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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約1年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

わたしがママのママになるよ

作者:区隅 憲
 1940年、倭国は東西に分かれて戦争をしていた。
西倭国の18歳の少女・彩取カミエは戦争で父親を亡くしており、母親と二人で暮らしていた。
カミエは母に恋をしている。幼いころからずっと思いを秘め続けており、空襲で街が焼け野原になった夜、その思いを打ち明けた。

 けれど、その告白は拒絶された。
その後、街には青年児童疎開命令が出され、カミエは田舎の町へ旅立たなければならなくなる。
カミエは失恋の傷を負ったまま母と離れ離れになり、生まれてはじめて故郷から去ることに涙した。
カミエは孤独に打ちひしがれ、ただ母への思いを募らせていく。

 だがそんな折に、疎開先である孤児院で、とある少女と出会う。
その子の名前は小伯マヨ。12歳の少女であり、敵国である東倭国から亡命してきた。
彼女は戦争で両親を亡くしており、いつも母親を乞うて泣いていた。
孤児院の住民からも疎まれており、彼女は母を追って死ぬことさえ考えていた。

 そんな悲しみに暮れるマヨに、カミエは自分の姿を重ねる。母親が恋しくてたまらない少女に、カミエは深い共感を抱いた。
やがてカミエはある事件をきっかけに、マヨの母親代わりになろうと決断する。そしてマヨはカミエを「ママ」と呼ぶようになった。
眠る時も、食事をするときも、いつも二人は一緒にいるようになる。まるでそれは本当の親子のように固い絆で結ばれていた。

 だがその関係はやがて歪な依存へと姿を変えてゆく。
 これは二人の少女の禁断の愛の物語。
プロローグ
空襲の中の恋
2023/08/05 18:18
母への情欲
2023/08/05 18:20
第一部 孤独な二人の出会い
カミエの旅立ち
2023/08/06 07:06
青葉孤児院到着
2023/08/08 18:33
東倭国の少女
2023/08/10 18:07
新たな役割
2023/08/11 18:42
鳴り止まない雨
2023/08/12 20:15
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