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第7章 龍一の過去(其の二龍の巻)


第七章 龍一の過去(其の二 龍の巻)




 月日は流れ、龍一は二年生になっていた。

 

「わ、悪かった。も、もう、修羅アンタには手を出さないから・・・許してくれ・・」

「許してください!だろ・・クズ共が・・・」 

六人のヤンキー達が、血だらけになって、倒れていた。

その喧嘩を、一人の少年が震えながら見ていた。その少年こそ、少林拳の使い手、小林 秀一だ。

もちろん、その存在を龍一は気づいていた。 

そして龍一は、秀一の近くに歩み寄った。龍一は、相手が強ければ、ヤンキーであろうと、一般人だろうと、男女関係なく喧嘩を売る。

だが龍一は、嘲笑うかのように秀一の横を通り去っていった・・

おそらく、龍一は秀一に、お前は強いが、臆病者だ!と言いたかったのであろう・・・

それは、秀一が龍一に、恐怖を感じ、震えていたからだ。

秀一は、震えながらタバコに火を点けた。

 「(・・あれが、喧嘩屋修羅・・)」


 それから一週間後・・・

この日龍一は、あるモノを目覚めさせた・・・


龍一とトオル、南は、西村モータースに居た。ここは、摩利支天の六代目、西村 和也の実家だ。

「やっと、復活した・・・」

「おう、どうだ!?龍一」

「あっ、カズヤさん・・・復活しましたよ!ルナさんが愛用していた単車ニンジャが・・・」

この日、目覚めさせたのは、瑠奈がレディース時代から、二十歳(ハタチ)まで愛用していたカワサキの単車ニンジャだ。龍一が弟子になってからは、瑠奈も忙しくて、ずっと眠っていた単車・・・それを、目覚めさせたのだ。

「けっ、単車には興味ネーとか言ってたくせに・・・」

 「ああ、興味ないよ。だからトオル(お前)の単車(XJ)にも興味ない。・・・けど、この単車ニンジャは、ルナさんが愛用していたから、特別なの・・」

 「問題は、中坊のお前が、コイツを乗りこなせるかだ」

龍一は、まだ中学生、当然単車の免許など持っていない。

 「へへっ、ルナさんも同じことを言っていた・・・けど、ナポレオンじゃないが、俺の辞書に、不可能の文字は無い!」

そう言って、龍一は単車にまたがった。

 「その辺軽く流したら、ルナさんの店に行くから・・・それではカズヤさん、失礼します!じゃあな南、トオル・・」

ヴォン!ヴォヴォオオン!・・・

龍一は、その辺を流した後、ルナの店に向かった・・・


喫茶「LUNA」・・・

ギャババババーン!

瑠奈の店の前で、単車を止めた。

そして龍一は、店の中に入っていった・・・

 「ルナさん、ニンジャ復活しましたよ」

 「へー、ちゃんと乗ってこれたんだ」

 「俺は、ルナさんの弟子ですから・・」

 「それより、さっき、アンタの母親から、電話があったわよ。」

 「あっ、携帯の電源、切ったままだった・・」

 「まあ、心配していたみたいだから、家に帰りな・・」

 「・・・は、はい・・」

 「あっ、単車は、置いてきな・・」

 「はい・・・」

龍一は店を出て、家に戻った・・・


 「おかえり、龍一・・」

 「ルナさんの所に、電話したみたいだが、なんの用だ!?」

 「さっき、学校の先生から連絡があって、あなた、今日も学校に、行かなかったの?」

 「・・・悪いかよ!?」

 「今から、学校に行って、午後からの授業には出なさい!」

 「イヤだね!」

 「龍一、あなた、もう二年生なのよ・・・来年になったら・・」

 「うるせーな!俺の勝手だろう!」

その時、父武蔵が現れた!

武蔵は、格闘家を引退してからは、時代劇モノの小説を書いたりしていた。

 「沙織・・・その馬鹿は、行きたくないって言っているんだ・・ほっとけ」

「でも、あなた・・・龍一、お父さんだって、本当は心配しているのよ。もちろん、お母さんも、そして、先生方も、みんな、あなたの事を心配しているのよ。だから、わざわざお電話を・・」

 「先公が心配!?笑わせるぜ!そんなの立場上、しょうがなくやっているだけだ!影では、俺をクズ扱いしたりして・・・あいつらは皆、似非教師だ!表向きは、いい面しやがって、偽善者共が・・」

パシッ!

