法が無い事であった。

そもそも魔法という物は、簡単に言うと詠唱や魔力操作等で構築する魔法陣で現象を引き起こす事を魔術と言い、魔法は、頭の中で想像した現象を魔力に載せそのまま現世へと顕現する事を魔法と言う。


まあ、こっちの方が簡単だと思われるが、それほど簡単な事では無いがかなり便利である。

まず魔力操作をある程度できていないといけない。体内にある魔力を外部へと放出し、それを現象へと変換する必要がある為、かなり高度な魔力操作兼魔力放出を習得しなければならない。それにその際に、自分の想像した現象を自身の魔力へと思念しないと形にならないので、かなり困難である。それにしっかりと現象を想像兼自身の魔力へと思念で載せないといけない形にならないので、相当な想像力や処理能力を身に付けておかなければ扱えない。まあ、その分自由度がありしっかりと想像していれば形・効果とも変えられる事ができるので、型にそった魔術よりも制限がない。


まあ、想像しなければならないので、相当高位な者じゃなければ戦闘中には扱えないのであるが。


それから座学は進んで行き、魔術学では結局スキルとで魔力を扱う事もあるので、魔力操作の練習をし、武術学では、ある程度の有名らしい流派の特徴の説明やステータスやスキルの説明が行われた。


スキル説明で教わった事は、基本的に剣術や槍術見たいに自動で発動する(パッシブ)や索敵や身体強化等の任意で発動される(アクティブ)と大きく二つある事と、剣術や槍術などには技という魔力や気力(魔力を消費しないが、スタミナを消費する物)等を消費して使える事ができる物があるという事を教わった。


その際に、鑑定を使えば自分の保有しているスキルや技の使用効果・威力範囲の詳細を知る事ができるという事をクラスメイト達は教わり、それじゃあ、自分達のスキルを見てみようかという事になり、各自確認をしていった。


俺自身も何点か気になるステータス記載があったので確認する事にした。


途中、「最上君一緒に良いかな?」と、大生院花蓮がこちらにやってきたので、俺が気になる部分の確認はまた今度にする事にして一緒に確認する事にする。


それで一緒に確認したり他のクラスメイト達の確認している事を聞いて、幾つか分かった事があった。


勇者という固有スキルについてで、先ず簡単に言ってしまうと完全に対使徒専用のスキル兼技構成になっており、皆共通でLv1の状態で、使徒からの攻撃時軽減10%(レベル上昇するたびに5%上昇)といった様子であった。

そして、もう一つ分かった事があり、勇者とは異なる大生院花蓮の適正職業である聖女の固有スキルに、Lv1の状態で戦闘時に魔力を毎分5消費で半径50メートル内の味方と認識した者達に、10秒で1%体力値が回復する(破壊されていた場合無効)と言ったように、完全に回復と補助のスペシャリストと化していた。

完全に、勇者と聖女では役割が違うという事が分かった。


まあ、そんな感じに座学を受け、その後に自分達の実力を伸ばす為に訓練するといった日課であった。

今回もこの作品を読んで頂きありがとうございます。

誤字脱字や感想や評価なども頂けたら有難いです。

次回も少し遅れそうです。(少しづつ投稿ペースも戻していきます。)

次回もこの作品をよろしくお願います。


別作品(話は繋がっています)の『超越者の冒険録』もよろしくお願いします。

https://ncode.syosetu.com/n1219gr/

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