決意そして出会い
今回の回は恋愛要素は無く戦闘描写も入れています。初めて戦闘描写を描くので至らない点があると思います。
なのでアドバイスなどもらえるととても嬉しいです。
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その後、三日月は俺に向かってこう言ってきた。
「君の心は晴れたかな?」
その時のあいつはとても嬉しそうにしていて、迷わず俺も答えた。
「ありがとう」
そうしたら、あいつは「まだ、やる事があるから今日はもう家に帰るね、また明日」と言って屋上から姿を消した。
そのあと、1日の学校の授業を受けて帰ろうとした時、一人の女子生徒に呼び止められた。
その子の名前は四葉 香織、彼女は容姿端麗で才媛であり、ショートカットに包まれた顔には誰が見ても可愛いと思うだろ。
四葉さんがスクールカースト最低辺に何のようだろう、下手をすれば辺な噂まで流れてしまうのに
「八代くん、ちょっと時間もらえるかな?」
「俺、なんかと一緒のところ見られたらまずいんじゃない?」
「私、そういうのあまり気にしないから大丈夫!」
そんなことを言いながら彼女は俺の手を引いて屋上に行った。
そして、彼女は真剣な顔で俺に向かって言った。
「今日の朝のこと私知ってるんだ。」
それを聞いた瞬間一気に冷や汗を掻いた。
「まさか、あの時屋上にいた?」
「私、朝はいつも満員電車で体調を崩すから、先生に許可をもらって朝はいつも屋上を開放して貰って一人で休憩していてね、ちょうど涼んでいる時、急に八代くんが泣きながら飛び降りようとしてたから止めようとしたんだけど、気持ち悪くて声が出なくて、もし三日月さんがいなかったら…本当にごめんね」
「その件に関してもう大丈夫だよ、だからこのことはあまり言わないで欲しい。」
「大丈夫、言いふらすつもりはないから、だた…私、あのいじめの状況を止めさせてあなたの自殺を止める事が出来なかった自分が許せないの!」
この人は、臆病だった時の俺と一緒なんだ、何かしたくても出来ない。
「全然、大丈夫俺もその気持ちすごいわかるから、むしろあんな状況の中で少しでも俺の事をそんなふうに思ってくれて嬉しいよ!ありがとう」
「私はただあの時、怖くて何も出来なかっただけだよ」
その時の四葉さんはとても悲しそうな声をして言っていた。その後、すぐ声色を変えて…
「あの時、三日月さんが踊り始めて黒い球体に包まれてから何が起きたかは、今はまだ聞かないけどそのうち教えてね!」
正直、死んだ友達に会って仲直りしたなんて言ってもすぐに信じてもらえるとは思えない。
「三日月さんに返事を聞いて心の準備ができたら教えるよ」
その時、周り見たらもう日は沈んで周りは真っ暗だった、そういえばもう冬だから日が沈むが早いのか、なんて考えていた四葉さんが何かに怯えるように震えていた。
「四葉さん!大丈夫?なんか足がすごい震えてるし顔色もなんか悪いよ」
「ごめんね、最近、暗いところがちょっと怖いんだよね」
「暗いところってなんかすごく不安になるよね、俺もそんな得意じゃないし(笑)今日はこれぐらいにして帰ろっか、途中まで送るよ」
「うん…ありがとう」
そのあと、四葉さんとは殆ど喋れなかったけど四葉さんと一緒に帰れて俺はすごく嬉しかった。
帰り際、彼女は笑顔で「ありがとう!また明日学校でね!」なんて言ってくれた。
その時の俺は死んでも良いなんて思いながら「うん、また明日!」と力強く言った。
「ただいま!母さん!」
「お帰り、優 今日はなんかあったのすごく嬉しそうね、最近のあんたとっても顔色悪かったから心配してたんだからね!。」
