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学校戦争  作者: 小幡ぷりん
3/6

我こそ!岩なり!←弱そうなんだよ泣

前回のおさらい


学校戦争に巻き込まれた俺、安原成海は、海川先輩の圧倒的な力、アパテー神のロストオブホープを目の当たりにする。

その後、その力に怯え、ゴミ箱の中に隠れていた相手の最後の一人を近くにあった大きい岩で倒した俺。それがトリガーとなり俺も異能を手に入れた。

その異能が・・・・・。

ここから三話



「異能。ボールダーのカード。岩のモンスター・・・・・か。」

帰り道を歩いている俺は、美琴と別れたあと、ずっとカードを見ていた。


俺は、初めて手に入れた異能はやはりどういうものでも嬉しいものである。みんなには笑われたが・・・・・。ちぇっ。いいもん!


しかし、気になるのはスキルである。一体どのようなスキルなのか・・・・・。岩、だから、もしかして、大きな岩を空から落とせるとか!?これだったら超強いじゃん!


ん?カードの下の方に「skill」って書いてあるじゃん!

えーと、どれどれ・・・・・?

「skill かたくなる。」

・・・・・。

・・・・・。

これってさぁ、俺さぁ、もう、あれだよ?海川先輩のスキルが俺に発動してるかもしれない。アパテー神の「ロストのホープ(失われた期待)」失望感半端ねぇ!まじで、期待が失われたよ・・・・・。


これ、ポ〇モンで言う、イシツ〇テレベルだよ!?イシ〇ブテ!

はぁ・・・・・。俺の今後付き合っていく異能は、イシツブ〇ですよ。

所詮、最初のほうで、5Lv.とかで出てきますよ、けっ。


生徒会メンバーは、わかっている中でも、2人さぁ、「選ばれし子」なのにさ。

あ、美琴のヴァーユ神と、海川先輩のアパテー神ね。


その日の俺は、無気力状態だったらしい。(母親証言)


そして、その試合から一週間が過ぎた頃。

いつものように生徒会で雑務をこなしていた生徒会メンバー。

ただいま、メガネ会長は不在です。


と思っていたのもつかの間、ガラッとメガネ会長が生徒会室に入ってくる。

「えーとだね。とりあえず、前回の学校戦争、みんなは良く頑張ってくれた。そして、えー、次の戦争相手が決まった。

次は・・・・・大淵高校。学校ランキングは25000位。」

ふーむ。前回より弱いのだろうか。ならいけんじゃね!?


美琴も俺と同じように思ったようで・・・・・。

「会長!なら、今回は楽勝ですね〜。」


しかし、メガネ会長の目は険しかった。

「いや、違うわ。前回より厳しくなるわね。」と、海川先輩が言った。


どういうことだろうか?学校ランキングはそこまで高くないのに。

と、思った俺を察したかのように海川先輩は続ける。


「確かに学校ランキングは高くないわ。けれど、学校ランキングはまだ、去年までのもの。先週、大淵高校は、格上の1508位の高校にパーフェクト勝ちしてるのよ。」


そうだった。学校ランキングは1ヶ月ごとに更新される。

つまり、俺らはまだ、びりのままである。

しかし、俺らは、去年までの橘高校とは実力が違う。

まあ、敵もそう言う事なんだろう。


「その大淵高校と戦った高校の人のツ〇ッターのつぶやきによれば、相手は全員、亜人族モンスターのカード使いらしい。」

イケメン副会長がいう。ってか、ツイッ〇ーなのね。笑。


こうして、次の戦争は、辛くなりそうなのです。

4に続く

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