訓練開始!
我が第一航空艦隊は改修を終わり訓練航海のため久しぶりに東シナ海に出陣。
翔鶴、瑞鶴も改修終了し全てアングルドデッキ&オープンハンガー、舷外エレベーターとなった。
乗員からは万一の失敗でもすぐに離艦出来るのが最高!と大喜び。
冬は寒いけど戦闘時には危険物を即座に捨てる事が出来るオープンハンガーも好評。
甲板には被弾時の衝撃を回収&着艦時のショックを和らげるゴムを板の下に張り、
万一の際、補修も出来る限り簡易化出来る様に設計。
搭載機は彗星艦爆(川崎と愛知が共同開発したマーリンエンジンのパクリ、アツタエンジン。)
ベアリングを現代の工作機械で加工したので真円になり壊れる事も減りました。
>飛燕も彗星もベアリングで良く故障し空冷に積み替えたのです。
零戦は誉1型を搭載。(実史の誉を元に開発。低空迎撃用にデチューン・18気筒、
出力1650ps)
プラグやハイテンションコードは未来のMGK製。
馬力は1650psなので零戦なら充分。
速度も590kmまで出るのでF6Fなら充分に対抗可能。
堀越技師も中島や川崎の技術者にダメ出しされ零戦の強化を仕方なく行い、
ダイブで分解する危険も減りました。>800kmまではテスト済。
艦載機パイロットにも好評です。
輸送船団を艦隊で囲み南方に出陣。
ヘボの若手の訓練も兼ねてます。
「N長官、見事に改造されましたね。」
「ウム、艦隊の皆も喜んでおるな!!」
「ええ、本当に・・。ミッドウエーでは壊滅も覚悟しましたが・・。」
「言うな!ワシも覚醒しなければアレで赤城と共に逝くつもりだったよ。」
部下の参謀は驚き、そんな事は今後考えないで下さいと泣かれてしまった。
艦隊の周囲では全駆逐艦に装備した魚群探知機で海底を探査。
すると・・。
「こちら雪風。当艦の一キロ南に潜水艦発見。直ちに攻撃開始。」
早速敵が網にかかったみたいだ。
本当ならマグロを探すレーダーが更に大きいマグロを釣るのだからな!
まあ敵にゃ容赦ナシよ。
「コチラN長官。任務ご苦労。直ちに撃破セヨ。逃がすな!!」
雪風の無電からは了解です!!と元気に返電があり数分後・・。
「コチラ雪風、敵を撃破セリ。重油並びに人体の破片を現認。撃沈確実ナリ!」
「ご苦労、目的地に着いたら休暇を三日与える。」
無線の向こうからは歓声が上がり大喜びだ。
艦載機も彗星がブンブン飛び回り浮上してる敵艦を発見。
撃破し駆逐艦も負けてたまるか!と潜水艦の撃破に躍起になっている。
輸送船団はノの字航行もせず経済速度で安心して巡行。
これぞ海軍の本当の仕事だわ!!
大和武蔵も重油を溢れる程搭載しドラム缶のガソリンも満載。
空母は身軽にして貰いその代わり護衛に専念。
日本の備蓄は徐々に増え、東シナ海には一隻も米潜水艦は入れなくなるのだ。
次回は米軍側の嘆き