母沙織が、龍一の頬を叩いた。彼を叩いたのは、これが初めてのことだった。

 「クソババア・・・!(あっ、涙・・・)」

沙織の目から、涙が・・・

その時、武蔵が、

 「龍一、庭に出ろ!てめーが、どれだけ弱いか教えてやる。」

 「じょ、上等だ!」 

武蔵と龍一は、庭に出た。

 「龍一、本気で来い!」

 「い、いいのか!?てめーは、引退して十四年も経っているんだぜ!?」

 「舐められたもんだ・・・お前など、左手だけで十分だ!」

龍一が攻撃を仕掛けた!

だが、全部、紙一重でかわされている。龍一が跳んだ!天誅だ!

だが、これもかわされた・・・

 「もう、おしまいか?」

そう言って、武蔵の左正券突きが炸裂!

龍一はそのまま、塀のところまでふっ飛んだ!

ドゴーン!

 「ぐはっ・・くそ・・・なんて一撃だ・・・」

 「喧嘩屋?修羅?笑わせるぜ!?てめーは、弱いものを守って、正義の味方みたいな事をしているらしいが、ホントは、ただ喧嘩がしたいだけなんだろう!?・・・てめー自身も、偽善者なんだよ!瑠奈はお前に、何を教えているんだ?あの女も偽善者か?」

 「俺の事を、どう言おうとかまわん・・・だが、ルナさんの事を悪く言うな!」

 「だったら、弟子のてめーが、しっかりしろ!弟子の出来が悪いと、師匠も同じだと思われるだろう!」

 「くっ・・・」

 「俺は昔、瑠奈の父月形 良昭と戦って敗れたんだよ・・・テレビでも、俺は負けた事があるとコメントした」

武蔵は引退後、一度だけ敗北があるとコメントしたが、誰もその戦いを見たことがない。その時の戦いを見たのは、瑠奈、武、凍矢だけ・・・そのため、誰も信用しなかった。

また、天神流や良昭の名前も出さなかった。

天神流は影に生きる武術・・・だから、天神流の者でない人間が、天神流を語ってはいけない、武蔵はそう思ったから、名前を出さなかった。

もちろんマスコミから相手の名前は?と聞かれたが、武蔵は、本物の修羅と戦ったと答えた。

信じる、信じないは、人それぞれ・・・それが最後のコメントだった。

 「(親父が、良昭大先生と戦った!?しかも、親父が負けた!?・・・そうか、それで引退したのか!?)」

龍一が、ようやく立ち上がった。

 「どおした、偽善者ヤロー!もう、おしまいか?」

 「くそー!いつか、てめーを超えてやる!」

龍一は、そのまま家を飛び出した。

 「龍一!・・・あなた」

 「ふん、あの馬鹿が、行く所は決まっている・・・」


しばらくの間、龍一は歩きながら、自分の世界に入った。

 「狂おしいほど、痛いのならば、すべてのモノを壊し、自らを修羅と化すことで、求めるモノを手に入れるため、戦い続ける・・・」

龍一は、そうつぶやいた・・・彼が求めるもの・・・それは強さ・・

だが、今の彼は、喧嘩の強さしか求めていない。

 「(どおすれば、親父を超えられるんだ・・・)」

龍一が立ち止り、我に戻った・・・

しばらくして、彼が再び歩き始めた・・・

その時の龍一の顔は、まるで鬼のような表情をしていた。通行人達は皆、龍一と目を合わせないようにしていた。

その時、一人の男が龍一の肩にぶつかった。

 「どこ見て歩いているんだ!?コラッ!」

龍一が大声で怒鳴った!

通行人達も、一瞬立ち止まったが、見て見ぬふりをし、再び歩き始めた。 

「おっ、ワリーな・・ボウズ。」

 「ボウズだと!?今の俺は、機嫌が悪いんだ!喧嘩なら買ってやるぜ!」

 「・・・俺は空手家だ!素人を相手にする気はない」

この空手家こそ、元摩利支天のメンバーで、後に新戦会の四天王となる原田 光介である。

だがこの時、お互いに相手が何者なのかを知らない。

そのため、龍一は、すでに原田と会っていた事を知らない。

この時出会ったのは、ただの空手家・・としか覚えていない。

原田も、この時出会ったのは、ただの悪餓鬼・・としか覚えていない。

 「空手家!?上等だよ!?俺は強いぜ!」

 「ふーん・・」

龍一は、完全に切れた!

