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第72話 ついに帰宅!!

 「「ただいま!!」」


 そうして、私たちは家族みんなで洗面所に行って一人ずつ手洗いうがいをする。


 サリアが途中少しふざけて高音でゴロゴロとする音が面白くて、家族みんなで笑いながら済ませてリビングに移動した。


 リビングに着くと机に面した椅子に家族全員座るが、やっぱり家族全員揃ってる時がいちばん安心するし、落ち着く。


 みんながいるのが当たり前だと思っていたが、謎の空間修行のおかげで、どれだけ幸せな時間を過ごしているのかを改めて考えさせられたいい時間になった。


 1年もしない内に学校にも通うことになり、家から離れるのでもっと家族の時間を大切にしないとな。


 「それにしても、お腹すいたな。確か今日の夕食はアリア特製のカレーだったな。」


 「そうだよ!!」


 「そっか。ちょっとだけ何か食べようかな? いや、ここは我慢すべきか……。」



 お父さんは腕を組みながら真剣に考えている。


 真剣に考えすぎて眉間に皺がよってるほどに……。


 それを見兼ねたお母さんがお父さんにいい提案を出してくれる。


 「夕食まで時間があるから、さっき街で買ったパンでも食べるかしら?あなたが大好きなソーセージパンよ!!」


 「!! そうだな!! せっかくだし食べるか!! 」


 そうして、お母さんが収納魔法に入っているソーセージパンを出してお父さんに渡すと、お父さんはすごい嬉しそうな顔で受け取っていた。


 そういえば、修行中お母さんがちょこちょこ「お父さんに会いたい!!」っ言ってたけど、お父さんもそうだったのか?


 やっぱり両親って仲良いよね。


 私は微笑ましい気持ちになって二人を見ていた。


 「それにしても、ソーセージパンはいつ食べても美味しいな。ありがとな。家族がいる状況で食べるご飯はやっぱり別格だな。うん。いいもんだ。」


 「ねぇ。お父さん。ダンジョンのお話聞かせてよ!! ダンジョンなんて潜る機会ないかいいでしょ。ねぇ。お願い!!」


 「待って待って!! 食べ終わってからでもいいか。」


 「分かった!! お父さんありがとう!! 大好き!!」


 サリアから大好きを頂いたお父さんさ少し照れながら嬉しそうな顔をしていた。


 愛娘から大好きと言われれば嫌な親はいないだろう。


 しかも、思春期で親嫌い!! という時期が来るかどうかで心配する必要すらないんだから。


 なんてサリアはいい子なんだろう。


 私は喉が渇いたので、キッチンに行きコップにお茶を注ぐ。


 みんな喉が渇いていたが、動きたくなかったみたいで、急に私にお茶を頼んできたのでお盆の上にお茶を入れたコップを置いて机に持ってきた。


 「おかわりの時は自分で行ってね!!」


 「「分かったよ」」


 そうして、お父さんがソーセージパンを食べ終わった後にダンジョン内で起きたことについて話してくれた。


 疑似体験のライトノベルでは、よくダンジョンといったものが出てきたが実際はどういうものなのか全く知らないので、その説明も一緒に頼んだ。


 お父さん曰く、ダンジョンというものはこの世界に七つあるらしい。


 今回のレベルは真ん中に値するものらしい。


 何でも、あまりランクをあげないエルフはこのダンジョンで狩りを、するのが定番になっているらしい。


 ダンジョンで冒険と言っても大体マッピングされているらしくそれに沿って歩いて、魔物を退治したりしてお金を稼ぐだけと言っていた。


 階層をおりる事に難しくなるが、一泊ということでそこまで降りなかったらしい。


 途中の休憩ポイントで一晩明かしたらしいが、そこでは交代で寝ていたとか。


 昔盗賊がそこを狙ってやってきて、すごい被害が出る事件があって以来気をつけているらしい……。


 なんとも言えない事件だ。


 私はダンジョンになら、ファンタジーを代表とするドラゴンや、スケルトン。ゴブリンなどが現れたか? と聞いたが、ドラゴン以外は現れたらしい。


 ドラゴンはもっと下にある階層主と行っていた。実際にいるんだな。


 そんな感じで、ダンジョンのお話は終わり私たちの修行の話になった。


 「そうなのか……。ダンジョンに行くよりも絶対紗夜さんに修行してもらう方が良かっかな……。」


 「ダメ!! お父さんはしっかりとダンジョンに行ける時は行かないと!! ちゃんと成績出さないとまた変なのに絡まれちゃうでしょ!! お姉ちゃんも絡まれて大変だったんだからね!!」


 「でもな……。あまり目立たずに行動するのがこの里で教わることだからな。他の里は知らないが。」


 「まぁ。もう会うことはないんだからいいんじゃない。お父さんが無事に帰ってきてくれたことが一番良かったことだから。」


 「アリア!!」


 思い出話を話したり話してくれたりしている内に気がつくと夕方になっていた。


 私たちは急いでお風呂に入り、あがった後カツカレーの準備を開始する。


 始めると言っても、カレーを温めることと、ご飯を炊くことぐらい。


 最後にお風呂に入ったお父さんが出て少しだったぐらいでご飯が炊けた。


 お父さんがすごい期待をしている目でキッチンにやってきて、カレーの匂いを嗅いでお腹が「ぐぅー」となっている。


 お父さん。これから世界が変わってしまうから気をつけてね。

 色々物語の大事なお話を考えているのですけど、結構難しいです。

 この世界では魔王が一体では無いのでそれについてだったり勇者システムについてだったり……。

 書きながらこうだ。ああだ。と決めることが多いので、未来の自分にかけたいことろだけど……。


 ぼちぼち頑張ります!!


【お知らせ】

 また毎日投稿始めます!!

 目標三月まで!!


 最後まで読んで頂きありがとうございます。

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