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三周目の異世界で思い付いたのはとりあえず裸になることでした。  作者: 木原ゆう
第二部 カズハ・アックスプラントの初めての建国
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登場人物紹介

慄木和人おののぎかずと


 本作の主人公。


 『1周目の世界』では『勇者カズト・アックスプラント』として魔王を打ち倒し、

 『2周目の世界』でも『1周目の世界』でのレベル、装備、G、その他を全て引き継ぎコレをクリア、

 『3周目の世界』では何故か勇者にもなれない『冒険者カズハ・アックスプラント』として転生・性転換してしまう。

 異世界に転生する前は至って普通の男子高校生だったが、ある日登校途中に事件に巻き込まれ命を落としてしまう。

 物事を常に楽観視してしまう癖があり、これが原因で友達が離れていく事もしばしば。


得意属性:《火》《陰》

弱点属性:《光》《闇》



●1周目の魔王


 『1周目の世界』にて勇者カズト・アックスプラントにからくも破れ消滅してしまった魔族達の王。

 消滅後、魔王の座っていた王座に謎の《宝玉》が出現し、それに触れたカズトは『2周目の物語』を再開する事になってしまう。


 エネルギッシュなおっさん的風貌。


●2周目の真・魔王


 『2周目の世界』にて勇者カズト・アックスプラントにからくも破れ消滅してしまった魔族達の真の王。

 消滅後、真・魔王の口から謎の《宝玉》が出現し、嫌な予感がしながらもそれに触れたカズトは『3周目の物語』を再再開する事になってしまう。


 エネルギッシュなおっさんに大きな角が生えた的風貌。



●お母さん


 この異世界での主人公の母親。

 恰幅が良く、近所の住人からも何故か『お母さん』と呼ばれているが詳細は謎に包まれている。



●アゼルライムス王


 《アゼルライムス帝国》の南端に位置する帝都アルルゼクトの城主にして帝王。

 共和国である《ラクシャディア共和国》や中立国である《ユーフラテス公国》とは友好関係にある。

 『勇者候補』と呼ばれる者の中から最も優秀な者に対し『勇者』の称号を与えるのも、アゼルライムス帝国の王座に付いた者の古くからの使命でもある。


 魔王軍の王都襲来でカズハが活躍した事により心変わりを果した様だが……?



●グラハム・エドリード


 アゼルライムス一の槍使いと呼ばれる大柄な傭兵。

 勇者の剣に次ぐ威力を持っていると言われる、竜の紋章が刻まれた武器《ゲイヴォへレスト》という大槍を得物としている。

 『1周目』でも『2周目』でも主人公の頼れるパーティメンバーとして活躍するも、その両世界で魔王、真・魔王の一撃により一生を終える事となる。

 『3周目』では建国を果した主人公に引き抜かれる形で仲間となった。


 酒好き女好きだが憎めない奴。

 変態紳士。



●エリーヌ・アゼルライムス


 アゼルライムス帝国の皇女でありアゼルライムス王の一人娘。

 『1周目の世界』では魔王軍による『王都襲来』により命を落とし、その短い人生にピリオドを打つ事となる。

 『2周目の世界』ではチート能力を手に入れた主人公により『王都襲来』から救い出され、『勇者』となった主人公と無事結婚、短いながらも幸せな生活を送る事となる。

 『3周目の世界』では主人公とは別の『勇者』と婚約していた筈だが、勇者の『謎の造反』により婚約は破棄。

 新たな『勇者』が現れるまで貞操が守られる事となった。


 美人で清楚でボインらしい。

 最近は自分の性癖を疑う様になって来たらしい……?



