8
翌日の放課後。
都と東途の二人は教室の掃除当番だった。
ただし手に持っているのはホウキやモップではなく、テレビのリモコンのような小型のコントローラーだ。
そして足元の床を掃除しているのは、市販のものより若干背の高い掃除ロボットだ。AIは搭載されていないため、コントローラーで操作する必要がある。今は都がゴミ取り用掃除ロボ、東途がその後ろを走るモップ掛け用ロボを動かしてしている。
クラス委員から清掃の説明を受けたとき、東途は「掃除用の魔導具作って掃除しながら魔法の訓練とか、地球の人ってすっごいこと考えるな!」と笑いながら感心していた。しかもこの掃除ロボットは魔道技大のエンジニアの大学生が大学の実習で作っており、一石三鳥なのだという。
「こんなの絶対誰かレースとかタイムアタックとか始めるに決まってるよね。」
壊した場合、本人が大学まで持参の上、謝罪して修理を依頼することになっているらしい。そんな罰ゲームは御免こうむりたいので都は慎重に操作していた。
コントローラーの向きで方向を指示し、流す魔力の量でスピードを調節する仕組みだが、曲がるときにタイミング良く出力を落とすのがなかなか難しい。かといってずっと弱い出力のままだと、進みがノロノロで時間がかかってしまう。
ときどき失敗して壁や机の足にガツンとぶつけながら掃除ロボを動かしていく。
「想像してたのとずいぶん違うなあ、魔法って。」
「どんなの想像してたんだ?」
「えーと、例えば掃除だったら、杖を振るとパパッと部屋がきれいになったりとか。」
「パパッときれい……。ゴミが全部ゴミ箱に飛んでいって、出しっぱなしのモノが全部元の位置に戻るとか?」
「そうそれ!」
「うーん、位置を戻すのは、モノと元の位置に全部印をつけておけば可能だな、すごい手間かかるけど。
ホコリとかゴミとか集めるのは……。風で浮かす? モノは印の位置で固定しておいて……。でも印ついてないモノも飛んじゃうから……。
…………。
面倒。」
東途は途中で諦めたようだ。
なお、考えている間も東途の掃除ロボはスムーズに机の足の間を移動していた。
ガゴンッという音と共に「あっヤベ」などという声が後ろから聞こえたのは、初めて動かした日の最初のうち、数回だけだ。
(うん、まあ、あっちは魔法の経験者で私は初心者だからね!)
「セカンドレルムなら、そんな複雑な魔法使うウデがあるなら家で掃除なんかに使ってないで、ダンジョン行って魔法で魔獣倒して稼いだお金で人を雇って掃除してもらったほうがはるかに自分のためにも世の中のためにもなるな。」
「あ、昨日の王女様もそんなこと言ってたよ。魔力高い人は鍛えて戦う義務があるとか。
ノブレス・オブリージュってやつかあ。」
「そういえは都、その昨日の話はどうすんだ?」
「どうって?」
「セセンドールに行くのか?」
「行かないよ?」
「アッサリしてるなあ。地球では知らないけど、セカンドレルムで平民が貴族になれるのってかなり特別待遇だぞ? その王女さま、信用できなさそうな人だったのか?」
「逆だよ。優しくて丁寧できれいなお姫様だった。だからきっとすごい人たちが集まると思うんだよね。たくさん募集してるって言ってたし。
いいご褒美はそういう大人が貰っちゃって、私なんかモブの中で埋もれちゃうよ、どうせ。
それに女王様とか王女様とか、ファンタジーで出てくる分にはいいけど現実だとちょっと……。争いに巻き込まれてギロチンかけられたりとか嫌すぎる。」
「なんでギロチン?!」
「うーんと……。」
(マリー・アントワネットとフランス革命について三行にまとめると……。
…………。
無理。)
ベルサイユに気を取られてガゴンと掃除ロボットを壁に激突させてしまったところで、都は歴史上の出来事を分かりやすく短くまとめることは諦めた。
地球の世界史を知らない東途にも伝わるように大まかに説明していく。
「地球の歴史だと、王様や貴族が治める王国って時代がたつとどんどんなくなっていくんだよね。で、なくなるときの最悪パターンがギロチン。
あとは、後継者争いとかさ。周囲の人間はどっち側につくかで運命が決まったりして。
そういうの考えると、騎士とか貴族とかになればずっと安全安心って思えないんだよね。」
「地球の歴史ってほんと物騒だなあ。」
「セカンドレルムでは違うの?」
「うーん……。なんていうか、魔獣とかの危険が多くて、人間同士で戦ってるヒマがないっていうか……。」
「あ、そのパターンなんだ?!
