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あまりにテンプレなクソ平坦異世界転生物語  作者: なめ茸さん
ベルナール王国奪還編
9/43

8話解放軍

最近睡魔が物凄いです。

俺は、エルフの村から宿に帰った。そして何もなかった事をシャドーデビルに確認し、自分のベットで眠りについた。そう、確かに俺は自分のベットで寝たんだ。俺がそうした訳では無い、断じて違う。その朝俺には異世界転生のお約束、知らぬ間に自分のベットにヒロインがいるが発生していたのだ。

俺の腕に抱きつくシルフィアは、涙をこぼしながら「お母さん.お父さん行かないで。嫌だよ、死なないで。」等と言っている。


俺は、シルフィアを抱き締め「大丈夫、俺がついてる」と言ってみる。


すると不意にシルフィアが起きた。まあどうなったかは、言うまでもないだろう。朝食をとる俺の顔には、手形がついていた。まだ痛い。


「タスク様、先程は大変失礼いたしました。」


「いいよ別に、まあ半分は俺のせいだし。それよりも今は解放軍に会うためにどうすれば言いかを考えよう。」


「それなのですが、たしか解放軍の方達は酒場[夜明けの猫]の地下を拠点としていると父が言っていました。」


「そうか、それだけ解れば後は簡単だな。」俺たちは宿屋の主人に[夜明けの猫]の場所を聞き、早速向かう。


店に入ると「いらっしゃいませ。」とマスターがにこやかに言う。そのマスターに俺は近づき耳元で。


「俺達は解放軍に用があるんだ、通してくれ。」と言うと。


「解放軍?何ですかそれは?」とマスターはとぼける。そこで俺はシルフィアから預かっている手紙をマスターに見せると。


「失礼いたしました。少々お待ちを。」そう言ってマスターは入っている客に今日はもう閉店にすると告げ、店の扉にcloseとかかれた札を掛けて「さあこちらでございます。」と俺たちを地下へと案内する。しばらく進むと扉が見えたその扉をマスターがノックし「アルヘルト様アルトでございます。」と言うと、中から入れと聞こえた。そして俺達は、アルトと名乗る人に続き部屋に入った。そこにいたのは、椅子に座った強そうな2人の男と1人のフードを被った女性とその後ろに控えた男女混合の戦士達だった。


「アルトよ、そのもの達は?」落ち着いた声で中央に座っている団長、アルヘルトらしき人が言う。


「アルヘルト様こちらを。」

俺がシルフィアの手紙をアルヘルトに渡すと。


「そうであったか、君はアルメスの娘であったか。シルフィア君の父は、亡くなったのか…」


「はい、私を逃がすために両親はなくなりました。」とシルフィアは答える。


「大切な友を無くしてしまったな。」アルヘルトは、祈りを捧げて涙を流した。


俺たちが解放軍と会っていたとき、エルフの村では


「ハハハ、何?あの人、殺すことを楽しんでたじゃん。ヤベー。」そう言いながらバレスの死体からは黒い靄が出た。

「この体結構気に入っていたんだけどね。まあ首を持っていかれたら仕方ないですかね。寄生支配するには、レベルが低すぎたかな。まあいいや新しい体を探せば。」


すると「誰か助けて。」と聞こえた。そこには死にかけのエルフがいた。


「ラッキー体発見。ユニークスキル[寄生支配]発動。」黒い靄がエルフを包んだ。

「さてと、体も手に入れたことだし。ベルナールに戻りますか。やることが出来ましたからね。まあ、一応魔王様に連絡しておくか。まあ恐らくカイラスは、死ぬだろ。その時は、体を死ぬ前に回収しなきゃな。楽しみだ。」


タスク達の知らないところで事真の悪が動き出していた。


続く


次回色々起こります。

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