登場人物紹介6
〇カズハ・アックスプラント/慄木和人
第二次精魔戦争を終結させた魔王以下略。
ジェイド・ユーフェリウスとの戦いにより、全ての魔法・スキルが消失したまま復活の見通しは立っていない。
本人曰く、『世の中が平和になったのだから能力は戻らなくても良い』そう。
今後は騒がず、暴れず、迷惑を掛けずの三つの誓約を自身に課すと宣言している(本人談)。
〇クルル・ドドラコス
ドベルラクトスの族長の孫。
長年交流の途絶えていた公国との国交正常化に向け、国民から期待を寄せられている次期族長候補でもあるがまだ幼い少年である。
正体を隠し潜伏しているカズハを新しいメイドと勘違いしている。
〇シルフィ・クライシス
公国の盾と呼ばれたセシリア・クライシスの実妹。
聖メリサム学院の首席だがまだ幼い少女である。
ドベルラクトスとの国交正常化に向けたドワーフ族との交流の一環として学院より派遣されている。
正体を隠し潜伏しているカズハのことを姉から聞かされておらず、クルルと同じく彼女のことをメイドと勘違いしている。
〇エアリー・ウッドロック/エリアル・ユーフェリウス
エルフィンランドの女王以下略。
議会に提出した新たな政権運営案が全会一致で可決され、女王という肩書だけは残ったが政治には口出ししないと本人は強く語る。
王政の新代表には現職のザノバ・ストコビッチ宰相が就任。
民政の新代表にはレベッカ・ナイトハルトが就任。
両者により奴隷制度改革が急速に進んでいると各国により称賛されている。
カズハと同じくドベルラクトスに潜伏している。
〇アルゼイン・ナイトハルト
魔王軍の幹部以下略。
旧妖竜兵団隊長を経て魔王軍幹部に復帰し、戦争終結後には名誉エルフ族に選出された。
国民の強い要望により再び民政の代表に就任すると思われたが、本人はこれを辞退。
実姉であるレベッカ・ナイトハルトがこれを引き継ぐ形となった。
カズハと同じくドベルラクトスに潜伏している。
〇レインハーレイン・アルガルド/レイ
勇者の血を継ぐ魔王軍きっての変態以下略。
カズハ、エアリー、アルゼインと共にドベルラクトスに潜伏中。
表立って行動できない三人に代わり、護衛の騎士という名目で極寒の地に送られた。
本気でカズハの側室になろうと、日々策略を練るも失敗が続いている。




