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保管資料室  作者: 黒薙神楽
異世界に不死鳥として転生した僕は最強らしい
14/29

モザイクの理由が分からないけど多分ネタバレ防止だよね

 列をなして人が歩いていく。全員白い、幽霊が着ている服を…自分も含めて着ている。恐らく死後の世界だ。本当にあったらしい。


『次の方、どうぞ』


 そんなことより、天使みたいな人がいるんだけど。金髪碧眼の美女に白い翼が生えてて常に浮いてる。確か天使は両性具有のはずだけど…ま、いいか。

 後、この列から離れたりすることはできないみたい。何回か試してみたけど後ろにも横にも足が動くことはなかった。



『お主は■■■で■■■に■■■■する』


 奥の方で神様らしき方が話している言葉が聞こえてきたけれど半分もわからない。なんだコレ。モザイクかかってるの?


『次の方、どうぞ』


 僕の番になったらしく天使?が呼んでいた。いつの間に。前にまだ十数人は並んでいたはずだが色々と考えているうちにそんなに時間が経っていたのだろうか?とにかく、前に出る。


『お主の来世を決めるためのルーレットを行う』


???


 ルーレットって言った。この神様らしき方、ルーレットって言ったよ。来世決めるの運ゲーってまじかよ。まあ、文句はあまり出せないだろうね。精々、引き直せくらいでしょう。あれ、これルーレットって実は結構いい来世の決め方では?


ガラガラガラガラ


ガラガラ(新井式回転抽選機)みたいな音立てて回ってるよこのルーレット。なんだかファンタジー要素を凄く感じる。とっても大事なことのはずなのに。


『お主は"剣と魔法のファンタジー世界"で"不死鳥"として"異世界転生"することになった』


 わぁー、チート貰いそうな感じがするな〜ていうか不死鳥に転生ですか。そういう話は読んだことあるぞ。と言うか此処がモザイクかかって場所かな?ネタバレ防止的な?


『通常、異世界転生となるものには能力を一つだけ渡すというのが慣例だ。お主は何を望む』


 話が進んでいく。ていうか鳥になるのか。でも、元人間としては、異世界の人間に会ってみたいんだよな。自殺の原因が、人間だったとしても来世の世界は関係ないし。


よし、決めた。


(人化の術をください)


『分かった。それでは行け!』



 言葉を発したような気がしないけど伝わったみたい。神様?が了承した瞬間から体が光ったと思ったら、地面らしい場所に穴が空いて……落ちた。


 よくある展開だけども!ラノベや漫画でよく見るけども!実際に体験したらこれはキツすぎる。落ちる感覚とか味わいたくないよ!


 あ、気絶しそ……







◇◇◇




 その青空はこれまで見た何よりも青く澄み渡っていた。影しか見えないが、多種多様な鳥が、英雄譚に出てくる竜が、悠々と雲の合間を縫って空を飛ぶ。


 その真下に存在する大樹海は数多の巨木が厳かな雰囲気を醸しながら存在しており、そこに住む生物はどれも魔力の様なものを纏っており、この空間は弱肉強食を体現している。


 樹海に流れ、そこに生きる全ての生活に欠かせない水を蓄えた川と湖は、宝石よりも美しく澄んだ水であり、その中心では聖なる気に満ちた剣が刺さっていた。





 そんな人外魔境【碧空樹窟(へきくうじゅくつ)】に誰も気づかない内に異変が起きた。


 そこには一羽の真紅の鳥が世界から産み落とされた。それは、炎と不滅の象徴とされる不死鳥であり、世界にただ一羽しか存在を許されない神獣であった。





――――――――――――――――――――


次の投稿は未定です。

この作品は僕自身の精神安定が目的なので。


この作品、実は僕を投影したのが主人公なんですよね。ただただ怖くて、精神的な病気なんじゃないかって思い始めてます。今は学生ですけど、大人になって一人で動けるようになっても続いていたら病院行こうと思います。

まだ、学生だから、親に迷惑かけたくないので。

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