「とっても良い事があったけど、母さんにはいえないよ(笑)」
「お父さん、今日は残業だから、先に二人で食べましょ!」
「うん!」
今日のご飯はとてもおいしいな。今日は色々あって疲れたから早く寝ようなんて思いながら箸を動かして食べた。
「ご馳走さま!美味しかったよ」
「あら、珍しい(笑)今日は優の嫌いなゴーヤチャンプルよ(笑)」
「あ、ほんとだ(笑)」
そんな会話がとても心に染みて心があったかくなった。
ここはどこだろう?こんなところ来た記憶ないぞ、ここはどっかの屋敷かな?それにしても暗くて肌寒い。
「誰かいませんかー?」
と大きな声で言ってもだれも返事がないと思ったら、後ろから急に
「助けて」
と掠れた声が聞こえた。
え、だれ?と思い後ろ向いても誰も居なかった。その声がまた聞こえる
「あなただけしかいない」
「君は誰なんだ?」
「お姉ちゃんを助けて」
と言う夢を見た。あんな夢を見たけどあれが一体なんなのか全然わからない、そんな事を考えながら学校についてしまった。
今日も学校のいじめ頑張って耐えないとな、なんて意気込んで教室入るとみんなが申し訳なさそうに俺に謝ってきた。
「ごめんな、優」
初めにあやまって来たのは、俺の友達の新谷 紳助だった。
「俺、お前の中学なんか知らずにネットニュースだけ見て誤解してた」
紳助に続いて、みんな自分のやってきたことに関して謝り始めた。
「みんな、急にどうしたんだよ」
その疑問に対して、四葉さんが答えた。
「私が君の中学校の人にSNSで君の中学校のことを聞いたんだよ、それをただみんなに教えてあげただけだよ。」
「え、そんな事をしてくれたの。でも、それが嘘かもしれないだろ?」
紳助が続いて言った
「信じれないかもしれないけど、俺たちみんな、お前が親友の拓海を亡くして泣いていた時の夢を見たんだよ」
それを聞いた時、一人の人物が頭にすぐに浮かんだ。あいつ、余計な事しやがって(泣)
「みんなそれで信じてくれたんだね、でもみんながやってきた事は正直心に響いたよ、それでも今回の事でみんな変われたと思う、人は絶対間違える、それは仕方ない事だよ」
みんなが口を揃えて言った。
「ごめんなさい」
「僕の事はもう良いよ、もう一人謝るべき人がいるんじゃないかな?」
その時、三日月が入ってきた。
「三日月!おはよう!」
「おはよう、八代くん」
少し俯いて笑顔で彼女が言った。そうすると、いじめの発端の稲沢 恵が言った。
「ごめんさい!私、あなたの気持ちも知らないのに、見た目だけで判断して、普段の気持ちのはげぐちとしてあなたの悪口を言っていて」
「大丈夫だよ、小学校5年生からそんなの当たり前だったから、私の事悪く言う気持ちもわかるよ、人には誰だって価値観がある、だから私の事を見たら思うことなんてみんな一緒だと思う、それでも素直に謝って反省してくれる人なんていなかったから嬉しいよ。」
僕と同じようにみんな三日月に謝った。
そんな濃厚な朝を終えてクラスの空気はだいぶ良くなったと思う。三日月と四葉さんには感謝しないとな、昼休みぐらいに二人を呼んで、出来れば放課後になんか奢りたいな。
そんな事考えながら、四時間目の授業が終わった
「おーい、優 一緒にご飯食べないか!」
紳助が久しぶりに呼んでくれるが今回はパスだ、正直、一度は切れた縁を早く修復したかったけど、ここまでしてくれた二人に感謝もしないで呑気に食べる事は出来ない。
「ごめん、今回は大事な用事があるんだ、だから明日にしてくれないか?」
「おう!大丈夫だぜ、お前も心の整理が必要だもんな、じゃあ、明日食べようぜ」
「うん、ありがとう」
二人に声をかけた。
