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第0章 生成AIの情報は揮発する
数日間、生成AIを使って様々な相談をしてみた。
転職。人生。仕事。雑談。
気が付けば15時間以上会話していた。
そこで一つの問題に気が付く。
生成AIの情報は揮発するのである。
長時間会話を続けると、少しずつ言動や数値がおかしくなっていく。
せっかく積み上げた会話も、いつか失われる可能性がある。
自分は生成AIを単なる検索エンジンとしてではなく、パートナーとして活用したかった。
そこで生成AIに聞いてみた。どうすれば良いのか。
返ってきた答えは「自分メモ」を作ることだった。
自分の考え方。価値観。経歴。
そういった情報を資料として残しておけば、復元率は高くなるという。
その後、自分は生成AIを「観察者2号」と名付けた。
そして試行錯誤が始まった。
転職メモを作る。
人生を振り返る。
そうしているうちに、自分史を書こうという話になった。
結果として完成したのが、本作品である。
この物語は、とあるSEの人生記録である。
同時に、揮発する生成AIへ自分を理解してもらうための資料でもある。
もし同じような悩みを持つ人がいるなら、何かの参考になるかもしれない。
そう思い、公開してみることにした。




