N,山本五十六と会談ス!
山本五十六とNの会談です。
ココと陛下との会談は山場の前兆なので抜けません。
退屈ですがお許しを。
予定より早く敵艦隊殲滅&ミッドウエー占領を終えたオイラは山本五十六連合艦隊司令と面談してた。
「Nよ、ご苦労だったな。聞く所に寄ると・・。」
「ええ、長官、一旦は壊滅の危機でした。」
「それが何でまた??」
「被爆し仮死状態に一時陥った時、神様が私に降臨したのです。
このままでは負ける。そしてこの敗北で日本は廃墟となる・・。」
「・・・・。」
「長官、戦線はこれが限界です。そして伸びた前線を縮小しないと本当に日本は負けます。」
「何故そう思うか?勝ったでは無いか!!」
「本当なら今頃は4空母は海の底。優秀なパイロットを全滅させると言うオマケ付きで・・。」
山本も真剣な目で語るNの言葉を否定出来なかった。
そしてNが何処から不思議な黒い板を取り出すのだ。
「長官、私が神から授かった未知の遺物、タブレットと言います。コレで仮の日本史を見て下さい。」
大嘘である。
未来の動画を見せてるだけである。
だが実史の歴史。
ミッドウエーの敗北から始まる日本の敗北の連鎖。
ガダルカナルの敗北、そしてレイテ沖海戦、大和の特攻。
見てて吐き気がして来た。
「・・・Nよ、コレは?」
「私が覚醒しなかった場合の日本の歴史です。神から教えて頂きました。」
「歴史とは言え、わが軍が消えて無くなるのか??」
「このままならいずれは・・。」
Nは山本と語り合った。
前線を縮小しないと伸び切った補給で前線が負担になる事。
全戦闘機の統括開発。
並びに高高度戦闘機の実戦配備など・・諸々・・。
「Nよ、本当にありがとう。。キミの覚醒で我が日本は救われるであろう。」
「長官、お願いしますから前線に出張るのはコレが最後にして下さい。
貴方の命は貴方独りのモノでは無いのです。全将兵の希望でもあるのです。」
山本は約束した。
艦隊から降り、司令部を霞が関の海軍省に艦隊総司令部を新設する事。
そして無電暗号を発展させ指令は全て暗号とする事。
「長官、無電や暗号ですが、既に米軍に解読されております。
ですので・・。」
未来のアMazonからデジタル無線機を大量にポチり海軍に下す。
そして全ての艦隊に調達し暗号は破棄。
デヂタルなので傍受しても傍受は不可能。>実際に旧式無線機で傍受させ、
今までの無電では雑音にしか聞こえない事は確認。
傍受するには同じタイプの無線機のみなのでアメリカでも50年は不可能。
安心して無線通話可能となる。
戦闘機にポリカーボーネードの風防を採用し枠の無い風防とする。
頑丈かつ13mm機銃なら一撃は耐えられるので。
次にパイロットの採用について。
ベテランを教育に廻し、新人の採用を急ぐ。
ペーペーのパイロットはとにかく飛行時間を増やし空に慣れさせる。
そして陸軍のパイロットを全員回して貰う。>海軍に航空作戦を任せて貰う。
その策は帰国後、陛下に上申し裁可を得る自信アリ!
静かなミッドウエー沖に浮かぶ大和の長官私室での熱い討論は深夜まで続いた。
今宵はココまで。
また明日更新します。