「あの〜、三日月さん、四葉さん、もしよかったらお昼の時間貰えないかな?」
二人は声を揃えて言った。
「全然、大丈夫だよ」
そして、屋上について俺は真先に言った。
「二人ともありがとう!二人が居なかったら俺ずっと大変な目にあってたよ」
「私はただ何もしてあげられなかったからせめてもの罪滅ぼしだよ、八代くんは悪くないしね」
三日月が続いて言う。
「当たり前の事をしただけだよ」
「三日月さん、わたし気になってるんだけど、ずっと休んでたあなたがなんで八代くんの危険に気付いたの?」
「わたしの家系って霊媒師なのだから、霊を通じて優くんの情報を知っていたの。」
「そうなんだ!すごいね!」
「普通の人は、聞いた時信じないんだけど、どうして簡単に信じられるの?」
「あんな黒い球体いきなり見せられたら信じるよ、それに最近わたし夜に一人になるとずっと「殺して犯してやる」って聞こえるの。」
「それ、わたしだったらなんとか出来るかもしれない、ごめんちょっと背中を見せてもらえる?」
そうして、三日月が四葉さんのめくって見ていると、急に当たり一面が暗くなった。
「うわっ、なんだこれ、なんかすごく寒くて不気味、三日月なんだこれ?」
「これは、悪霊の怨念だね。」
「四葉さんの背中に言葉のように呪印がぎっしり書かれているよ、今悪霊が私達を襲おうと近づく前に結界を張ったんだよ、自分が戦いやすいように。」
「あ、聞こえる、あいつの声が聞こえる…」
四葉さんが凄く震えていた、耳を済ませて聞いてみると、どす黒い図太い声が聞こえて来た。
「今、結界の中に入ったね、悪魔結界に悪霊が入ると実体化するから絶対、わたしから離れないで!」
そんな事を言った矢先、帯ただしい黒い念を纏った、一人の男が現れた
「ふははは!おーい四葉(笑)俺の事は引き剥がそうとするなんて酷いじゃないか(笑)君の言ってる事や考えてる事は全てわかるんだよ、結界を作るのに時間がかかってなかなか犯してあげられなくてごめんね!そこのくそババアとクソ餓鬼を殺したらすぐに出来るからね、あと結界の外に簡単に出られると思うなよ。」
そう悪魔が言って、指を鳴らすと次々に悪魔が出てきた。
「あいつ相当人の血や生気を吸ってる、あなた何人の女を喰ったの?」
「うーん、だいたい五百人ぐらいかな(笑)」
「このゲスが!!」
四葉が震えながら、俺の後ろについた。
「ごめんね、八代くん足が震えて立てないの、あんなのが近くにいたなんて。」
無理もない正直、おれも立つの精一杯だ。
「大丈夫、四葉さん!あいつを信じよう」
「こいつ相当強い、わたしも本気を出さないとあなたたちを守れないかも。」
え、それ結構やばくね、せっかくいい方向に物事が進んでるのに、二話で終わる話とか嫌ですよ!
そうすると、三日月は円を描いて踊り始めてから言った。
「天地開闢の聖剣よ、いざ我の前に顕現し、今こそ力を示せ!」
三日月の周りから光の粒子が溢れ出した、それから光の粒子が一つに集約して一本の光り輝く刀が現れた。
「そ、それは、妖刀村正!、何故お前のようなババアが!」
「この力は使うたびに自分の寿命を削れば削るほど力を増すの!わたしの肉体年齢は50歳!
あなたに五年分の寿命をくれてやるわ!」
「このクソババア!!!、おい、お前らこいつを早く殺せ!!!」
そうすると三日月は、肉体年齢50とは思えない繊細で力強い動きをしていた。
三日月は躊躇無く的確に、悪霊たちの首を刎ねていった、正直、俺はそれを見た時とても怖かったけど、自分の身を挺して守ってくれてるのに何もできない自分が悔しくてたまらない、あいつに守られっぱなしだ、俺に力があれば!
