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あまりにテンプレなクソ平坦異世界転生物語  作者: なめ茸さん
再会編
20/43

19話タスクの○分クッキング

俺はマナとシルフィアを一様契約させて、シルフィアの影とマナを繋いだ。何かあったとき二人がはぐれないようにである。大抵の相手はマナになす統べなくやられるだろうが。


出発までの三日間で俺たちは装備品と食料と馬車を用意した。シルフィアには革の鎧と新しい弓[武器ランクB]を買い、そしてマナにはナックル[武器ランクB]を買った。マナに関してはレベルがレベルなので武器だけで充分なのである。


食料の方は食材を買い込んでアイテムボックスに入れた。アイテムボックス内では時間がたたないから魚や肉などを買っても傷まない。調理器具等も一通り揃えた。この世界には魔力を込めて使うコンロのようなものがあるらしい。料理の方は俺がする、師匠の元にいた頃から料理は俺がしていた。まあ転生する前は独り暮らしでいつものように料理をしていたから簡単なことである。


余談だがこの世界には料理や洗濯等と行った家事スキルが存在しない。そう確信している。まあ[オールスキル]の師匠の料理をみた俺だから断言できる。


俺たちが買い物をしている頃。


「アルヘルト、私にあった防具と武器を選んでちょうだい」


「はいかしこまりました。」


アルヘルトはルーシェの防具を選ばされていた。


そうこうしているうちに三日経ち旅立ちの日、解放された国民たちは俺達を見送るために広場に集まっていた。


「「「「ありがとうございました」」」」と沢山の人達に見送られ俺たちは馬車に乗りベルナール王国を後にした。


馬車のなかで「ルーシェここから次に向かう国は馬車でどれくらいの時間がかかる?」


「そうね。馬車で二週間ってところかしら。」以外に長いな。


「えーずっと馬車で移動するの?」シルフィアの影から出て俺の膝の上に座っていたマナが聞く。


「そうだな、近くの村とかはたぶん魔王軍の手が回っているだろうから。野宿かな。まあ俺が結界をはるから大丈夫だろうけど。」俺がそう言うと。


「さすがです。タスク君」とシルフィアが言う。


そんな他愛ない話をしているうちにマナはルーシェのことをルーママと呼ぶようになり、ルーシェもマナを本当の家族のように思った。


シルフィアは俺の肩に頭をおいて寝ている。


そこから更に二時間程でお昼になった。


「このへんで1度休憩しよう」俺はそう言い、馬を止めて水と餌をやる。昼食を作るとするか。ルーシェとシルフィアも手伝うといったがマナの面倒を見てもらった。


昼はカレーにしようと思う。



食材は肉以外はもとの世界と同じらしい。助かった。


割愛


完成だ。

後は買っておいたフランスパンを添えれば完璧である。米があれば良いのだが。魔王軍のせいで今はないらしい。魔王め絶対許さねえ。


完成したカレーを出すと始めてみた食べ物に一瞬怯むが、俺が食べているのを見て安心したのか皆食べ始めた。よほど美味しかったのか皆無言で食べていた。沢山食べて眠くなったのか三人は寝てしまった。可愛い。俺は今日はもう進めないと思い、結界をはりブラックウルフを召喚して見張りをさせて俺も休むことにした。


続く

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