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あまりにテンプレなクソ平坦異世界転生物語  作者: なめ茸さん
ベルナール王国奪還編
13/43

12話ベルナール王国奪還作戦

ベルナール王国奪還したらハーレム物のとして本気だします。

深夜、俺達は[夜明けの猫]に集まっていた。今から俺達は王城に乗り込む、その前に最終の作戦会議を行っていた。


「今日我々はこの国を取り戻すために戦うのだ、その事に誇りを持て。そして全員が無事に帰り、今度はこの国の国民全員で祝杯を挙げよう。行くぞー!!」死亡フラグともよめるアルヘルトさんの言葉により、軍の士気は最高に高められた。


俺はその横でシルフィアに[身体強化]と光魔法の[ホーリーアーマー]をかけ、さらにシャドーデビルのレベルを70まであげておく。


「シルフィア、行こう。」俺がそう言うとシルフィアは


「はいタスクさん、私はあなたと共に何処までも参ります。」シルフィアは微笑む。


「シルフィア、もうタスクさんと呼ぶのは止めないか?俺達、その、結婚した訳だし。」俺は照れながらそう言うと、


シルフィアは頬を赤らめ「わかりました。ではなんと呼べば?」シルフィアはしばらく悩み


「タスク?タスク君?タスク様?兄さん?兄ちゃん?お兄様?あなた?ご主人様?どれが一番よいでしょうか?]うん最初のやつ意外もうふざけてたよね?わざとだよね?という思いを口に出すのを思いとどまり俺は


「じゃあタスク君でお願いします。」というと、


「はい、タスク君。」俺達は顔を見合せキスをしようとした。その時



「いちゃつくのはいいが、もっと人目のつかないところでやってくれ。」アルヘルトさんに言われ俺達は恥ずかしくなった。


「行くぞ出撃。」アルヘルトさんの掛け声と共に王城に向かった。


作戦どうりまずはアルカクリスの部隊が見張りの魔物の相手をする。その隙にアルヘルトさんの部隊と俺とシルフィアで城の中に入る。その途中で魔物の群が襲いかかってきたがそれを蹴散らして進んだ。すると王の間に通じる階段の下に一人の魔物が立っていた。こいつは強いと思い[クロノス]を構えると


「こいつは他の魔物よりも遥かに強い、それに一人じゃないようだ。だから我々がここに残る、先を急ぎたまえタスク君。」アルヘルトさんは、そう言うと武器を構え臨戦体制に入った。


「良いね~良い!!そんな強気の君はどれくらい持ちこたえられるか楽しみだ。僕をガッカリさせないでね。」そのしゃべり方に何処か聞き覚えがあったがそんなことを気にしている暇などない。


「お言葉に甘え、ここはアルヘルトさんに任せます。どうかご無事で。」俺はシルフィアの腕を引き、王の間に急いだ。


重い扉を開け、俺とシルフィアは王の間に入った。するとそこには一人の男が立っていた。


「よくぞここまで来た。誉めてやろう。だがここまでだ。」と男は言う。


「お前がカイラスか。」


「いかにも我がカイラスだ。」


俺はステータス鑑定を使う。


カイラス

性別:男

Lv197

年齢:58

種族:シャドーデーモン

職業:魔王軍四天王


能力値

HP:10200

MP:7800

SP:7000

ATK:9000

DEF:10000

AGI:6000


スキル

邪神の加護

身体強化

魔力サーチ

狂乱

魔力操作

飛行


ユニークスキル

影渡り


称号

邪神に祝福されし者

魔王を守りし者


見たことのないスキルが並んでいた。先手必勝と思い俺は[身体強化]を使用して攻撃を仕掛ける。だがその攻撃は当たることなく[クロノス]は空を切った。俺はバランスを崩しそのままこけた。そしてカイラスは突然俺の影から飛び出し、俺に攻撃を入れた。


身体を強化している俺にはあまり効かなかったが、それでもダメージが入った。恐らく[影渡り]とはこの事だろう。ヤバイ、何も知らずに来た俺が浅はかだった。考えろ、この状況を打破する方法を、シルフィアを守るためにも。


続く

次回カイラスとの決戦です。

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