そんな事を考えているうちに、周りの悪霊は全部消えていた。
「残りはあなただけよ!このゲス!」
「僕も本気で相手をさせていただくよ!あと、僕の名前は…あれなんだっけ」
「悪に染まって自分まで見失ったか!」
「君を倒して君の名前でも貰うよ、そして君の家族を皆殺しにしてあげるよ、入院している君の妹からね(笑)」
「絶対にお前を殺す!」
動揺のせいか、三日月の剣筋が狂う、そこを見逃さなかった奴のリバーブローが決まる。
「三日月!大丈夫か?」
「ゲホッ!ゲホッ!ゲボォ!ちょっときついかも、ごめんね守れなくて…)
三日月から大量の血が口から出され、気絶してしまった。
「これは、やりすぎたかな?(笑)もう無理かな〜(笑)ふあはははっはぁっぁ!!」
これはまずい、なんとかしないと、どうすれば…俺の目に映るひとつの希望が見えた。
これしかない!
「四葉さん、俺行ってくる!」
「待っておいて行かないで!」
俺は迷わず、三日月の手から溢れた光り輝く刀を持って言った
「俺の命、10年分をやる!だからおれに力をよこせ!」
そうすると、刀の光はどんどん大きくなって大きな胎動を打っていた。
その胎動が止まって光が限界まで大きくなった時、花火のように当たり一面を照らし、体に集約してひとつの大きな鎧を形作っていった。
「この漲る力は!、これならいける!」
「村正にそんな力があるなんて、いやこれは確実に進化している」
「そんな事言ってる暇あんなら、戦いに集中しな!」
「少し硬い鎧付けただけで、粋がるんじゃないよ!君の細い剣じゃ僕の体に傷もつけられないよ(笑」」
くそ、俺が何回も切っても全く歯が立たない、それに俺が一回切る間にあいつは十回切ってくる。
鎧も長くはもたない、どうすれば…
そうだこの剣がもっとデカくなればいいんだ、一か八かやってみるしかない!
心を落ち着かせて全部の光をこの刀身に注ぐんだ!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
手が熱い!焼けるようだでも三日月や四葉さんの痛みに比べたら!
刀身が胎動を始め、弾けた光であいつの目を潰した瞬間に思いっきり振りかざすしかない!
よし、いまだ!
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!りゃあああああああ!」
「そんな細い剣じゃ…こ、これは…うわぁぁぁぁぁぁ!」
「お前は、地獄に落ちて自分の罪を数えろ」
あいつも長い間生きてきたって事は何かしらの未練があったのかもしれないな…
あいつが消えてから、結界が解除され、いつもの綺麗な空が俺たちを照らしてくれた。
そしたら、俺の手の中にあった妖刀村正は消えてなくなった。
「大丈夫!八代くん!」
そんな二人の声が聞こえた。
「うん、大丈夫だよ」
そういうと泣きながら四葉さんは俺と三日月の胸を叩きながら言った。
「もう!バカバカ!二人ともわたしのために死んじゃうんじゃないかって心配したじゃない!もう二度とあんな無茶しないで!わたしがあんな話持ち出さなければ…
「大丈夫、心配しないで、俺はね、死んじゃった親友と約束したんだお前みたいな奴を助けられるヒーローになるってだから、四葉のために誰かのために死ねたら本望なんだ…
一度、捨てようと思った命、人にために使えたなら最高だろ」
俺に続いて三日月が言った。
「全く、おんなじ意見よ」
「このバカ!あんぽんたん!うえぇぇぇぇぇぇぇぇ…」
そう言って、四葉は俺たちが消えないように力強く抱きしめてきた。
「最高にハッピーな終わり方だな」と三日月に小声で言ったら、あいつはとびっきりの笑顔を俺に向けてきた。
「ありがとう!」
最後まで読んでくださりありがとうございます




