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学校戦争  作者: 小幡ぷりん
1/6

幼馴染みはまけましぇん←他力本願乙!

とりあえず、新作全力で頑張らせていただきました!

是非1度読んでみてください!

学校戦争。それは、数年前から始まった学校の格付けを行うために行われる学校の対抗戦。学校の代表である生徒会メンバーが、異能と呼ばれるものを使い、戦う。学校ランキングが高いほど国からの支援が手厚くなる。そして、この物語は1907535もの高校で、1907535位の学校の物語である。

私立橘高校。この学校こそビリの高校である。

そして、今始まる。この学校の下克上が・・・・・多分。


四月。この俺、安原成海は、高校生になった。しかし、俺の通う高校は、希望校に落ちたため、なんと学校ランキングビリの橘高校。

けど、まあ、楽しくやれたらいいとおもっている。

「おはよー!なる!今日は入学式だね!えへへへ。」

「おぉ。はよ。相変わらず元気いいなぁ。」

こいつは幼馴染みの天海美琴。俺のことが心配で推薦けって、橘高校に来たらしい。ばかだなぁ。ついでにいうと超かわいい。何よりポニーテールが、うん。素晴らしい。あ、ついでに「なる」とは俺の事である。

「うーんとね!なるはさ、高校でやりたいこととかある?」

アホ毛をぴょこぴょこさせながら、俺に聞いてくる。

「えー、いやー、とくにー。」

「そっかぁ。私がやりたいこと、聞きたい?聞きたいよね?」

いかにも聞いてくれみたいな口調で言ってんなこいつ・・・・・。

「いや、いいです。間に合ってます。」

「うがぁー。素直じゃないなぁ、こいつめっ。」

ポコポコ殴ってくる、これっ、やめなさい。

「で、結局なにがやりたいんだよ、高校でさ」

叩いてくる手を払い、答えをうながす。

「えへへへ。えーとね、生徒会に入りたいんだー!」

照れながら、美琴はいった。かわいいな、くそっ。

って、生徒会か。あぁ、忘れていたがこいつは異能を持っているんだった。まぁ、異能は努力でどーにか持てるものではないから、俺は諦めているが・・・・・。

「でも、ここの生徒会はよわいだろ?ビリだし。お前入ってもあんまり変わらないんじゃないか?」

「ううーん。そこなんだよねー。私が入ったところで弱いのは変わんないんだよね・・・・・。」

っと、話してるうちに学校についたなぁ。

だりぃ。入学式とかだるいわー。ふぁぁ。あくび大量発生なう。

てきとーに校長の話を聞き(寝てなんてないんだからね!)、終わると同時に美琴と一緒にクラスに向かう。俺と美琴は同じクラスなのだ(どやぁ)

