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彼は異世界にて最強に至る  作者: 聖 桐花
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第5話 旅立ち

随分間が空いてしまいました。

やっぱり読み手側のがいいんでしょうか...

ですがやはり自分で話を構想したいって気持ちもあるので曖昧なところです。

 翌朝


 窓から朝日が差し込んでいる中で煌月は起きる


「ふぁ〜あ、...」


 欠伸をしながらもベッドから降り、着替えを始める

 部屋を出て食堂を目指す途中メイド出会った。


「コウゲツさん。昨日の言伝は王様に伝えておきました。国を出てもいいそうです。

 朝食の後、旅の資金をお渡しします。」

「ありがとうございます。王様にもお礼を伝えといて下さい。」

「かしこまりました」


 メイドとの話から分かるだろうが、昨日伝えてもらったのだ。

 これでこの城を出れる。

 そして朝食を食べ終わり、資金を貰い城を出た。


 〜〜〜


 王都の通りを歩きつつ、武器屋と防具屋を探す。


「広いな」

『そうだな〜』

「武器屋と防具屋は何処だ」

『少なくともここらではないな。ここは商業区だ』

『分かるのか?』

『空間把握で探れば分かるぞ』

『その手があったか!』


 早速、空間把握を使う。

 自分の知覚範囲を広げる感じで使ってみる。


『おおっ!分かる。分かるぞ!王都の構造が筒抜けだ!』

『一応、並列思考もあるんだから歩きながらでも出来るぞ。それに俺が常に表示することも出来るしな』

『便利だな。是非やってくれ』

『あいよ、りょーかい』


 こうしてルナのお陰で迷わず武器屋にたどり着いた。


『ふむ。こうして見ると武器が色々あってどれが良いのか分からないな』

『鑑定があるだろう』

『ほー』

「んじゃ、鑑定」


 名称 : 初心者冒険者の剣

 レア度 : ☆1

 値段 : 銀貨3枚

 冒険者の剣。手頃な値段で初心者に優しい剣。



『便利だな』

『そうだな』


 因みにレア度は☆1〜☆10の段階である。

 あとこの世界の通貨は以下の通り

 銅貨 約10円

 大銅貨 約100円

 銀貨 約1000円

 大銀貨 約1万円

 金貨 約10万円

 大金貨 約100万円

 白金貨 約1000万円

 黒金貨 約1億円


 10枚単位で上がっていく感じだ。


『他にはないのか〜』


 片っ端から鑑定をしていくと...



 名称 : 黒刀・呪炎

 レア度 : ☆5

 所有者を選ぶ刀。認められずに使うと使用者を焼き尽くす。


『おお!良さそうだ!』

『うむ。煌月なら使えるだろう』

『これに決めた!』


「店主!この刀だ!」

「ふーむ、どれどれ。...なっ!?お客さんこれだけはやめときな」

「なんでだ?」

「この刀はいわくつきなんだよ。今まで使ってきたやつは皆死んでしまった」

「ふーん、これいくら?」

「お客さん...話聞いてんのかい?」

「聞いてるよ。いわくつきで皆死んだんだろ?」

「分かってて買うのかい?どうなっても知らないよ?」

「おう!俺はこの刀が欲しい!」

「分かった分かった。持ってきな。その刀はタダだよ」

「え、マジかよ!?」

「いわくつきだからねぇ、いつまでも置いとくのは気味が悪い。だからタダだよ。持ってってくれるなら有難いもんさ」

「よっしゃー!ありがとな店主!」


 こうして武器をGETだぜ!

 防具は適当に革製の動きやすいのを買った。


『次は、着替えや野営用のテントとかだな』


 服屋に行き着替えを揃え、雑貨屋でテント等を買った。因みに買った物はスキルの異空庫に仕舞ってある。異空庫はマジで便利。無限に仕舞えて、時間の経過がない。生き物が入らないなんてデメリットにはいらないほどだ。


 旅支度を整え、次は冒険者ギルドだ!


「ここが冒険者ギルドか」

『まさしくテンプレだな』


 冒険者ギルドは三階建てで周りの建物より2回り以上大きかった。

 西部劇のようなウエスタンドアを開け、ギルドの中に入る。右手側には酒場への入口があり。左手側にはパーティでの話し合いが出来るようなテーブルとイスのセットがある。受け付けのカウンターは全部で10。3つほど空いてるのでそのうちの1つに行く。残念ながら綺麗な受付嬢はいなかった...。


「すいません、冒険者登録をしたいんですが?」

「はい、分かりました。でしたらこちらの用紙に記入をしてもらっていいでしょうか」

「分かりました」


 用紙には名前や武器、得意魔法など色々な項目があった。それらを記入して受け付けの人に渡す。


「書き終わりました」

「はい。確認しました。ではこちらの水晶に手を置いてもらえますでしょうか」


 そう言って受け付けの人はカウンターの下から四角い箱の上に水晶が乗ったものを取り出す。

 俺は手を置いた。

 すると箱の真ん中にある細長い穴からプレートのようなものが出てくる。


「はい。こちらがギルドカードになります。ギルドカードは身分証にもなりまして、失くしてしまうと再発行に金貨1枚かかってしまいます。」

「随分高いんですね」

「ギルドカードの素材は希少でして高くしないと闇市で売り捌く人が出たりしますので」


 そう説明を聞きギルドカードを見る。

 右上にGと刻印されていて、裏には受注依頼や依頼状況などが書いてあった。

 ギルドカードを眺めている間に受け付けの人がギルドランクについて説明してくれた。

 ランクはSSS~Gまであり、SSSが最高であるらしいが現在はいないらしい。そもそもSSも片手で数えるほどらしい。S・Aで一流、B・Cで二流、D・Eが三流、F・Gが見習いや下っ端だと言われた。

 ギルドカードの裏にある受注依頼と依頼状況はそのままで受注した依頼が表示されて、依頼状況は例えば10匹討伐のうち何匹討伐したか分かるなど便利な機能だった。受けれる依頼は自分と同じランクかそれ以下。ランクは一定数依頼を達成するかギルドマスターの特例により上がるらしい。


「以上で説明を終わります。質問はありますでしょうか?」

「ありません。ありがとうございました」

「いえいえ。依頼は受けていかれますか?」

「いえ。今日この街を発つので」

「そうでしたか」

「それでは」


 そう言いギルドを後にした。

 そして街の門まで来た。いよいよ旅の始まりである。まだ見ぬ街や村を想像しわくわくしてきた。そして煌月は街を発ったのであった。






次回の更新はいつになるか分かりません。次回の予定として次の街にたどり着いた話でしょうかね。

初戦闘は入れたいけど描写に自身がない...

頑張っていきたいです。

それではまた次回


Ps 新しい小説書いてみました。

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