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学校戦争  作者: 小幡ぷりん
2/6

失望・・・・・そして、岩。

今回は前回が長すぎた為、かなり、縮小しました。

読みやすくはなったと思います。

1話のおさらい


生徒会に入り、いきなりの学校戦争で、主人公の安原成海は、幼馴染みの天海美琴の圧勝を見届けた後、秘書の海川先輩の方を見てみる。するとそこには4人を相手にする海川先輩の姿が!

ここから2話はじまります!


私、海川美紀が、異能を使えるようになったのは、中学二年の時。


私はずっとおとなしい性格だった。教室ではいつも読書ばかり。

家では、華道や茶道、ピアノなどのお稽古。

家がそこそこ由緒ある家系のため、礼儀作法を叩き込まれていた。

容姿もそれなりには良かったため、告られるという経験も何度もしてきた。


そして、私が、中学生2年生になって半年過ぎた頃、クラスの中心的な男の子に告られた。


しかし、私は恋愛などには興味がなかったため、「ごめんなさい、あなたにはなんの感情も持ち合わせてはいません。」と言って断った。


人間とは実に醜いものだと思ったのは、この告白のつぎの日。

私の机には、ひどい落書きがあった。

そう、いじめにあったのだ。

告白してきた彼が中心のいじめに。


私は、人間に失望した。

今まで、礼儀作法や、茶道、華道やピアノなどを学んできたおかげかそれなりに美の精神があった。

大人しい性格だったため、あまり、人と関わっていなかったから、人に対する感情があまりなかった。


しかし、この瞬間、人生で初めてものすごく強大な失望感に襲われた。

そして、襲われた時に、一枚のカードが自分の手の内にあった。

それが・・・・・。



海川美紀は動いた。

「カードをオープンします。アパテーのカード。スキル、ロスト・オブ・ホープ(失われた期待)発動します。」


しかし、相手はもう迫っている!

「けけけっ。今更、おせぇんだよぉ!くらえぇ、キラービーのスキル!ニードルランスゥ!」

「うぉぉぉ!キャタピラーのスキル!捕縛する糸!」

「ミミックのスキル・・・・・。人喰らい・・・・・。」

「ジャッカロープのスキルぅ!角ドリル!!」

一気に4つのスキル攻撃が迫ってくる!


「海川先輩ぃぃ!!」俺は、もうダメだと思った。

しかし、この時の俺は、気づいてなかった。アパテーの神の恐ろしさを・・・・・。

アパテー神。ギリシャ神話の、欺瞞、不実、不正、失望の女神。


俺が見た光景は、眼を疑うようなものだった。

なんと、4人の目の前に、4人の海川先輩がたっている。

それだけではない。4人のスキルが4人の海川先輩のものになっているのだ。そう。自分のスキルで殺されるという絶対的な失望感。


「そんなぁ・・・・・ばかなぁ・・・・・おれの・・・技が・・・・・ぐはっ。」

4人ライフ0。光のポリゴンとなって消える。

「す、すげぇ。これが海川先輩・・・・・なのか。」


俺は、心底驚いていた。アパテー神。恐ろしい女神。

そんな海川先輩の二つ名は、「呪われた天使」。これを聞くのはまだ先のことである。


この、海川先輩の活躍もあり、相手はあと一人!

これは勝てるぞ!!相手の残りは生徒会長。

俺は怖いから、ゴミ箱の中にでも入ってようかな。

近くのゴミ箱に向かうと、蓋が外されていた。

「・・・・・誰かが使ったのかな?」と不審思いながら中を覗くと・・・

ブルブル震えている人がいた。・・・・・俺は無心で近くにあった大きな石を運んできて、その人の頭に落とした。

「ごふっぅ!?」命中。


・・・・・3秒後。てれれってってーー!!you are winnerと、タブレットに出る。

勝ちました。最後は僕が倒しました。はい。どうやらこの方は海川先輩の無双っぷりにビビったようです。


その時だった。俺の手の内に一枚のカードがあった。

そう。異能を手に入れたのだ。

俺の初めての異能っっ。


「・・・・・ボールダーのカード・・・・・意味するものは・・・・・岩。」

美琴「・・・・・ぷっ。い・・・・・わ・・・・・。」注、笑ってやがります。

メガネ会長「・・・・・君は無能力者だったのかい?」

あ、そればれちゃった?

イケメン副会長「・・・・・いわ・・・・・ね」注、笑うの堪えてやがります

海川先輩「ボールダー・・・ね。まあ、ね。」失望の女神が失望してる


・・・・・俺だってこんな異能いやだぁぁぁよぉぉぉぉぉ!!

3に続く

少し今回は真面目なお話だったと思います。

最後は・・・・・まあ、これからに期待ですね!

まだまだ拙いですが、どうぞ宜しくお願いします!


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