「なーに、一人でドヤ顔してるのさ。流石にひくよ?」

おっと、つい顔に出てしまっていたか。集中しないとな。

担任の先生の話は・・・・・うん。忘れた。寝てたわけではないよ?たぶん。まあ、なんかいろいろあって。放課後。

入学式で既にクラスでグループ等ができているみたいで、このあとどーする?みたいな会話が多々聞こえる。

べ、別にぼっちじゃないぞ?俺は。

たたたっ、とこっちに向かってくる足跡が耳に入る。

「ねぇねぇー。一緒に生徒会いかなーい?」

美琴だった。

「へ?なんで俺が?えっ?ちょっ?」

「いいじゃーん。行こうよー。なんかさこう、暗記系の異能とか言ってさ。秘書とか書記とかやればいいんだよ!」

こいつむちゃくちゃだ・・・・・。でもまあ、暗記は人より優れているのはあっているのだが。

「まあ、やだっていっても連れてかれるしなぁ。行きますか。」

よいしょと重い腰を上げた。

そして、生徒会室前なう。かなり迷って到着した。疲れたぁ。

こんこん、とノックして「失礼します!」と言って、さっさと入っていった美琴。コイツは元気だなぁ。苦笑。

続いて俺も「しつれいしあーす。」と入っていく。

と、その瞬間。

どたどたどたぁ。がしっ。

「えっえっ?」

「ちょっ、なに?」

美琴も俺もびっくりした。いきなり複数の人から肩をがっしり掴まれたのだ。

「生徒会に入ってくれるのかぁぁ!?」

生徒会長と書かれたワッペンをした人に涙目で聞かれた。

美琴がたじたじしながら、答える。

「あ、はい。入りたいのですが・・・・・。」

途端に、生徒会に入るための契約書を出された。

「はんこを!はんこをおしてくれぇぇぇ!」

美琴はびくびく?しながら、おそるおそるハンコを押す。

あれ?ハンコねぇよ。わたくし。

と、思っていたのもつかの間。美琴がハンコを押していた。俺の。

・・・・・うん。

みことさぁん?なんで僕の家のハンコ持ってんのかなぁ?

とか言っても無駄そうなので黙っていた。ぼく、怖いよぉ。ふぇぇ

「ありがとぉぉ!これで戦えるぅ!」

・・・・・?戦える?不審に思ったのは美琴も同じようだ。

「あの・・・・・。戦えるって、どういうことですか?わたしたちがいなきゃ戦えなかったみたいないいかたですけど・・・・・?」

それに生徒会長がこたえる。

「あぁ。そのだね。今年生徒会の人数は4人なんだ。去年3年生が3人引退してね。しかし、学校戦争に参加するのには6人の生徒会メンバーの登録が必要なんだ。助かったよー。廃校は免れたんだから。」

・・・・・どんだけやばいんだよ。この生徒会は。流石に美琴も呆れて・・・・・。

「わぁ!ということは、1年のうちから戦えるんですね!やったぁ!」

キチガイでした。幼馴染みが戦いフェチなんだが!?みたいな小説でもだそうかなぁ・・・・・。

などと、下らないことを考えてるうちに、美琴は生徒会に馴染んでいた。

「では、自己紹介からはじめるとしよう!」と、生徒会長が言い出す。

「まず、僕は生徒会長の、金子だ。」メガネ会長と覚えよう。

「私は、秘書の海川。海川美紀です。」なかなかの美人。髪はロングで、その、なかなか立派なお胸を持っている方だ。

「で、俺が副会長の富樫だ。富樫建。よろしくなー。」えーと、イケメンだなぁ。ちっ。(したうちなんてしてないぜ。)

「でだな、もうひとりは副会長の宮下優。今は来てないが、まあそのうち会うだろうな。」どんな人だろ。まぁいいか。

「と、まあこんな感じだ。次は君達の番だ。よろしく。」

美琴がまず言うみたいだ。

「1年A組。天海美琴です。これから宜しくお願いします!」

続いて俺。

「同じく1年A組。安原成海です。美琴ほど役に立ちませんがどうぞよろしくお願いします。」ぺこり。こんなもんか。

「でだな・・・・・いきなりで悪いんだが、あー、ごほん。」なんか言いづらそうにしているメガネ会長。

「そのぉ、明日、学校戦争にでてもらいたいんだが。」

・・・・・・・・・・・・・・・。

「あしたぁ!?あしたっていいました!?いきなり!?むりむりむりむりむりです!」なるみんの全力拒否だよ☆てへっ☆ってか、俺戦えないし。異能ないし。

こればっかりは美琴も・・・・・

「明日ですかぁ!?」やっぱりな。さすがになー。うんうん。

「やったぁ!戦いだァ!いきなり!戦いだァ!」

俺の幼馴染みが戦いフェチなんだが!?2020年発売決定!

