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彼は異世界にて最強に至る  作者: 聖 桐花
7/7

第6話 力の使い方

また長ーく開きましたねー

すいませんね。更新が遅くて。

ネタは思いついても語彙力や表現力がないんで書くのが難しいです。

あんまり見直ししてないんで誤字脱字あるかもです!あったら報告してほしいです!

 透き通るような青みを帯びた空、くるぶしまでの柔らかい草が浅瀬のように広がる草原。


 俺はそんな草原を両断するかのような馬車が踏み鳴らした道を歩く。

 何処へ続いてるか分からないが、まぁ何処かの街か村ぐらいには続いてるだろうと思った。


『空間把握を使えば分かるだろうに』

「ふむ。そうだな。まぁ、雰囲気を味わいたかっただけだ」

『マップでも作ってやろうか?』

「ん?王都の時のか?」

『違う。エリアごとに分けたゲームのようなマップだ』

「ほー、面白そうだな。やってくれ」

『うむ』


 そして一分と経たずに完成した模様。


『ほれ、出来たぞ』

「おお!見やすいな。ん?この赤い点はなんだ?」

『敵意を持ったやつだな』

「つまり敵か」

『魔物は大体アクティブだぞ。因みに緑の点は敵意を持ってないやつだな。まぁ、行動次第でいくらでも変わるだろ。それと青い点も設定してあって仲間とかそんなんだ』

「便利機能だな」


【マップと敵対識別を獲得しました。マップに敵対識別と空間把握が統合されました。】


『なんだこの声』

『俗に天の声と呼ばれているものだな』

『天の声?』

『そうだ。何かスキルを獲得したり、称号を得たりすると聞こえるようだ』

『ん?だとしたらなんであの時は聞こえなかったんだ?』

『あの時と言うと融合した時か。場所が場所だからだろうな、あの場所は特別だから届かないのだろう。天の声とやらを作ったのも神々だろうしな』

『ま、なんでもいいか』


 ルナとほのぼの会話しながら歩いていると、マップに赤い点が近づいてくるのが見えた。


「魔物かな」

『スライムだな。煌月、絶対にスライムからスキルを奪うんだ!!』

『ん?どうやってだ?それにどうして?』

『スキルに盗賊の秘技があるだろう!理由はスライムの固有スキル、分裂はどうしても欲しいからだ!』

『どうして欲しいかは後で聞くとして、とりあえず鑑定』


 種別 : スライム

 Lv.1

 HP:1000

 MP:600

 STR:30

 DEF:30

 INT:10

 AGL:100

 〈スキル〉

 物理耐性Lv.1

 〈固有スキル〉

 分裂



『弱い...』

『スライムが弱いのはテンプレだろう。早く分裂を奪え』

『まぁ、待て。その前に盗賊の秘技の確認だ』


 盗賊の秘技

 対象からスキルを奪うことができる。

 効果範囲は半径10m。


『よし、いくぞ』


 そして俺はスライムに盗賊の秘技を使った。

【物理耐性と分裂を獲得しました。】


「成功だな」


 そう言い俺はスライムを刀で切った。

 スライムが蒸発してクリスタルのような石が落ちた。


「.........え?なんでスライム蒸発したの?」

『刀の付与効果じゃないのか?その刀に認められなかったら灼かれるんだろ?』

「あー、なるなる」

 


「それにしてもスキルってのは凄いな。感覚的に使い方が分かる。まるで元から使えたみたいに」

『スキルというのは知識と同じようなものだからな』

「ふむふむ。...あ、そういえばスライムから落ちたクリスタルみたいなやつは何なんだ?」

『魔石と呼ばれるものだ。魔物にも冒険者と同じ様にランクがあってな、魔物のランクに魔石のランクは比例する。魔石は魔道具の燃料に使われることが多い。だからゴブリンなんかの魔石でも需要はあるし常時依頼が張り出される。補足だが魔石の透明感によって魔力量が変わるんだ。濁っていればいるほど魔力量が少なく透明であればあるほど魔力量が多いのさ。逆にランクは純度を示しているランクが高いほど高純度の魔力が含まれているのさ』

「つまりどんな魔石だろうと金になると?」

『そういうことだな』


【分裂を最適化しました。】


「ん?最適化ってなんだ?」

『分裂は元々スライム系の魔物しか使えない固有スキルだからな。お前の身体でも使えるように変わったってことだ。言っとくがこの分裂のスキル、スライムが使う分裂とは似て非なるものだからな?使えるやつはお前ただ1人だ』

「マジで?」

『当たり前だ。他のやつがいくらスライムに強奪系のスキルを使おうと分裂が取れることは無い。お前の盗賊の秘技が特別なんだ』

「チートや!チーターや!って言われそうだな。はははっ(苦笑)」





「んで、なんで分裂のスキルが欲しかったんだ?」

『ふっふっふ、はっはっは、はーはっはっはっは!!それはな!こうするためさ!!』


 ルナの笑いと共に身体に違和感を感じた。

 違和感が高まり、最高潮になった時、自分から何かが分かれたような感じがした。


 ブン、ブブン、ブゥン!


「...ふぅ、成功だな」

「お、おお」


 目の前にあの時の空間で見たようなルナの姿があった。


「なるほど。このためか」

「分裂のスキルさえあれば出来ると分かっていたからな。どうしても欲しかったんだ。

 これで物が食べられる!イエーイ!!フゥーフゥー⇧⇧」

「よ、良かったな。......あ!お前が食べるなんて思ってなかったから携帯食糧の量が不安なんだが...」

「ん?別に味覚があるだけで腹は減らないぞ?それに携帯食糧なんて美味くなさそうだし。あとお前のスキルが全て使えるから戦闘面もバッチリだぞ。それに意識は繋がってるから心の中での会話も出来るぜ!」

「何から何まで好都合だな」

「まぁお前のスキルだしな不都合なんてそうそう起きないさ」




 こうしてルナが戦えるようになり、戦力が大幅にUPした俺は次の街を目指し歩みを進めた。






煌月 Lv.1→3

成長速度upはお強いですね

強奪系スキルですが色々種類があります。

アイテムを奪う 〈スティール〉

スキルを奪う 〈強奪〉

称号を奪う 〈簒奪〉

ってな感じですね。

え?一つだけ英語?気にしちゃいけませんよ...( ´∀`)ハハハ

主人公の魔法はいつ出るのだろうか...

次の更新もいつになるか分かりませんができる限り早くあげたいですね

ではまた次回、アディオス!



PS. こういう話をやって欲しい!やこういうネタをお願いします!っていう要望があったり、このスキルってどんな効果なんですか!って気になることがありましたら感想欄に書いていただければ機会があれば閑話として出したり説明話的に出したりしますのでどしどし感想書いてください!お願いします!!

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