宇宙人が攻めてきて初めて地球人類が団結するヤツ!」
東途はキョトンとしていたが、都は昔観たSF映画のストーリーを思い出して大いに納得していた。
「人類に共通の大きな敵がいるなら、人類同士は協力するしかないよね。
つまり、貴族とか騎士は戦争じゃなくて魔獣と戦うってこと?
……っていうか、魔獣ってなに?」
「魔獣は、動物や虫なんかが負の魔力で変質した存在、だな。強力なヤツは、人間を食って人間の魔力を取り込もうとする。」
「怖っ! 全部倒して絶滅させられないの?」
「人間に負の感情がある限りは生まれ続ける。」
「あ、それは絶対になくならないヤツだね。」
「だろうなあ。
んで、王族とか貴族っていうのは魔力が高い一族だから、そっちもなくならないと思う。魔法で魔獣を倒してくれる人がいなくなったら、人間みんな魔獣に食われて終わりだろうしさ。」
「ああー、分かった!
それで魔力の高い血筋が薄くならないように、王族や貴族同士の結婚が義務付けられているパターンね、知ってる!」
「……パターン?」
「ううん、こっちの話。」
都は過去に読んだファンタジー系ラノベを思い出していた。
「あれ、でも東途くんみたいな魔導士もダンジョンで魔獣と戦うんじゃなかったっけ?」
「うん。フリーの魔導士はダンジョン潜ってお金稼ぎ。騎士は町の防衛とか、ダンジョンの外に出た強い魔獣を倒したりだな。」
「そういう分担かあ。うん、だんだんセカンドレルムのことが分かってきた。
でもやっぱり、今すぐ移住したいとは思えないなあ。王女様はいい人だったけど、でも小説の登場人物みたいに『一生あなたにお仕えします!』なんて気持ちにはならなかったし。
是非来てくれって言ってもらえるのはすっごく嬉しいんだけど、中学生でセカンドレルムに行っちゃうのは、上手くいかなかったときの退路がなさ過ぎ。
自由に行き来できないのが痛いなあ……。
もっといろいろ調べてみて、中学卒業のときにまた改めて考えてみよっかな。
もしかしたら、それまでに何か別の将来やりたいことが見つかるかもしれないし。」
「何かって、どんな?」
「うーんと……、例えばほら、急に『芸能界デビューしたい!』とか言い出したりとか。
…………いやウソだからね! 例えばの話だからね、本気にしないでよ?!」
東途が立ち止まってポカンとしているのを見て、都は慌てて否定した。
「都は将来、魔法以外の仕事なんてやっていいのか?」
「え、それは別に問題ないよ?」
教室の掃除を終えて、魔導具の掃除用具を片付けながら都は答えた。
「ああ、今はこの学校にいなきゃ危ないけどね。魔力の高い子供は狙われるから。
大人になったら自由だけど、ただやっぱり100%安全とはいえないらしいから、石蕗町で働くのが安心かも。
その点、東途くんなら戦って返り討ちにできちゃうから、中等部卒業したらどこにだって行けるね!」
「……オレ?」
「うん。戸籍作ってもらえるんでしょ? そしたら、義務教育終わったらその先は自由だよ。スポーツ選手でも先生でもビジネスマンでも、なんだって目指せる。
もちろん、本当になれるかどうかは別だけどね!」
大きな目を更に大きくして言葉を失っていた東途は、やがりポツリと言った。
「……そっか。考えたこともなかったな、魔導士以外の仕事なんて。」
「ふふー、日本には『職業選択の自由』があるからね! お仕事は何でも自由に選べます!
