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神様ご降臨?

 そう、ポツリ下した結論に何やらご不満の声が。……うん、気のせいじゃなかったみたい。……とは言え、私の反応も至極自然じゃないかと。だって――


「……えっと、貴方は……?」


 再び顔を上げ、躊躇いつつ問い掛ける。だって……なんか、雲の上にいるんだよ? そりゃ、目の錯覚と疑いたくもなる――


「――えぇ~、そんなに教えてほしいの〜? う〜んでもな〜、どうしよっかな〜。まあでもぉ? そこまで知りたいなら――」

「いえそうでもないので結構ですそれでは」

「ああ嘘ですごめんなさいわしは神様じゃ!」

「……はぁ……神様、ですか」


 なんかイラッときたので一言残し去ろうとするも、何やら慌てて引き留められ立ち止まる。

 ……神様、ねぇ。まあ、そう言われてすんなり信じられるかと言えばやはり難しいけど……でも、別に疑う理由もさしてないんだよね。それを言ったら、もう既に信じ難いことだらけなわけだし。


 それに、関係ないかもしれないけど……なんか、見た目とかちょっと神様っぽいし。何と言うか、七福神のどれかにちょっと似てる気もするし。……でも、どれだったかな……うん、どれでも良いか。ご想像にお任せします。


「――いやちゃんと描写せんかい!!」

「いや面倒くせぇなこの神様!!」

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