第3話 ライバルとの出会い
「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
フン!フン!フン!フン!
フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
電柱懸垂は楽しいなああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
「おらあああああああああああああああああああああああ」
フンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン!!
その時!!!!!!!!!
「何だあれえええええええええええええええええええええええええええ!!!」
空から人が降ってきている!!やばい!!
えっ!?
タンクトップ!?
俺は思わず飛んで次の電柱に移った!!
「ふん!!」
タンクトップ男は電柱でアーティスティックに一回転、そしてまたとんだっ!!!!!!
え?
はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ?????????????
何あいつっ!!!!!!!!!頭おかしいんか!!!!
タンクトップ野郎がかっこよく着地決めやがった!!クソが!!!!!!!!!!
「よう、おれはタンクトップ剛!!!!!おまえ、いい筋肉してるな!!」
「俺は筋肉タケシ!!よろしく!!」
なんだこいつううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!
「早速だけど勝負しようぜ!!」
「ああ、何で勝負する?」
「アーティスティック電柱跳びだ!審判はこいつ、電柱武!!」
お前人間やったんか電柱うううううううううううううううううう!!
「よろしく、筋肉タケシくん」
「あ、ああ。よろしく」
「競技、スタートぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
俺のターン、ドロー!!
「アルティメット筋肉大車輪んんん!!」
えげつないスピードで美しく回る技だっ!!!!!!!!!!
からの、
「ハイパーマッスルジャイロジャンプっ!!!!!!!!!!!!!」
きりもみ回転で超回転ジャンプだ!!!!!
そして、
「レボリューションマッスルスプリング!!!」
筋肉のバネを利用して空中技ああああああああ!!!!!!!!
「…はあ、はあ、どうだ!?」
「なるほど、演技点8/10、技術点9/10だ!!」
「よっしゃあ!!」
それが高いかどうかわからないがたぶん高いっ!!!!!!!!!
「じゃあ次、タンクトップ剛!!!!!」
「いくぞっ!!」
「タンクトップ・デス・ロール!!!!!!!!!!」
な、なんだあの技は!?規則的で不規則な軌道!?
…美しいっ!!
「アブソリュートルナティック!!」
なんかやばい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スタッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!
「演技点9/10、技術点10/10だ!!素晴らしいっ!!!!!!!!!!!!!」
WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
もうすごすぎて何も言葉が出ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「くっ…完敗だ!!」
「君もなかなかだったよ。また会おうね」
「ばいばい、タンクトップ剛!!!!!!!!!!!」
「さよーなら、筋肉タケシ!!!」