まあ、自由すぎて世の中のたくさん仕事の中から自分に合ったのを探すのが大変なんだけどね!」
(ダンジョン潜る魔導士にするために誘拐された人の子供だもん。魔導士以外の選択肢なんてなかったんだろうな、やっぱり。
自分の人生を自分で選べる世界へようこそ! なーんてね。
東途くん、両親亡くしてしまって自分だけで地球に来るの大変だっただろうけど、地球の良さをたくさん知って、来て良かったなって思ってくれるといいな。)
呆然として黙り込んでしまった東途を見て、都はそんなことを思うのだった。
*****
数日後。
都は部活動の終了後、いつものようにひとりで寮への帰り道を歩いていた。
「君が夏苅都さん?」
後ろから声をかけられた都は、「つい最近、同じようなことがあった気がするなあ」と思いながら足を止めて振り返った。
(!!
クルクル巻き毛!)
真っ先に目に入ったのは、銀色の巻き髪。肩に届くか届かないかくらいの長さだが、確かにクルクルと螺旋を描いている。それもカーラーで巻いたような整ったカールではなくあちこちの方向に向いていることを目ざとくチェックした都は、これは天然の巻き毛だと確信した。
(そうだよね、天パも性別関係ないもんね。
男の人で生まれつきクルクル巻き毛って人も、当然いるはずだよね。)
そこに立っていたのは、ひとりの青年。白いローブと金のサークレットは先日出会った王女たちとよく似ているが、中に着ているセットアップが白ではなく、濃紺だ。
「セセンドール近衛騎士団、コスタ・トーダ・ブレスランです。」
右手を胸に当てた姿勢で名乗った彼の次の言葉を黙って待ったが、沈黙が続いた。
「……。
何の用ですか?」
仕方なく都が声をかけると、相手の青年は「はぁ」と微妙にこちらに聞こえるくらいのため息をついて言った。
「躾けのなっていない子供ですね……。」
「……見ず知らずの子供がひとりでいるときに声をかけてくるような大人は無視して逃げるようにと両親から言われているので。用がないなら失礼します。」
カチンときた都は、先ほどより更に一段低い声音で返した。
クルクル巻き髪で少し上がっていたこの男性への好感度がフリーフォールした。
「そうでしたか。では要件を簡潔に。
君、我が国の王女、ルウェイン・ジェナ殿下に会いましたよね?
僕は彼女の婚約者です。」
「婚約者?!」
都は思わず反応してしまった。
まだ結婚式にさえ出席した経験のない都にとって「婚約」という言葉だけでも興味をそそられるのに、「王女の婚約者」という、ニュースかフィクションの中でしか聞いたことがない存在が目の前にいるのだ。
(クルクル髪のインパクト強すぎたけど、よく見るとこの人まあまあイケメン? 背が高いから長いローブが似合ってるし、育ちが良い感じがするし、お姫様の婚約者っていうのも納得。
……外国人をスカウト中のお姫様が特殊だっただけで、普通のセカンドレルムの上流階級の人って、一般人に対してはこんな感じの態度が当たり前なのかもなあ……。)
都の中で、彼に対する好感度がゼロにまでは戻らないもののマイナス一桁くらいまでに回復した。
「ええ、そうです。
彼女は自らの全てを女王陛下と王国に捧げている。そしてその彼女を護るのが僕の役目。彼女の周囲から全ての危険を排除しなければなりません。
ですから、君には死んでもらいたいのです。」
「…………は?」
いったい何を言われたのか理解するのに少し時間がかかった。
(あ、これ返事しちゃいけない人だった。婚約者なんて言うから真面目に話聞いちゃったよ大失敗!)
