プロローグ的な感じ
どうか暖かい目で見てください!
アドバイス欲しいです!!
目覚ましの音が部屋に響き渡る、眠たげに欠伸をしながら起き上がり目覚ましを止めるのはこの部屋の主、水奈月 煌月だ。
彼は瞼を擦り眠気を払うようにすると部屋を出て階段を降りる。洗面所に行き、顔を洗い、リビングに入る。そして椅子に座り朝食を食べだす。
「はぁ、もう学校に行く時間かよ」
彼は溜息を吐きつつ朝食を食べる。
「また、遅くまでゲームでもしてたの?」
そう声を掛けるのは彼の母親である。
「うるさいなぁ、別にどーだっていいだろ」
彼は素っ気なく返す。
「まぁ、いいわ。お母さんは今日からお父さんと旅行に行くから、ご飯は適当に食べてね?お金は置いとくから」
「へいへい、ご馳走様っと。んじゃ学校行ってくる」
「いってらっしゃい」
そう声を掛けられながら煌月は家を出た。
「ふぁ〜」
欠伸をしながら学校への道を歩く。
「おっす、おっはよう」
暢気な挨拶と共に後ろから背中を叩かれる。背中を叩いてきたのは隣に住んでいる幼馴染みの工藤 凛華である。
「ゴホッ、痛ぇな。何すんだよ、凛華」
「何すんだよじゃないでしょ、挨拶したんだから挨拶ぐらい返しなさいよ」
「なら叩くなよ」
そう文句を言いながら歩みを進める煌月。
「ちょっ、待ちなさーい」
そう言いつつ追いかける凛華。
そうこうしているうちに学校の教室に着いた。いつも通りに騒がしい教室だ。教室の扉を開けて入る。時間は8時20分、ホームルームまでは時間がある。
教室の真ん中辺りではクラスの中心的な奴が周りと話している当たり前の光景だ。それを横目に見つつ自分の席に向かう。
話しかけてくる凛華を無視しつつ自分の席に座る。いつもの様に本を取り出す。凛華は淡々と無視をする煌月の頭を叩いてから友達とのお喋りをしに行く。
確か凛華が話しに行った友達は学年1の秀才の七瀬玲奈だ。秀才であり凛華に勝るとも劣らない容姿の美少女だ。まぁ、こんなことどうでもいいか。と思い直し邪魔者が居なくなった煌月は本を読み出す。本を読む煌月の元へ歩み寄る人物、それに気付いた煌月はそちらへ視線をやる。
「おはようございます。水奈月くん」
「おはよう。水奈月くん」
そう挨拶をしてきたのはクラスメイトの九鳳院 麗華と白鳥香澄である。
九鳳院は大財閥九鳳院の一人娘、つまりお嬢様である。容姿は腰まで伸ばした綺麗な黒髪に穏やかな黒瞳、スタイル抜群の身体であり、白鳥もセミロングの栗色の髪におっとりとした目をしていて、出る所は出て引っ込むところは引っ込んでいる体型だ。ちなみに幼馴染みの凛華と学年1の秀才の七瀬も入れて学校内で5本の指に入る美少女達である。まぁ、美少女とはいえ挨拶なんて返さなくてもいいんだが後々面倒なことになると分かっている煌月は仕方なく挨拶を返す。
「あぁ、おはよう」
素っ気なく挨拶を返す煌月。彼が素っ気なく返すには理由がある九鳳院と白鳥は学校でも5本の指に入る美少女であるため彼女達と話すと周りの目が痛いのである。まぁ、ある時期から異様に嫌われてるので慣れてきたが、鬱陶しいものは鬱陶しい。
「また、お一人で本を読んでいるんですか?」
「また一人なのですか?」
「一人が好きなんだよ」
周りの目が鬱陶しいのでやはり素っ気なく返す煌月。
「たまにはお友達とお話ししたりしませんの?」
「友達と話すより本を読んでる方が楽しいからね」
「そんなこと言わずに私達とお話ししませんか?」
「そうですよ。話しませんか?」
素っ気なく返す煌月に食い下がる九鳳院と白鳥。
「しないしない、本の続きが気になるからね。もういいかい?」
「そうですか」
「残念です」
九鳳院と白鳥は諦めたようだ、周りの視線が無くなるのを感じると、やっと本の続きが読めると煌月が読み始めようとした時ホームルームのチャイムがなる。
「はぁ」
煌月は溜息を吐きつつ本を机の引き出しに仕舞う。すると少し遅れて担任の先生が教室に入ってくる。
「はーい、これからホームルームを始めます」
間延びした声を上げながら教卓に着くのは、担任の白沢 美奈子先生である。美奈子先生は間延びした声とほんわかした性格が人気の先生だ。容姿も肩まで伸びた茶髪にクリっとした目、そして1番目を惹くのがやはり胸である。巨乳と言っても差し支えないほどに実っている。これらの特徴が生徒からの人気を集める要因である。
先生がホームルーム中に朝の挨拶や今日の日程を話していると、突然床に魔法陣が現れ光り輝きだす。
「うわ、なんだっ」
煌月の声を遮り光が教室を埋め尽くした。
批判だけはご勘弁下さい!!
小説書いたの初めてなんです!!