「おいおい、美琴さんや。それはないじゃろがぁ。」

「え?だって、1年のうちから戦えるとか幸せじゃん!?」

あーはい。意見した僕が馬鹿でした。ばーかばーかぼくばーか。

「やってくれるか!?助かる!では、場所はここで。明日の8時半集合だ!今日は解散!」んなむちゃくちゃな・・・・・。

とぼとぼ。帰路についてるなうwith美琴←戦闘オタク

「あのさぁ。俺、明日休んでいいっすかね?」

「はい?」

「いや、僕は異能ないし。戦えないし。」

「いやー、そこは頑張って☆」

・・・・・はぁ。俺の高校ライフ幼馴染みに振り回されて終わるんだろーな泣

美琴と別れたあと、家に帰り、すぐ寝た。何も考えたくありましぇん。

――――翌日――――

「ふわぁぁ〜」

朝が来てしまいました。これほど嫌な朝は初めてです。はい。

トーストをかじりながら、休む方法を考えているなう。

すると、ぴーんぽーん。ん?こんな朝にどなたー?

母がそそくさと向かう。

「はーい。」がちゃり。

「あらっ。美琴ちゃんじゃない。おはよう。」

「おはようございます!お迎えに上がりました!」

・・・・・なんてこったい。君は鬼ですか。わざわざ来るなんて。

仕方なく、諦めて家を出る。「いってきまーす・・・・・」

「今日は頑張ろうね!ね!なる!」

元気に言ってくれちゃいますが僕はなきたいんですよ?ふぇぇ。

学校に着き、生徒会室に入る。←ほんとは、嫌ですもうほんと。

「おぉ、よくぞ来てくれた!今日は力を貸してくれ!」メガネ会長は興奮して、喜んでいるみたいだ。はぁ・・・・・ますますやだぁ。

「おはようございます!今日は力いっぱいやらせていただきます!」

こいつは・・・・・。もういいやー・・・・・。

おはよう、と言いながら近づいてくるのは、秘書の海川先輩。今日もお美しい。うん。

おはようございます、と返事する美琴と俺。

「では、今日の戦争のルールを確認しましょう。まず、形式はオール参戦。全員が一斉にフィールドに入って、最後まで残っていた人のチームが勝ち形式です。相手のライフポイントを0にすれば、勝ちです。まあ、至ってシンプルですね。」

にこっ、と微笑み、では頑張りましょうと言い、俺たちの元を離れる。

隣の美琴は目を輝かせながら戦争が始まるのを待っている。

俺の作戦→しょっぱながら、負ける。以上。低コストで行きます。エコの時代ですからね。省エネ省エネ。えねごり君のように。

「っと、相手の学校が来たようだよ。」メガネ会長がいう。

「相手は、ランキング1050位の強豪、城新高校。だからこそ勝てたら一気にランキングがあがる。ぜひ勝ちに行きたい。」

メガネ会長は真剣な面持ちで言う。

えー・・・・・。無理でしょ。格差ありすぎ・・・・・。ねぇ・・・・・。

「楽勝ですね!たかが1050位の相手なんて!」

みことぉぉぉっっっ!おまえぇぇぇぇ!あほぉぉぉぉ!!

生徒会メンバーは目を丸くする。そりゃそうだよね・・・・・。

「ま、まあもう始まるからフィールドに行こうか。」軽く動揺を隠せないメガネ会長。うん。それが普通の反応だよ。

フィールド(グラウンド)に到着。相手の6人は既にすたんばっている。

さぁ、いよいよか・・・・・。早く負けよっと。てへっ☆

「それでは、開始っ!」

それぞれ校舎のいろいろな場所に転送される。

俺は裏庭。シーンとしてる。このまま隠れてよっかな・・・・・。

仲間の配置などは始まる前に支給されるタブレットのようなものを通してモニターで確認できる。

美琴を映し出す。おおっ?いきなり敵に遭遇しとる!場所は、えーと、三階の廊下か。相手は、ごっつい、でかい、きもい、の三拍子が揃ってるようなやつ。

ここで、戦いの解説!異能を持つ人は、普段異能をカード内に閉じ込める。このカードは異能をその人が初めて手に入れた時に出てくる。そして、戦いの前にカードから異能を解放する。そうして、異能を使えるようになります!