都はそっと両手を後ろに回して右手で左腕のバングルに触れる。これでシャルトルーズから東途に状況が伝わるはずだ。
(どうしよう、走って逃げる? でもこの人、ローブ着てるし換装体だよね。魔法使われたら簡単に捕まっちゃう……。
っていうか生身で走ったって絶対負ける。私、足遅いし……。)
周囲には他に誰もいない。
肩にかけたバッグからケータイも出すべきか、刺激せずに誰か来てくれるのをじっと待つべきか。
必死に考えながら相手の男性、コスタの様子を窺う。
「当然でしょう、そもそも君はなぜそんな平然と……。
…………。
そういえば、君は自分のスキルについてどう説明を受けているのですか?」
「私のスキル?」
またしても気になる言葉がコスタの口から出て、都はついつい反応してしまう。
とはいえ、相手は今のところ近づいてこないし攻撃してくる様子もない。下手に刺激せずに、東途か誰かが来てくれるまでダラダラと話を長引かせて待つのが安全のように思えた。
(私のイザってときの判断力とか行動力とかが全然ダメなのはこの間の実習でよく分かったからね。
自分を信じてどうにかなるのは少年マンガの主人公のみ。私は自分の実力を信じちゃダメ!)
「……スキルの診断は高校生になってからなので、私の場合は二年くらい先です。」
「つまり、君は自らのスキルについて何も聞かされていないと?」
「……はい。」
「なぜ?!」
コスタは心底驚いているようだった。
「えっと、そういう決まりだから……? その、学校の。」
「なるほど、そういうことでしたか。
慈悲深い彼女が君に同情するのも、無理からぬことです。
では僕からお話しましょう。
君はレアスキルの持ち主です。レアスキルの多くは、国一つ動かすほどに強力なものです。しかし君のスキルがもたらすのは、繁栄ではなく、災厄。」
(サイヤク……?)
都はその言葉を頭の中で反すうしたが、意味が呑み込めない。
「加えて、君は高い魔力を持っている。
君が引き起こす災いは周囲だけにとどまらず、やがては、国をも亡ぼす。」
彼は静かにそう告げた。
「……僕の言うことが信じられませんか?
まあ確かに、君にしてみれば僕は見ず知らずの異世界人ですからね。
ですから証明してあげましょう。」
コスタが左腕を横に伸ばすと、純白のローブの裾がフワリとなびいた。
中指の指輪が赤く光ると、腕の前に赤い光の粒が渦巻き、人の姿を形作る。
燃えるような緋色の髪と、赤紫色の布を巻き付けたような外套。
人形のように整った表情のない相貌と、足先が地面から浮いた姿には既視感がある。
「バーガンディ。僕の守護精霊です。」
(やっぱり。シャルトルーズさんに似てるもんね。)
ただ、彼よりももっと年下の少女のように見える点と、何より色合いが全く違う。
膝まで届くほどの髪が波うつ様は、まるで炎のようだ。
「これで理解できましたよね?」
「……何がですか?」
「そこからですか…………。」
(え、何で私がガッカリさせて悪いみたいな感じになってるの?!
……そういえば、私も東途くんに地球のこと説明するときに「そこからかー」って結構言ってる気がする。そっか、言われる側になると割と感じ悪いな、この言葉。うん、今後は言うのやめよう。)
都の思考は現実逃避気味である。
「精霊は、自ら主を選びます。」
どうやら教えてくれるようだ。
(割といい人なのかも?
……いやいや、楽観論は危険だよね。単に教え魔なのかも知れないし。)
「選ばれるには条件があります。
高い魔力を持つこと。その力をか弱き人々を護るために使うこと。悪意を持たないこと。そして、嘘をつかないこと。
精霊は嘘を嫌うのです。」
(今「悪意を持たない」って言った? 「躾がなってない」とか言っちゃうのは精霊さん的には悪意にカウントされないんだ? やっぱりセカンドレルムでは身分の差で態度が変わるほうが当然なのかな……。
…………。
…………。
で、どうしよう?)
