ハワイ占領後・・
ハワイ占領のBIGニュースは世界を駆け巡った。
ロイター通信で第七艦隊殲滅、ハワイ空襲で抵抗不可能に追い込み降伏勧告。
軍人兵士は殺害しても民間人は被害皆無。
ただしハワイから追い出され、ハワイはハワイ人の国となる。
USAの大統領は脳溢血でポックリだそうです。
>実史より二年近く早く逝かれました。
トルーマン氏が急遽大統領に昇格。
USA白亜の御殿にて・・・・
「全く・・・。負けて逝きおって・・。あのクソッタレ大統領め。
俺に責任負わせてあの世に敵前逃亡すんなって!!」
新大統領、トルーマンは全く困ってた。
海軍に責任問おうにも指揮官や兵士は壊滅。
太平洋艦隊は全てミッドウエーの深海に沈み二度と帰って来ない。
だが日本との戦争はまだまだ続く。
どうすれば良いの??(´;ω;`)ウゥゥ
トルーマンは執務室の机で伏せていた。
「偉大なる大統領閣下、失礼します。」
ドアがノックされ海軍大将が入って来た。
チェスター・ニミッツ大将…
既に辞めたいオーラがアリアリと出てる。
顔も真っ青。。
「チェスター・ニミッツ大将…ご苦労である。
して海軍としてどうすれば良いと思う?日本との戦争はまだまだ続くぞ?」
「偉大なる大統領閣下を前に申し訳ないですが、日本とは講和を申し出るべきでは?
既に太平洋は沿岸地帯を除くと日本の勢力圏です。
オーストラリア政府は単独で日本と講和を申し出て講和を終わらせてます。」
ゲ・・初耳だわ・・。秘書を後でドツいておかないと・・。
「ジャップ・・基、日本は強いか?」
「もう叶いません。正直闘うのは拒否したいのが全海軍将兵の本音です。」
まあ気持ちは分かる。新鋭艦や新鋭空母、新鋭戦闘機を揃えて出陣したのに・・。
壊滅だもんネ!!
ヲジさんでも参るワwww (´;ω;`)ウゥゥ
「だがこのまま講和したら・・。合衆国国民は二度と海軍を支持しないぞ?」
「ごもっともです。ですが、打てる手が皆無なのです。ご理解下さい。」
新鋭艦が全て全滅で造船所職員がストライキ始めたそうだしな。
グラマン工場も・・。
自由の国アメリカの最大の弱点、市民権が大らかが露呈したわ・・。(´;ω;`)ウゥゥ
「大統領閣下、日本とは講和し、ドイツに専念された方が宜しいのでは?」
オレもそれが一番なのよ・・。
でもね・・。
負けて終わったらアメリカの機密の戦略がとん挫します。
初代大統領から連綿と続いてた侵略の連鎖が我が代でとん挫すれば・・。
ダメだ、ダメだ!!
弱気を捨てないと!!
「チェスター・ニミッツ大将…ジャップと五分の講和を求めるにはどれ位の戦力があれば良いのか?」
「・・即座に返事は不可能です。幹部と会談しないと・・。」
「早急に会議を行い戦力の概要を報告せよ。緊急国債を発行し予算をねん出しよう。」
「アイアイサー!!」
チェスター・ニミッツ大将が退室するとトルーマンは深いため息を吐き、椅子に身を沈めた。
あゝ、明日が来なければ良いのに・・。
ルーズベルトの・・・バカヤロォォォ!!
誰も居ない白亜の御殿執務室にトルーマンの罵声が轟いた。
ルーズベルトさん、敵前逃亡(逝去)されました。
尻ぬぐいはいつもトルーマンさんです。カワイソ。(´;ω;`)ウゥゥ