 「ぶっ殺す!」

 「礼儀をしらんボウズだなあ・・まあ、昔の俺も人の事言えないが・・・」

 「構えろ!空手家ヤロー」

 「いつまでも、お前と遊んでいる暇はない・・じゃあな・・ボウズ」

原田が、背を向け、去ろうとした・・

 「逃げるのか!臆病者!」

原田が立ち止まり、振り返った・・・ 

そして、原田が上段回し蹴りを・・・

だが、紙一重のところで止めた。

 「(やはり出来る・・あの爺さん)・・・これでどっちが強いか、分かっただろう・・次は本当に当てるぞ!」

 「(・・み、見えなかった・・・)」

 「ボウズ、強くなるためには、負ける事も必要だ。その悔しさをバネにもっと強くなれ・・」

原田が、再び背を向けた・・

 「ああ、それからこの戦い、おれ自身も、お前の後ろに居る爺さんに、負けた・・」

そう言って原田は、去っていった・・・

 「(・・後ろに居る、爺さん!?)」

龍一が、後ろを振り向くと、そこには一人の老人が立っていた。

 「ジジイ・・いつから、おれの後ろに!?」

 「ホッホッホッ・・ワシの気配に気がつかなかったのか!?わしは、あの男が回し蹴りをする、ちょっと前に、お前さんの後ろに居ったかな・・」

 「(いくら、あの空手家ヤローに、気をとられていたとはいえ、俺の背後を取るなんて・・)」

 「あの空手家、強いのう・・じゃが、お前さんは未熟者じゃ!」

 「なんだと!」

龍一が構えた・・

 「おいおい、こんな年寄りに、暴力を振るう気か?」

 「てめー、ただのジジイじゃネーだろう!?」

 「あの空手家が、お前さんには、勝ったが、わしには負けたと、言っておったじゃろう・・・あの回し蹴り、お前さんに対しての警告と同時に、わしへの挑戦でもあったんじゃ・・お前さん、あの蹴り見えたか?」

 「・・いや、見えなかった・・・」

 「そうじゃろう・・じゃが、わしは見えた。顔色一つ変えずにな・・・だから、あの男は、負けを認めたんじゃ!」

 「・・・・」

 「わしの弟子にも、お前さんみたいに喧嘩の強さしか知らんやつが居る・・武道家にとって、本当の敵とは誰だと思う?」

 「・・・自分より強い相手!?」

 「いや、己自身じゃ・・わしの弟子も、お前さんも、心が弱いんじゃ!」

 「心が弱い!?」

 「そうじゃ・・・!お前さんの心は荒んでいる。そのためお前さんは、わしに背後をとられたんじゃ!もし、わしが悪人じゃったら、お前さんはどうなっていったかのう・・・」

確かに、この老人が悪人だったら、龍一は殺されていただろう。

 「まあ、あの男の言うとおり、悔しさをバネに強くなることじゃ」

 「じーさん、あんた一体何者だ!?」

 「わしの名は、小野寺 辰彦じゃ!お前さんは?」

 「神威 龍一だ!」

 「神威!?お前さん、伝説の格闘王の息子か?」

 「ああ・・けど、俺は親父から武術を学んでいない・・俺の師匠は、ルナさんだけだ」

 「るな!?月形 瑠奈の事か?」

 「ああ、ルナさんの事知っているのか?」

 「知っておるぞ・・確か天神流とかいう古武術の使い手で、アル何とかっていう殺し屋じゃろ!?」

 「アルテミスだ!それに、殺し屋じゃネー、スイーパーだ!」

 「ああ、そうじゃ・・アルテミスじゃ・・そう名乗っておったわ・・」

 「(名乗って!?)じーさん、ルナさんに会った事があるのか?」

しばらく小野寺が黙りこむ・・・ 

そして、小野寺が、再び語り始めた・・

 「5、6年くらい前に、チンピラ共が悪さをしておったので、少し懲らしめてやったんじゃ。」

 「へー・・」

 「じゃが、そうしたら、チンピラ共が、わしの命を狙い始めてのう・・・」

 「そうか、それでアンタはルナさんに、奴らを始末してくれと、依頼したんだな!?」

 「いや、逆じゃ・・依頼をしたのは、チンピラ共の方じゃ・・・そして、あの娘が現れたんじゃ」

 「ば、馬鹿な!?・・・ルナさんは、クズを始末するのが仕事・・そんな、クズ共の依頼を受けるもんか!」

 確かに、小野寺が弱ければ、瑠奈は相手をしなかった事だろう。

だが、小野寺も昔は名のある武道家・・・天神流の技を振るうに、これ以上の相手・・・

だから、彼女は、チンピラ共の依頼を受けたのであろう。

 「あの娘は、修羅そのものじゃった」

小野寺が、この時言った修羅とは、荒んだ者のことではなく、三面六臂の闘神阿修羅の

ことである。その表情は、怒り、悲しみ、意志を表している。

確かに瑠奈は、強い意志を持っている。そして、家族や武を失って、怒りと悲しみを心に秘めて生きている。

 「わしは、お前の父、格闘王とは戦った事はないが、おそらくあの娘は、格闘王より強いじゃろう・・・さすがのわしも、何十年ぶりかに本気になった。さて、この勝負どっちが勝ったと思う?」

