34話守護者達
タスクとシルフィアがゼータのもとにつく少し前
「あいつらが魔王城の前を守っているやつらか。それじゃあ作戦開始だ。」
「じゃあまずは皆、あいつらは任せたよ。」アルヘルトさんにそういうと解放軍の人達はアルカクリスさんを筆頭に敵に向かっていく。
「それじゃあ俺たちは先を急ごう、ゼータ達が待ってる。」俺たちは魔王城の中に侵入した。
「それじゃあ皆作戦通り各階層に行ってくれ。」一階をレーネとルーシェ、二階をアルヘルトさん、三階をマナ、四階を渉に行ってもらった。(各階層には守護者達がいるようだが、あいつらなら大丈夫だろう。それよりも今はゼータのところに急がなければ。)俺とシルフィアが最上階にたどり着いたとき既にマッドハッターは倒れていて、代わりに見たことのないやつが立っていた。そいつはゼータを殴り飛ばした!?(ゼータは、[物理攻撃無効]を持っているはず、それなのにゼータがダメージを与えられているということは、あいつはスキルの能力を無効化する力を持っているというのか。だとしたら厄介だな。それに、ゼータのやろう目を閉じて諦めてやがる。)その瞬間俺はゼータの前に飛び出した。
「諦めてんじゃねーよ。ゼーター」
バッーーーーン
俺の右手によってそいつの攻撃は防がれた。そして目を開けたゼータに対し
「立てよゼータ反撃の時間だぞ。」そう言った。
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その頃、魔王城一階層
「レーネ、だいぶ片付いたわね。」ルーシェがレーネにそう言うと
「マッドハッター様の言ったと通りなかなかやるようだな。」突然男が一人現れた。
「誰ですか!?」レーネが聞く。
「死にゆく者に名を名乗ったとして、何になるのだ。だがまあ良い、冥土の土産に教えてやろう。我名前はクレイグ、魔王城一階層の守護者だ。」
「そうか、それでは倒させてもらう。」
「「タスク(お父さん)のために!」」
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魔王城二階層
「タスク君達は無事に上までつけたかな。こっちはほとんど終わっ!!」突然後ろから殴りかかられた。それをギリギリでかわす。
「この攻撃を避けるか。俺の相手としては申し分ねえな。」
「貴方の名は?」
「俺は魔王城二階層守護者、ガイアだ。お前は?」
「アルヘルトです。」
「そうか、じゃあアルヘルト、楽しませてくれよ。」そう言ってガイアは襲いかかってきた。
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魔王城三階層
「弱いなーここの敵、これじゃあパパに誉めてもらえないかも。」マナは、敵を殲滅して一人たたずみ呟いた。
「すごいね、君強いね。でもここで終わりだね。僕は魔王城三階層守護者、フレデリックだよ。」
「やっと強そうなのが出てきました。こいつを倒せばパパはきっと誉めてくれるよね。」マナは[影移り]を使用して攻撃を仕掛ける。
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魔王城四階層
「僕の魔法を使えばこんなの敵じゃないね。」渉は[ダンタリオン]を使い敵を殲滅していく。
「これ以上は暴れないで欲しいねー」
「君は?」
「俺かい?俺は魔王城四階層守護者兼守護者統括、ギスランだよ。」
「じゃあ僕が倒す相手なんだね。」渉は[ダンタリオン]を構える。
「やる気だね。じゃあ始めようか。」
続く。




