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あまりにテンプレなクソ平坦異世界転生物語  作者: なめ茸さん
ベルナール王国奪還編
6/43

5話出会い

昨日は、更新できなくてすいません。睡魔に負けました。

「ここが、俺の新しい世界か。で、何処に迎えばいいんだ。やべー師匠に聞いておくべきだった。」そう言いながら俺は、気配関知を使用した。

俺の気配関知は、半径10キロの広さをカバーできる。

するとここから5キロぐらい離れた所にゴブリンの集落を見つけた。

そして、そこには捕らえられている人がいるのに気づく。そしてその近くには、他のゴブリンよりも強い気配を放つゴブリンが5体と、さらに強い気配を放つゴブリンがいた。恐らくゴブリンロードとゴブリンキングだろう。修行の時に倒したことのあるモンスターでレベルは、そこまで高くはなかった。

(仕方ねえ、助けに行ってやるか。この世界で暮らすための資金も必要だし、この[クロノス]の力も試したいし。そういえば俺、[クロノス]の能力よく知らねーんだよな。)そう言いながら俺は、[クロノス]に能力鑑定を使う。


武器名:[クロノス]


武器種:ダガー


武器レアリティ:SS


能力


肉体の時間停止[相手にダメージを与えたときそのダメージに応じて相手の肉体の時間を止める]


継続ダメージ[この武器が刺さっている間相手に、1秒毎に極少のダメージを与える。この能力による継続ダメージを相手が受けるとき相手の時間を1秒間止める]


「やべー明らかに強すぎる、まあ師匠の武器だから仕方ないけど。この武器はあまり人に見せない方が良さそうだな、能力がばれると厄介だ。」そう言うと俺は、[身体強化]と[神速]を使用しゴブリンの集落を目指す。


1分ほどでゴブリンの集落にたどり着いた。

そこで[神速]だけを解除する。

すると門番らしきゴブリン2匹が俺に襲いかかる。

俺はその攻撃を避けつつ[クロノス]で迎え撃った。ゴブリンの首は驚くほど簡単に落ちた。

「切れ味最高だな、流石師匠の武器。やっぱり無闇に[クロノス]を使うのは止めた方が良さそうだ。まあゴブリンは皆殺しだから関係ないけど。」

俺は[隠密]を発動させ集落に入る。

そして見つけたゴブリンを殺して回った。

そして残りは、気配関知で確認したゴブリンロードとゴブリンキングだけである。俺は、6体の居る家らしき建物に火を放った。

そして出てきたロード達を全て殺し、[隠密]を解除し出てきたキングを取り押さえて質問した。


「お前が、ここの王のゴブリンキングだな。質問だ、何故お前らゴブリンが人を生け捕りにする?」


「ソレハ、ショクリョウニシテ、タベルタメ」キングは片言の言葉で答える。


「食料にするのが目当てなら、殺して運んできた方が早かっただろう。嘘をつくな、そこに転がっているお前の仲間のようになりたいのか?」するとキングはこう言う。


「オレハ、タダ、タノマレタダケダ」


「誰に頼まれた?」


「イエナイ。イウトコロサレル。」


「状況を理解していないようだな。これは、もはや質問では、無く尋問だ答えたくなければそれでいい、ただ死ぬだけだからな。」俺は、キングを落ちていた短剣で切りつけた。「俺は優しいからもう一度だけ聞いてやる。誰に頼まれた?」


キングは、怯えた表情でこちらを見てくる。「ホントウハ、バレスサマニタノマレタ。」


「バレスとは誰だ?」俺はさらに聞く。


「マオウグン、シテンノウノヒトリデ、ココカライチバンチカイクニノ、ベルナールオウコクヲオサメル、カイラスサマノブカデス。」


「何のために?」


「ワカラナイガ、ツカマエタモノノ、シュゾクトカンケイシテイルカト。」


「種族?その者の種族は何だ?」


「エルフデス。」


「そうか、ありがとう解放してやろう。」俺は短剣を捨て、捕らえられているエルフの元に向かった。だが拘束から解放されたキングは、短剣を拾い上げ俺に襲いかかってきた。「まあ、知られた以上そうするわな。俺でもそうするし。もともと皆殺しにするつもりだったし。」


そう言って俺は、蹴りで短剣を落とさせ、さらに[クロノス]で首を切り落とす。俺は改めてエルフの元に向かう。エルフは鎖に繋がれてぐったりとしてはいるが、息はある。


「おい、大丈夫か?」俺はそう聞いてヒールをかけた。するとエルフは目を覚まし「貴方は、誰ですか?」と聞いてきた。


「俺の名前はカゲミヤ.タスク。あなたのことを助けに来ました。」


続く



次回から王国を目指します。

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