 「・・ル、ルナさん!?」

 「そう、そのとおり、勝ったのはあの娘で、わしは負けた・・・望みどおり、わしの命をやると言ったが、あの娘は、ただあなたと勝負したかっただけ・・・そう言って去っていった」

その後、小野寺の命を狙ったチンピラ共は、全員病院送りとなった。

そして、瑠奈に恐怖を感じ、この街から姿を消した・・・

だが一人だけ、まだこの街に残っている。その男は入院中に、人のやさしさを知り、心を入れかえ、今は真面目に生きている。

 「さて、そろそろ行くかのう」

 「フン・・・いつか、親父にも、あの空手家ヤローにも、あんたにも、負けないくらい強くなってやる・・・」

龍一は、そう言って去っていった・・・

小野寺も、その場を離れようと、歩き始めた・・その時、

 「あっ!小野寺先生・・どうも、こんにちは」

一人の少年が、小野寺にお辞儀をした。

 「おう、秀一か・・・」

小野寺に、挨拶をしてきた少年は、小林 秀一だった。

実は、秀一に少林拳を教えていたのは、小野寺であった。

 「今、面白い男に二人も出会ったわ」

 「面白い男・・・?」

 「一人は空手家、もう一人は、お前が前に言っておった・・・喧嘩屋修羅じゃ!」

 「ま、まさか、修羅のヤツ先生に喧嘩を・・・」

 「売ってきた・・・じゃがなぁ秀一、少林寺拳法は喧嘩のための武道じゃない、己を鍛え弱き人を守るための武道じゃ!」

 「・・・・」

 「まあ、お前も、あの少年も若い・・これからじゃ」


 その頃、龍一はルナの店にやって来た。

 「やっと来た・・・今度は、あんたの父親から電話があったのよ」

 「親父から!?」

 「しばらく、私の所に預けるって・・・まあ、あんたには、まだまだ教えなければいけない事がたくさんあるし・・・とにかく、今日からまた、私と二人で暮らすのよ」

龍一と瑠奈は、二年以上、阿の山にこもって、二人で生活をした事があるが、瑠奈の家での暮らしは龍一にとっては、初めての事であった。 

「はい!」

龍一は、再び瑠奈と暮らせるかと思うと、今日の出来事が、どうでもいいと、思えるようになった。さっきまで、鬼の様な表情をしていた龍一だったが、今はまるで、飼いならされた子犬の様であった。

「夕食まだでしょ!?用意できているから、食べな」

「はい!いただきます!」

 「でもね、リュウ・・・あんたには、ちゃんと待っている家族がいるんだから、その事だけは、忘れるんじゃないよ」

 「俺・・・お袋を、泣かせてしまいました・・・今度、謝ってきます」

 「ホント、出来の悪い弟子なんだから・・・」

 「でも、親父のヤツ、ルナさんの事を・・」

 「偽善者って、言っていたんでしょ・・・」

 「知っていたのですか?」

 「電話で、謝られたわ・・・でも、それは間違いじゃないわ」

 「えっ?」

 「間違っているのは、私の生き方・・・相手がどんなヤツでも、殺せば、罪人・・・」

瑠奈自身、自分が罪人だという事を、誰よりも知っている。

 「・・・後、親父以外に、空手家と、小野寺とかいうじーさんに負けました」

 「あんた、小野寺先生にも喧嘩を売ったの!?」

 「・・・はい」

 「あきれた・・これじゃ、まだまだ、奥義は教えられないわね」

 「はい・・」

 「それから、どうせ学校に、行く気がないんでしょ!?あんたには、ちゃんと家の事や、店の手伝いをしてもらうから・・・もちろん、バイト代はだすわ」

 「はい、分かりました・・あの、僕はどこで寝ればいいんですか?」

 「あんたは、下のリビングで寝なさい」

瑠奈の店の奥に、キッチンやリビング、バスルームなどがあり、二階に、瑠奈の部屋がある。 

 「ああ、それから、変な事しようとしたら、ぶっ殺すからね!」

 「は、はい・・分かっています・・・」

こうして、龍一と瑠奈の新たな生活が始まった。

瑠奈の店は、年中無休・・瑠奈の店が休業する時は、天神流の特別な修行がある時か、瑠奈のもう一つの仕事が、ある時くらいだ。営業時間は、朝七時から夜十八時である。

その後、夕食が済んだら、天神流の修行が、朝方四時まで続く・・・そのため、二人の睡眠時間は、2時間くらいである。

だが龍一は、強さを求めた・・・

今までとは違う強さを・・・真の強さを求めた・・・











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