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第92話 乗馬は上手くいくのか?

 私たちはまず馬小屋から馬を出し、鞍と手綱を取り付ける。


 これて乗馬の準備完了。


 紗夜ちゃんに馬の乗り方を教えてもらったが、まず乗る前に魔力を合わせるらしい。


 魔力を合わせることによって、相手の体調などを確認しその後乗るとの事だ。


 信頼関係を気づくことができるとこれ無しで乗っりながら魔力を合わせることができるようになるらしい。


 盗賊とかから逃げる時にもたもたしてしまい、結局は捕まってしまう初心者冒険者が多いとの事だ。


 私達は大丈夫だけど、馬との信頼関係は気づくつもりだ。


 せっかく契約をしたのなら仲良くしたいからね!!



 馬に乗ったら、姿勢をただしながら手綱をしっかりと持つこと。


 この時に馬は乗ってる人の感情が流されやすいので注意すること。


 これが一番大切なことと紗夜ちゃんが言っていた。


 焦っていると馬も焦るので、上手く調子が出なくなるらしい……。


 難しいね……。



 手綱を少し引き馬に合図を出したら馬が歩き出すらしい。


 降りる時は手綱を引いた後に馬をトントンと二回叩けば完了との事……。


 案外難しそうだな……。


 私は外に出したマウに手を当てて魔力を合わせていく。


 魔力を合わせるとマウがブルブルブルと首を振り出したがこれは拒否の合図ではなかった……。


 良かった。


 魔力が合わさって少し経ってから乗って手綱を引くと紗夜ちゃんが教えてくれた通りマウがゆっくりと前進してくれる。


 よし、いい調子!!


 少し進んでいくと徐々に感覚を掴んできたので、サリアの方を見ると私と同じところまで進んでいた。


 あっちも順調そうで良かった。


 馬車を私とサリアの馬二頭で引っ張って行くらしい。


 この調子なら、今日中に結構進めそうだな!!


 そこから少し歩かせた後に停止させマウから降りる。



 うん。


 教えてもらったことはしっかりできたし、これからマウとの関係性を気づきあげけいけばもっと色々できることが増えそうだ!!


 「二人とも初めてとは思えないぐらいいい感じだったわ!! 」


 「でしょ!! お姉ちゃんも私も才能があるんだよ!! それに、ユンとマウが優しく教えてくれるからね!! 」


 「そうだね!! いい感じのコンビネーションだったよね!! この調子でミニ旅も成功するといいね」


 「ね!!」


 その後は紗夜ちゃんから契約した馬の収納を教わった。


 馬たちの下に魔法陣が現れると下に吸い込まれるようにいなくなり、姿が見えなくなると同時に魔法陣が消える仕組みだった。


 魔力を込めながら契約したい動物を思い浮かべ名前を呼ぶと魔法陣が現れ、そこから出現するらしい。


 これは、街の近くの森に着いてから試すことになった。


 ここまで成功が続いているので、出現も成功して欲しいな。


 「よし。ここですることはだいたい終わったな。それでは街の近くに転移するぞ。街にはよらずに準備終わり次第次の街に向かう感じを取るから気をつけるように。」


 「「はい!!」」


 そうして、紗夜ちゃんは馬小屋を壊した後に転移魔法で人族領近くにある街の近くの森に転移してくれた。


 森の中では、さすがに馬車の準備ができないのでは!? と思っていたが、この森の中には道があるらしくそこに向かうことになった。


 なんでも、その道は冒険者しか通らないらしい。


 途中で魔物が襲ってくる可能性があるからだと言っていた。


 なんでそんな危ない道を通るのか? と聞いたところ、森を通った方が近道になるからだ。と言っていた。


 魔物の買取は新鮮な方が高く売れるから冒険者からは重宝されているらしい。


 エルフは魔力的に敵の位置が把握できるけど、それ以外の種族だったら大変だよね……。


 私はそう思いながら道があるところまで進む。


 途中で魔物が現れても困るので魔力を少しだけ多めに出しながら歩いた。


  魔物は魔力が多いのを本能的に感じて近づかないと紗夜ちゃんが以前教えてくれた。


 結局道に着くまで魔物は一体も現れずに到着することができた。


 私たちは道に到着後、近くに冒険者が居ないか確認したが今は誰も通っていないみたい。


 これでミニ旅始められるね!!


 私達は馬を出現した後に紗夜ちゃんの収納魔法から馬車の荷台をだしてくれてそれを馬に繋げた。


 私とサリアは馬に乗りお母さんと紗夜ちゃんは馬車の荷台の中だ。


 「それでは出発するよ!! お母さんと紗夜ちゃん後ろは大丈夫?」


 「大丈夫よ。」


 「問題ない!!」


 「「出発!!」」


 そうして、紗夜ちゃんは姿を小さなぬいぐるみに変えた。


 途中でバレてもぬいぐるみなら錯覚としてやり過ごせるだろうとの事だ。


 話し声はお母さんの腹話術ってことで決定した。


 よし!!


 私たちのミニ旅はここから始まるんだね!!


 元々、旅を目標に色々頑張ってきたからなんだか目標がかなったような感覚だ。


 これからどんな種族に会い、どんな性格を持っている方々に会うかが楽しみだ。


 いってきます!!


 そうして、私たちのミニ旅は始まった。

指挟んで今湿布巻いてます……。

窓を閉める時に想像以上の勢いで閉めてしまって何故か指が挟まり湿布巻いてる感じです。

皆さんは気をつけてくださいね。


下手すると骨折するので。

私は多分大丈夫そうです〜。


【お知らせ】

 これから二日に一回投稿です。

 目標三月まで!!


 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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