激突のN!
トラック島でバカンスを楽しんだ兵の士気は絶好調だ!
闘いは疲労が残る側が不利なのは戦史でも度々描かれてる。
訓練で疲れた身体や精神も南洋の穏やかな気候で存分に回復し、
次の戦闘に挑めるのだ。
補給も万全で万一に備え潜水補給艦を随伴させてる。>輸送船だと的になり危険です。
「長官、信濃が間に合って良かったですね。」
「ウム、職工が陸の輜重兵で招集されてて工期も遅れてたが、招集解除になり多くの工場や
現場が助かったのは有難い。」
「まあその分の穴埋めは愚連隊やヤクザを無料でコキ使ってますがね。」
「国にゃ不要な存在よ。」
「ですよね・・。」
参謀等と信濃の艦橋で語り合い、訓練を眺めながら戦闘海域へと移動してる。
艦隊は大和、武蔵、陸奥、長門を周囲に据え、駆逐艦群は潜水艦狩りに必死。
一隻狩ると三日の休暇が与えられるので皆必死だ。
パイロットも敵機を葬ると10日の凱旋休暇が与えられるので、訓練も熱を帯びてる。
やがて恨みの海域、ミッドウエー沖に到着。
既に島は空っぽだ!
激戦になるので島の物件は全て破壊しチリも残してないのは確認済。
敵さんもそろそろココ等に来るだろう。
艦上偵察機彩雲が出撃し敵を探ってると・・。
「こちら彩雲1号機!敵発見、大型空母6隻、バコダマスト戦艦4隻、未知の戦艦4隻。
他巡洋艦、駆逐艦多数発見。。。あ、ワレ追跡されるので加速。」
やがて・・。
「こちら彩雲1号機、ワレに追いつくグラマンなし。全て振り切りました。
これにて任務完了。詳細は記録映画にて・・。」
見事彩雲はグラマンを振り切ったそうだ。
さすが偵察に特化した偵察専門機だ。
速度も脅威の720km!!水平時速でだ!!
その代わり武装は全てナシ。偵察員と操縦士の二名のみ。
航続距離を稼ぐには余分な物件は搭載しないのが良いのだ。
高高度性能も高く、ターボも装備したので敵を振り切るに特化したのだ。
やがて手柄と共に彩雲1号機は信濃に着艦。
即座にCICルームにSDカードを持ち込み敵情を説明。
アイオワ型やエセックスを始めて見る。
ウン、記憶の型と同じだ!
史実と同じ艦なら大丈夫だろう。
作戦を考え、各艦隊にデジタル無線で作戦を説明。
出撃準備に大わらわだった。
敵も偵察機をよこしたが、全て護衛戦闘機疾風に狩られて一機も帰さなかった。
モチロンジャミングして無電も不可能。
敵にコチラの情報は地獄に逝くまで漏らしません。
さて敵さん、そろそろ逝く??
激突は次回までお待ちを!




