表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/124

私と同じくらい?

「…………どういう、こと……?」



 梅や椿が色とりどりに咲き誇る、広々とした雅な庭園――その中を流れる反射光の輝く池の前にて、透き通る水面に映る自身の姿に呆然と声を洩らす。だって、そこに映っているのは――


「……すっごい、綺麗」


 そう、ポツリと呟きを零す。……いや、これだけ聞くとただのナルシストでしかないけど。でも、そうではなく――と言うのも、水面ここに映るは私ではなく、得も言われぬほどに優雅な美人で。それこそ、本当の私と同じくらいの……うん、ごめんなさいだいぶ盛りました。


 ともあれ――彼の言っていた名前……あれは、どう考えても――



「――ほお、やっと気付いたようじゃな嬢ちゃん」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