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大逆転、N第一航空艦隊  作者: 自宅防衛隊
太平洋占領開始!
21/44

出撃前夜!

連休最後の更新日でございます。

明日からは一回のみとなります。m(__)m

Nです。

第七艦隊壊滅に撚り、我が帝國海軍の庭となった太平洋における邪魔者が残ってました。

そう、真珠湾の太平洋艦隊総司令部です。

どうするかな?と思いましたが、残しておくと奴等が復活した際に基地にしますし、

根こそぎ破壊は勿体ない。

なので、空襲で迎撃機能を壊滅しましょう。

今なら可能ですしね。


「諸君、敵艦隊殲滅、誠に見事であった。

後世の人間は我々を血も涙もない非道と言うだろう。

故郷に帰った後、悪夢を見る日も来るだろう。

だがお互い様だ!軍人なのだ!!我々も彼等も!!

歯向かうなら撃退しないと彼等は我が祖国に攻め入り、幼い子供や妻、彼女、父母を虐殺するのだ。

アメリカと言う国はインディアンを攻め滅ぼして出来た国。

いわば侵略国家だ!!

良いか?敵対して来るなら徹底的に攻めろ。

後悔は棺桶に入るまで忘れろ。

戦場に立った瞬間、我々は戦闘マシンとなるのだ!!


・・命令を下す。真珠湾を強襲し敵航空基地を徹底的に破壊殲滅セヨ!

基地機能は後に我が海軍が接収するので、破壊は禁ずる!

既に艦隊は太平洋沿岸には居ない!!

ミッドウエー出港後、詳しい作戦は指揮官に通達ス!!」


放送を聞いてた全乗員は歓声を上げ大騒ぎ。

前の奇襲では出来なかった占領をする!と宣言したのだ!!


出港前夜、多くの獰猛の群れの中で彼等は前夜祭をしてた。

酒保を開け、1分隊に5本の一升瓶を出し大騒ぎとなった。


「N長官、楽しみですね。」


「ウム、既に強敵の艦隊は撃破し残すは巣のみ。

ただ見逃すと後々我が帝國に牙を剥く!確実に仕留めないとな・・。」


「長官、私は長官が敵を完全殲滅したのを見て非情な方と思ってました。」


「ウム、そう思うのが当然よ。だがな、海軍で一番恐ろしい兵器は何だと思う?」


「戦闘機や戦艦・・」


「違う、兵士や士官、そして彼等が持つ教訓や経験知識だ。

今回の作戦を経験した指揮官や兵が生き延び、それを戦訓とされて見ろ。

未来の我が帝國に確実に反撃の教訓とされる。

私はそれが恐ろしい。

自分等なら良い。だが未来の我が子孫に牙が剥かれるのは許せぬ。

彼等を救うためなら私たちが鬼と呼ばれようが悪魔と言われようが構わぬ。

良いか?貴様らは戦闘開始と共に悪魔となるのだ。

良心は戦闘解除まで捨てろ。

ただし命令以外の殺略は一切認めぬ。

民間施設や一般人には出来る限り被害が及ばぬ様にしろ!

あ、流れ弾は仕方ないぞ。狙って撃つな!と言うだけだ。」


Nは車座で座ってる部下に懇々と語る。

確かに非道ではあるが、戦争してるのだ。

お互い様だな・・と総員納得。


それからは乱れに乱れ夜遅くまで信濃の甲板は賑わってた。

Nの(作者の)本音です。

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