降伏調印
ここはSF沖、戦艦大和を始めとする第一航空艦隊が錨泊してた。
アメリカ合衆国と我が国の降伏調印の日である。
時は1943年、12月24日。
アメには有難くないクリスマスであろう。
民間施設や市内には一切の爆弾も砲撃もしてないが、経戦能力を奪われ、兵器も枯渇。
海軍が壊滅した現在、(パナマ破壊時に運河に艦隊が残ってて全滅。)アメリカは日本に対抗する術もなくなり、この日無条件降伏の調印式である。
港湾施設が破壊され接岸出来ないので破壊された金門橋沖で調印式を行う。
アメリカ側は新大統領アルバン・W・バークリー氏、他側近のみ。
軍人は全員岸壁で待機。>大和に乗せたく無いので。
日本側代表は山本五十六提督、そしてN大将こと私。
陸軍側は皆無。
政府関係者は吉田茂総理(東条氏が総理にならず、吉田氏が当選)。
他多数。
日本側からの要望は占領の必要は無いが、向こう100年。
アメリカ産の原油を賠償として無料で輸出。
兵器、軍の保持は構わぬが、日本に敵対するなら・・。最後まで滅ぼす。
アメさん側はすっかり怯え、全て飲みます!どうかお慈悲を!!と告げてた時・・。
「長官、大変です!!」
どうやらLAに隠されてた洞窟からF4Fが飛び立ち大和に突っ込んで来るそうだ。
日本の厚木騒動みたいなモンか?
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私の名はジェフ中尉、ジャップに舐められたまま戦争を終えるのが納得いかない。
SF沖にジャップの艦隊が居るそうだ・・。
オレの愛機はまだ飛べるのに・・。
そうだ!ジャップの指揮官を殺せば!!
オレの命も無いだろうが、覚悟の上よ!
ジェフはスターターモーターを回し、単独でしかも無許可でフライトし、
SF沖を目指した。
低空を飛び、艦隊が見えたら急上昇。
デカイ艦が敵の親玉だろう?
構うモンか!GoGo!突っ込め!!
それがジェフの意識した最後の一瞬だった・・。
低空から急上昇した瞬間、上空を旋回してた疾風に射止められポトリと墜落。
これが太平洋戦線の終焉でもあった。
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「ふ・・不手際があり申し訳ございません。」
「いえいえ、良いのですよ。血気盛んな若者は何時の時代も居ます。
恐らく彼も祖国が破れるのが納得出来なかったのでしょう。」
結局、F4Fの事件は取り上げる事もなく、調印には何ら支障も無かった事に
アルバン・W・バークリー大統領はホッとした。
向こう100年の原油やガソリン無料出荷は痛いが、祖国を割譲する事無く存続も許され、
軍備もOK!
ただ軍備は大半が日本製を購入が義務付けられるのは仕方ないかと・・。
ドルではなく、エンが通過にされる事も飲むしか無い。
ただし軍隊は一回復員を義務付けられ、戦後2年後に再開だそうだ。
その間は警察と海上パトロールのみ。
飛行関連は民間機のみ認める。
降伏に従って連合国側からは自動で抜ける事になる。
戦火に国土が焼かれる事は無かったが、USAの未来はまだまだ暗い。
特に侵略の負債は当分は続くだろう。
太平洋の波は静かになり、日本は太平洋全土を我が庭としたのだ!
太平洋戦争が終結!




