7話怒りの矛先
更新の時間バラバラですいません。
俺は[神速]を使用してシルフィアと出会ったところまで10分で戻る。そして森の中を[神速]と[気配関知]を使用しながら進んだ。すると気配関知に強大な魔力が引っ掛かった。そして取り巻きに魔物が13体、ここからおよそ7キロ先にいる。俺は気になり[隠密]を使用して近づいてみる。すると村のような所から煙が立っていた。そしてそこには、エルフ達が血だらけで転がっていた。まだ生きているようで体は少し動いていたが俺は放っておく。俺の目的はシルフェアを売ったエルフ達の皆殺しだったのだからこれはこれで良い。そして俺は魔物達にむかいステータス鑑定を行う。
ガーゴイル
種族:悪魔
性別:無し
Lv50
能力値
HP:4500
MP:2500
SP:1000
ATK:3000
DEF:5000
AGI:2000
スキル
硬化
攻撃力UP
これが13体、ヤバイ。そして何よりヤバイのは、あいつだな。
バレス
種族:アークデーモン
職業:四天王直属部下
性別:男
Lv120
能力値
HP:9500
MP:8000
SP:4000
ATK:5000
DEF:5000
AGI:5000
スキル
狂乱
高速
身体強化
魔力向上
魔力サーチ
Lv120?四天王の部下だろ?四天王じゃねえんだろ?強くねえか?まあ良い、後ろからの魔法の強襲でどれだけ減らせるかだな。
「シャイニングレイン」俺がそう唱えると光の雨が降り注ぎガーゴイル達を全て蹴散らす。だがバレスだけはそれを防いでいた。バレスが俺を探す。だが[隠密]を使用している俺を見つけることは難しいはずだ。だが、バレスは俺を見つけた。恐らく[魔力サーチ]を使用したのだろう。
「君は一体?僕のガーゴイル達を一撃で全滅させるとは、ただ者ではないな。」
「お前がバレスだな。俺は貴様らが探しているハイエルフ、シルフィアを助け出したものだ。」
「あれは君の仕業でしたか。僕はてっきりここにいるエルフ達が奪還したのかと思い、血祭りにあげたところですよ。」
「そうか、やっぱりこれはお前がやったのか。」
「そうです、私ですよ。エルフ達は情けない声をあげて助けだの許してくれだの言ってましたよ。どうですか、自分のせいで他の弱者が死ぬのは?苦しいでしょう。」バレスが笑いながら俺を見る。
「お前は何か勘違いをしてないか?俺がここに来たのは、お前らごときに屈してシルフィアを差し出したごみくずを掃除するためだ。」
「君は何を言っているんだ?」バレスが訳がわからないと言う顔をしていた。
「だがお前らはそれを邪魔した。よって、この怒りをお前たちに向ける。」俺は笑い[クロノス]でバレスに切りかかった。バレスは回避しようとするが、かわしきれず右腕が落ちた。そこで[クロノス]の能力が発動し、動きが止まる。そこで俺は残りの手足を切り落とし、[クロノス]の能力がきれるのを待った。そして能力が切れた瞬間。
「グハッ。何をした?!」
「何って腕と足を切り落としただけだが。」俺は、アイテムボックスからナイフを取りだし、ゆっくりと痛みを与えながらバレスを殺した。
そして俺は、町に戻った。
続く
次回やっと解放軍登場します。