俺と彼女のハッピーエンド
これで最後です。
それから、俺は全部を変えた。時を遡って拓海の家族のこと、三日月のおとうさんが、村正を手に入れないようにしたり、霊界の悪霊を一掃したりなど、出来る限りの事をした。
最後には、村正と時雨を壊した。
そうして、いつもの日常が戻ったが、今まで築いた物、困難を乗り越えて硬くなった絆は全部なくなった。
悲しかったけど、それでも良いと思った、だってみんな幸せなんだから。
「おはよう!優!」
「おう、おはよう!拓海!」
「今日は、高校の入学式だけど制服どうかな?」
「似合ってるんじゃない?多分?」
「多分ってなんだよ!優は良いよね、イケメンだから!!」
「そんな事ないよw俺はただの一般市民です!」
「何wその返しw変だよw」
「そうかなw」
また、拓海と学校に通えて笑えるなんてな
また、あいつに会えるかな?
そんな事を思いながら、道を歩いていると一人の女の子が目に入った
その子は、あいつと面影がそっくりで俺は、走り出した
「おーい!優何処に行くんだよ!」
「ごめん!、先行ってて!、すぐに追いつくから!」
その子は、同じ制服の女の子だった。
「あのー、すいません、どっかでお会いした事ありませんか?」
「え、誰ですか?ご存知無いんですが…」
「あ、そうでしたか、それはすいません…」
「気にしないでください、同じ高校だし仲良くしましょ」
そう言うと彼女は綺麗な瞳をそっと俺に向けてその場を去った、その時、生徒手帳が落ちた。
名前を見てみると、名前は 三日月 冴 だった。
「やっぱり、あいつだったのか、やっぱり覚えてる訳ないよな…」
後で、三日月に渡さないと…
と、俺は肩を落として歩いていると足音が聞こえてきた。
チュッ
え、何が起きた!?
え、キス…
「なんで、もっとしっかり言ってくれないの!八代くんの顔見たから、思い出したけど、私が来なかったら諦めてたでしょ!」
「いや、だって、昔の嫌な思い出ほじくり返したら、嫌かなって…」
「そんな事ない!嫌な事が全部ダメって訳じゃないよ!、人っていう生き物はね、傷ついたぶんだけ輝けるし、悲しんだぶんだけ幸せになれるんだよ!だから、今君とここで会えたんだよ!」
「三日月…」
「ありがとう、私のためにここまでしてくれて、残りの人生幸せで溢れるように、一生懸命生きよう!さぁ、行こ!」
そう言って、俺の手を引いてとびっきりの笑顔を向けて俺に言った。
冴となら、何処へだって行ける気がする…
また、書く機会があったらお会いしましょう