「君はそこまでして生きたいですか? 周囲の人たちを不幸にしてまで?」
考え込んでいる都に、コスタは更に追い打ちをかけてきた。
「もし僕だったら嫌ですね。魔法で世の中の役に立つどころか、大切な人たちを災厄に巻き込み、国をも破滅させるなんて。
そのような運命だと分かったなら、僕であれば潔くこの世を離れて原初の海へ還ることを選びます。」
(あ、分かった気がする。
もしかして宗教的に「死は救いである」っていう考え?
もしくは、セセンドールの騎士にはハラキリの文化がある?!
だから悪意なく「迷惑かける前に死ね」って言えちゃうわけですね、むしろ良かれと思って言ってる感じなんですね?
……日本では切腹の文化はもう百年以上前に廃れてるんです、って刺激せずに納得してお引き取りいただくにはどう説明したらいいんだろう……?!)
「……死ぬのは嫌ですか?」
「当たり前です!」
「……仕方ありませんね。君は平民の生まれで、高い魔力があると判明したのも最近だと聞いています。誇りも慈愛の精神もなく、自分が生きるためなら周囲の人たちを犠牲にしても構わないという恐ろしいまでの利己主義も、満足な教育を受けられずに育った平民故なのでしょうから。」
(なんかすっごいディスられてるけど、納得して帰ってくれるならなんでもいいよもう!)
「ではこうしましょう。君はこの国を出て、セカンドレルムのどこか遠い国で暮らしてください。
君の魔力があれば、フリーランスの魔導士として十分やっていけるでしょう。
一つ所に留まらずに国を渡り歩いて生活すれば、国を破滅させるまでの被害は防げるでしょう。」
(あれ、割とまともな話になってきた。
…………。
いや違う絶対違う。これは先にすっごい無理難題言って脅してから次に本命のギリギリ受け入れられそうな無理難題言って「それだったら何とか……」って思わせる、詐欺師だか反社だかのテクニックだよね。なんかのマンガで見た!)
「えっと、それでは……。いったん持ち帰って検討させていただきますので……。」
そのサラリーマンマンガで読んだ言い回しを真似て穏便な撤退を試みる。
「それは無理でしょう。君、ひとりでセカンドレルムを移動できますか?
僕も暇ではありませんから、君ひとりのために何度も地球まで来ることはできません。
今でしたら、どこか初心者魔導士に向いた国まで連れていって差し上げますよ?
当座の生活費もお渡し致しましょう。いかがですか?」
(期間限定セールみたいな誘い方してきた!
……どうしよう、他にいいお断りのセリフが思いつかない!)
手首を握ったままの手のひらがじっと汗ばむ。
ふいに、それまで微動だにせずにいたバーガンディが視線を上げた。
ローブがバサリと音を立てて、都の目の前に人影が降り立つ。
「東途くん!」
初めて会った時と同じ、黄緑色の縁取りのあるローブ姿だ。
「シャルトルーズ、都を守って。」
コスタたちから視線を離さぬまま指示する。
「こっち」とシャルトルーズに手を引かれながら都が振り返ると、東途の後ろ姿が見えた。
(ああ、あのときと同じだ。)
「あ…………。」
二人に「ありがとう」と言おうと口を開いたが、言葉を発することはできなかった。
しゃべったら、泣いてしまいそうだったから。
挿絵は一部AI、一部手描きで作成しております。
誤字脱字のご指摘、ご感想など頂ければ嬉しいです。
書き溜めていた分はここまでなので、続きはしばらく間があくと思います。
もう少しで第一章終了なので、そこまでは確実に書きますのでどうぞよろしくお願いいたします