●リリィ・ゼアルロッド


 元は『勇者候補』にもなれない『補欠候補』の魔術師見習いであったがその後才能を開花。

 最終的にはアゼルライムス帝国の5本の指に入ると言われる『大魔道士』に成長を遂げた。

 高位魔法である《光魔法》と《闇魔法》をマスターし、その高火力により集団戦を得意とする。

 グラハムと同じく『1周目』、『2周目』とも魔王、真・魔王の一撃でこの世を去る事となり、『3周目』でも同じく建国を果したカズハにより引き抜かれ仲間となった。


 ウェーブが掛かった長い髪が特徴のさっぱり系美女。

 神器の一つと言われている《聖杖フォースレインビュート》という名のロッドを装備している。



●ゼギウス・バハムート


 エーテルクランの街の片隅で鍛冶屋を営むドワーフ族の老人。

 しかし鍛冶の腕は伝説級であり、最凶の魔王の剣である《咎人の断首剣クリミナルダークネス》を製作した張本人でもある。

 自身も若い頃は有名な冒険者であり、《二刀流》というユニークスキルを編み出した剣の達人でもある。

 主人公が建国を果した後は、彼の作った国の大臣を任されるが、本人は至ってマイペースに鍛冶仕事を続ける始末である。


 また、カズハの『正体』を知る数少ない人物の一人でもある。



●アルゼイン・ナイトハルト


 色黒で巨乳の異国の剣士。

 父親が何処かの国の有名な戦士であるらしいが詳細は不明。

 エーテルクランの闘技場で主人公と対峙し、主人公の持つ《力》に疑問を持つ。

 そして結局は主人公の『正体』を本人から聞きだし、秘密にする代わりの『取引』を持ち出した。

 闘技大会での成績は準優勝だが、優勝者であるレイとはほぼ相討ちで終わったとの事。

 そのあまりにも大きな胸から、主人公からは爆乳きょうきと名付けられ、畏怖されている。


 男よりも男勝りな、戦好きな凶戦士でもある。



●ルリュセイム・オリンビア(ルル)


 現存する数少ない《精霊》の生き残りの少女。

 その愛くるしい容姿とは裏腹に、《力》を解放する事で世にも恐ろしい《ドラゴン》へと姿を変貌させる事が出来る。

 しかし強大な《力》を持っているにも関わらず、『魔王討伐』へと赴かない主人公に対し粛清しようと試みるがあえなく返り討ちにされる。

 そして主人公の魔法により《力》を封印され、今では愛くるしいペット兼うちの子扱いされている始末。


 いつか主人公の寝首を搔こうとする腹黒毒舌幼女。


得意属性: 《火》《水》《風》《氷》《土》《木》《気》《体》《陰》《陽》《光》《闇》

弱点属性:なし



●タオ


 《最果ての街》にある人気料理店『道道タオタオ飯店』の看板娘にして店主のおやじの3女。

 胸元を大胆に開けたチャイナ服を着た、この物語のお色気担当(本人談)。

 語尾に『~アル』が口癖であり、元盗賊一家の稼ぎ頭でもある。

 料理の腕はぴかいちで、現在ではカズハが建てた『アックスプラント城』で『料理長』を勤めている。

 元々は《ラクシャディア共和国》にある東洋人種の街《和漢ホウハン》出身。

 東洋にしかない珍しい武器である《短刃拳ナックルダガー》を使いこなす。


得意属性:《風》《体》

弱点属性:《火》《土》



●セレニュースト・グランザイム8世(セレン)


 『1周目の世界』と『2周目の世界』では魔王として勇者カズトに立ち向かい敗北、『3周目の世界』では主人公と同じく性転換してしまい、そしてお持ち帰りへ。

 但し主人公とは違い『前世の記憶』を持っては居らず、自身が性転換してしまっている事に気付いてはいない。

 魔界最凶の魔王の剣《咎人の断首剣クリミナルダークネス》を使いこなすが、この魔剣には『呪い』が付加されており、セレン以外には装備が出来ない仕様になっている。

 因みに製作者はゼギウス・バハムート。


カズハが建国後、遂に自身を悩ます『夢』の原因を掴むが……?


得意属性:《水》《闇》

弱点属性:《火》《陽》



●レインハーレイン・アルガルド(レイ)


 『3周目の世界』での『勇者』の妹にして闘技大会の優勝者。

 何故か女性である主人公に一目惚れしパーティに加わるが、その正体はただの腐った女子である。

 主人公の建国後は王族付きのメイドに志願し、いつも主人公の周りをちょこまかと動き回っている。


 ある意味この物語で一番の要注意人物でもある。


得意属性:《氷》《気》

弱点属性:《光》《闇》



●3周目の世界の勇者/勇者ゲイル/ゲイルスト・アルガルド


 主人公が魔王であるセレンをお持ち帰りしてしまったが為に魔王城に不審な動きが見られ、それの対策の為に急遽王都アゼルライムスで勇者任命式を決行。

 そこで数ある『勇者候補』の中から選ばれた正真正銘の勇者でありレイの実の兄でもある。

 因みに剣の実力ではレイの方が数段勝るのだが、この世界では女性は勇者になれない決まりがあり、それによりレイは単身冒険者として闘技大会に参加、兄が勇者の道を選んだという結果に。


 王都襲撃事件の際はアルゼインら傭兵と共に最前線で王都を守っていたはずなのだが……?



●精霊王


 長きに渡った伝説に語り継がれる《精魔戦争》。

 その『精霊軍』対『魔王軍』の戦争で『精霊軍』を指揮していた精霊族の王。

 戦争に敗北した『精霊軍』の多くは魔族に滅ぼされ、見せしめとして精霊王は生きたまま『聖杯』と呼ばれる器に封印され、今で言う《古代図書館》の地下道にて何十もの封印術を施され封印される。


 しかしある事が原因で現世に復活を遂げ……?


















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