~最終幕!?~
俺と渡部はニッコリ警備の本社事務所へと入った。俺がボタンを押すと何故か渡部の頭上にたらいが落ちてきた。指原がやってくると「多目的トイレで迷惑をかけたからだよ! ばーか!」と言ってきた。色々思ったけど、つい吹き出してしまった。俺が「専務に用があるので」と言うと「はいはい、どうぞ~」とそのまま案内してくれた。
大和田篤史、彼はソファーに腰掛けて悠然と寛いでいた。
「大和田専務、話があります」
俺より先に渡部が口を開いた。
「何? こっちは忙しいのよ? 5分で終わらしてくれない?」
「5分じゃ終わりませんよ」
「ほう、見せて貰おうか。新しいガンダムの性能とやらを」
(いや、何の話だよ)
「専務、私に紹介した赤子のマネキンショップ、あそこでは如何わしい声色しか出さないマネキンばかりが売られていた」
(本当どんなマネキンショップなのかと思う)
「ああ、そんなのを紹介したね。でも買うか買わないは君の責任だ。違うか?」
「確かにあそこで赤ちゃんのマネキンは買った。そして誤解を招くような行動もしてしまった……しかしそれが全て貴方の算段だったと彼より聞きました」
「ほほう、それは何とも興味深いな。私を疑うのか?」
「トランプビルの撤退、それは新しい現場が入ったからだそうですね?」
「そうだよ、でも君達がそこで今度から働くのだろ?」
「でも、私も彼も貴方の企てによってこの会社を辞めさせられる羽目に合おうとしていた。その疑いは社長からも聞きました。もう、あなたを許すことなどできません」
「ふ~ん、それでそれが事実だとして、私にどうするのだ? 私は専務、君らは社員。その立場が逆転でもするのか? ああ? 言ってみなさい?」
「ええ、だから今日は貴方にガツンとやりにきました」
「ほほう、今度こそ見せて貰おうか新しいガンダムの性能とやらを」
(このおっさん、シャアが好きすぎるだろ)
ふと渡部が俺に顔を向けて「俺に続いて」と言った。
俺は最初、何の事だかわからなかったが、だんだんわかってきた。
「必ず手に入れたい物は誰にも知られなくないものだよな?」
「えっ、まぁ、場合によっては……」
「百ある甘そうな話なら一度は触れてみたいって思うよな?」
「勇気だ! 愛だ! と騒ぎ立てずにその気になればいいってことなのか!?」
「掴んだ拳を使えずに言葉をなくしてないか? 傷つけられたら牙を向けろよ? 自分を無くさない為にだって事だぞ?」
「今からコイツを! これからコイツを! 殴りにいこうかって話だったじゃねぇか!!!」
大和田は思わず立ち上がる。そして超人ハルクのようなポーズをとると、その筋力で下着のシャツもろとも吹き飛ばして、その超人的な肉体を見せつけた!!
「やれるモンなら、やってみなぁっ!!!」
ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーギャーーーーーーーーーーーーーーーギャーーーーーーーギャギャギャーーーーーーーーーーーーーー!!!
病まない心で! 消えない心で!
ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーギャーーーーーーーーーーーーーーーギャーーーーーーーギャギャギャーーーーーーーーーーーーーー!!!
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!
全く……大丈夫かよ、この会社は。俺? うん、元気ではやっているよ。今もニッコリな会社の社員。お爺ちゃん、お婆ちゃん、今日もこの国は笑顔でいます。2人とも天国で見守ってくれ。俺、頑張るよ。
∀・)全く……大丈夫かよ、この作品は(笑)俺? うん、元気ではやっているよ。今もニッコリな介護施設の介護士。本年もいでっち51号を何卒宜しくお願いします☆