誰に解説してんだろ・・・・・俺。

「カードオープン。オークのカード。」相手はオークのカード。これは、防御系の異能を使えると予想される。

「じゃあ、私も失礼して!」美琴も、解放するみたいだ。

「カードオープン!ヴァーユのカード!」

「ヴァーユだとぉ!?お前まさか・・・・・選ばれし子なのか!?」

敵が驚くのも無理はない。解説します!

ヴァーユとは、ヒンドゥー教の神。風神である。見てわかるようにオークという種に対して、美琴は神。神のカードを持つ者は、「選ばれし子」と呼ばれる。だから、誰に解説してんだろ・・・・・俺は。

「いっくよー?ヴァーユ神のスキル!」美琴の手のひらの上に小さな竜巻ができ始める。

「くっ!?オークのスキル!!仁王立ち!」相手は慌ててスキルを使う。仁王立ち・・・・・体を固定し、美琴の技を耐える気だ。

あー、んーとね、それはおすすめしないよ?美琴のはさぁ、耐えるレベルじゃ済まないから。

「スキル!ブレードオブザウィンド!(風の刃)」

美琴の手のひらの上から、無数の風の刃が飛ぶ。

「ぐぅ!?ぐほっ!いてぇっ!うわぁ!ぐわぁぁぁ!!」

ライフポイント・・・・・0。敵は、光のポリゴンとなって消える。

あっ!死ぬわけじゃないからね?ここのフィールドは仮想空間だから!現実には全く問題ないからね!

相変わらず美琴恐ろしいやつ・・・・・。

さてさて、ほかのメンバーは、っと・・・・・。!!??

メガネ会長・・・・・ライフポイント0

富樫副会長・・・・・ライフポイント0

海川秘書・・・・・・・ライフポイントMAX

宮下副会長・・・・・不参加

天海美琴・・・・・・・ライフポイントMAX

あなた・・・・・・・・・ライフポイントMAX

・・・・・おぉぉい!!!!!男子ィィィィ!!!!あと、不参加ってできんのかぁぁぁぁいいいい!そういや、いなかったなぁぁぁ!!!

これは・・・・・ひどいね。うん。

相手なんて、このタブレットの情報だとまだ、5人残ってるよ?

これは、勝てないわけですわ。

海川先輩の様子を見てみよう。

「っ!!!」なんとすごい光景が目に見えていた。

それは、4対1という悲惨な光景だ。海川先輩を4人で囲んでいるのだ。

「へへへっ。海川さんや。転校してからこれが初試合なんだってなぁ?初試合がボコボコにされるとはさぞかし可愛そうだなぁ?」

相手の副会長が悪者キャラっぽくほざく。

ほぉ。海川先輩は転校してきたのか。

「へへへっ。じゃあ、やらせてもらいますかぁ!行くぜ!

キラービーのカードォ!オープン!」キラービーか。殺人蜂とも呼ばれるモンスター。なかなかの攻撃力だろう。

この副会長に続いて3人が解放をはじめる。

「カードオープン!キャタピラーのカード!」

「カードオープン!ミミックのカード!」

「カードオープンだぜ!ジャッカロープのカード!」

キャタピラー・・・・・毛虫ってとこだな。

ミミック・・・・・・・・・人喰い箱。

ジャッカロープ・・・角ウサギ。

「へっへっへっ。行くぜぇ!覚悟しなぁ!」

2に続く。

どうでしたか?自分なりには精一杯出し切った感がある状況です。

まだ粗い点はたくさんありますが苦笑

感想バシバシ受け付けてます。是非コメントおねがいします!

もしよろしければお気に入り登録も・・・・・←欲張りすぎですね笑

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