20話質問の時間
すいません最近なにかと忙しくて更新できていませんでした。
「んっ」俺は目を覚ました。辺りを見渡すともう真っ暗だった。そして体を動かせないことに気づく。まあ大体予想はできるが一様確認する。案の定俺の両サイドにシルフィアとルーシェが、上に覆い被さるようにマナが乗って寝ている。
皆は1度起きたのだろう、回りに落ちている魔石と、マナの体が反り血で赤くなっていることには触れない方が良いのだろう。でもマナ俺の服のことを考えて欲しい。まあ師匠から貰った特別な服だからすぐに元通りになるから良いんだけどね。
腹の上に血塗れの幼女が乗ってるってもう犯罪の臭いしかしないわけだよ。まあ起きてから綺麗にしてあげれば良いか。って言うか俺は1度寝たら朝までは起きたくは無い。それは転生する前からである。そのまま意識を手放す。
「起きてくださいタスク君朝ですよ。」俺はシルフィアにいつものように起こされる。マナはまだ俺の上で寝ている。ルーシェは先に起きて剣の稽古をしていたようだ。
俺はマナを抱えてから優しく起こしてやる。
「おはようございますパパ。まだ眠いですよ~」マナは目を擦りながらこちらを見てくる。
「おはようマナ昨日は魔物を退治してくれたんだね。ありがとう」俺はそう言ってマナの頬っぺたに優しくキスをする。
恥ずかしそうに「もうくすぐったいですよ。」と言う。まあその前にマナの服と体を綺麗にしてやろうそう思いマナに
「マナちょっと下ろすぞ」
「はい」
「動くなよ。[ウォッシュ]」と水の魔法で体を綺麗にしてあげた。
「ありがと」マナはさっきのお返しとばかりに頬にキスをしてきた。これが娘出なく、俺がロリコンだったらヤバかった。
まあ後ろの二人からは鋭い視線を感じる。まあ俺が同じことを二人にしたことは言うまでもない。
こんな他愛もないことや彼女たちのレベル上げをしながら俺たちは着々と次の王国アルヘムに近づいていた。
この時ルーシェのレベルは78、シルフィアは69、マナは129になっていた。もう少しでアルヘムに着くそう思い馬車を走らせているときだった。
魔族につれていかれている女の子を見つけた。
「タスクあの女の子まさか見捨てる訳じゃ無いわよね私が好きな貴方ならきっと助けるわよね。」とルーシェが言うと、マナとシルフィアも同じことを思っているのかこちらを覗き込んでくる。
「あの子一人を助けて皆が助かる訳じゃないのはわかってる。でも目の前で女の子が困っているのに助けないのは嫌だし、愛する妻と娘の頼みを無下にするのは不本意だしさからえないね。」
俺は馬車を止めて馬車から皆で降りる。
「おい!そこの魔族ちょっと止まれ。」俺が言うと。
「あ!なんじゃこら。わしらは忙しいんじゃよ。」男達は振り向きそういってくる。
「そこのメスどもは奴隷か?それなら俺らが引き取ってやるから渡しな。兄ちゃんお前みたいな若僧にはもったいないメスだ。」その男達はそう言ってシルフィアの腕を掴む。その瞬間俺の腕が動き、その男の腕をもいでいた。
「ぐああああああ!!」男は叫び転がる。
「汚い手で俺の妻に触れるなごみが!」
「兄貴!!お前なにしたかわかってんのか?俺たちはこの先のアルヘムをおさめる魔王軍四天王のマッドハッター様の部下だぞ!お前死んだぞ!」男の仲間らしき男がぼやく。
「それがどうした?俺はそいつを今から殺しに行くところだ、関係ねえ。」
話してえる時間ももったいないので。俺は腕をもいだ男以外を全員気絶させ放っておく。
「さてお前に質問の時間だ。」
続く
ガンガンヒロイン出していきます。




