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4.弱い紐帯の強さ

 (高校一年・祭主智雄)

 

 始まりは、あるコンビニエンス・ストアにナノネットの気配を見つけた事だった。地元から二駅ほど離れたその店に、偶然買い物をする為に立ち寄った時、僕はナノネットの気配を感じ取ったんだ。

 僕の額の第三の目が、ナノネットの電磁波を捉えると、僕は咄嗟に精神を集中した。そして、それが“店”からのものではなく、“店員”からのものだと解析した。恐らく、この店の店員はナノネットに侵されている。

 どうすればいいのかと迷いながら店を出ると、窓ガラスにアルバイト募集の張り紙がされてあるのを見つけ、僕はこの店で働く事を決めた。もちろん、アルバイトとして働きながら、そのナノネットの正体を見極めようと考えたからだ。

 アルバイトをするのは初めてだった。僕は高校一年だから、無理もないのだけど。額の事をきっと聞かれると思って、僕は面接の時に、診断書を履歴書と一緒に提出した。もしかしたら、その面接に合格したのは、そのお陰だったのかもしれない、と僕はそう思っている。

 もしも面接で僕を落としたなら、まるでハンデキャップを抱えている人間を敬遠したように見えてしまう。それを、或いは無自覚の内にかもしれないけど、警戒した店長は僕を雇う事に決めたんだ。僕は無愛想で、接客業には向かないと思うから、落とされていても不思議はない。

 働き始めて、より詳しくナノネットを分析した僕は、その店のナノネットが、ある特定の店員にだけ強くある事を発見した。

 T学園。そこの生徒達。更に言うのなら、上の年代の人達にその傾向がより強くあるようだった。先輩らしい人達からの方が、ナノネットの反応がより強かったんだ。それで僕は本当の病巣は、このコンビニエンス・ストアではなく、T学園なのじゃないかとそう考えた。その僕の予想は、ある日に本多さんという女の子から、怪談の話を聞いて半ば確信に変わった。

 その怪談では、分裂する幽霊が現れ、しかも“大元”がT学園らしい場所に存在する事になっていたんだ。その幽霊の正体は、十中八九ナノネットだろう。その話を聞いた時、僕は「ナノネットかどうか、分からない」と答えたけど、それはどう彼女に説明すれば良いのか僕には判断がつかなかったからだ。

 もちろんこの段階では、悪さをするタイプのナノネットかどうかは分からない。だけど、そのナノネットが、繁殖域を拡大しようとしているのはほぼ確かだった。T学園の先輩達が、後輩に差し入れだと言って、食堂の食べ物を持って来るのを、僕は何度か目撃している。学校の食べ物には、ナノマシンが含まれてある。それを食べれば、体内のナノマシンが濃くなり、もちろん、ナノネットに更に侵されてしまう。

 目に付く範囲では、僕はそれを何とかくい止めてきた。見つけ次第、“第三の目”を利用して、そのナノネットを消去してきたんだ。それくらいの規模の、弱いナノネットなら僕にもなんとかなったから。本多さんという女の子には、「あまり、学校の食べ物は食べない方がいいよ」と直接警告してみた。彼女は、よく僕と話してくれるから、もしかしたら効果があるかと思ったんだ。でも、駄目みたいだった。それを言ったその時、僕は彼女からとても変な目で見られた。多分、信用されていない。無理もないけど。

 詳しく話せれば良いのだけど、そんな事はできそうにない。僕の額の第三の目の話なんて、恐らくは信じてもらえないだろう。

 

 アルバイトをしながら、徐々にT学園に踏み込んで調べなくては、事態の打開には繋がらないと僕は考え始めた。でも、その手段が僕には分からなかった。T学園どころか、僕には他の学校に友達なんていない。T学園を調べる方法なんて思い付けなかったんだ。

 しばらく悩んで、僕は紺野先生を頼ろうかと思い始めた。きっと紺野先生なら、相談に乗ってくれるだろう。いい解決策を僕に提案してくれるかもしれない。しかし、そんなタイミングで、僕は奇妙な人物と出会ってしまったのだった。

 

 「――あなたは、もしかして祭主君ではありませんか?」

 アルバイトを終えて、店を出た途端に、僕は突然そう話しかけられた。僕は驚きながらも無言で頷いた。すると、その人物はニコニコと笑いながらこう言って来た。

 「やはり。これは運が良い。実は、働いているあなたを見て、もしやと思い、失礼ながらここで待たせてもらったのですよ」

 僕は何かを喋ろうと思ったのだけど、言うべき事が多過ぎて、逆に言葉に詰まってしまった。

 あなたが誰で、どうして僕を知っていて、何故僕を待っていたのか……。

 その僕の様を観て、その人はこう言った。

 「おやおやおや、噂通りに無口ですね」

 それを聞いて、少しだけ僕は不機嫌になる。こんな状況に立たせられれば、何も言えなくても仕方ないと思う。

 「無口は奥ゆかしさの現われで、美徳の一つでもありますがしかし、無口過ぎるのはいけない。時には有効なリンクを断ち切ってしまう事になりかねない」

 何処でも聞くような一般論を語るのかと思っていたから、その人の台詞に僕は少し意表を突かれた。リンクを断ち切る?

 「少し話してみるだけで人との繋がりが生まれるものです。例えばこんな風にね。

 私は“紺野秀明先生の知り合い”です。

 ほら、たったこれだけで、あなたは私と話してみる気になったでしょう? これにより、あなたと私は、リンクで結ばれたのですよ。そして、そのリンクが時には強い力を持つ」

 僕はそこで止まった。その人の言う通り、後少しで僕はそのまま帰るつもりになっていたのだけど。

 紺野先生の知り合い。

 ちょっとだけ不安になる。僕が無口だという噂を聞いた、とこの人は言った。もしかしたら……、と僕は思いかけた。しかし、そこでその人は言葉を重ねてきたのだった。

 「安心してください。紺野先生は、あなたの事を他で話したりしていませんよ。ただ、あなたは時々、紺野先生と一緒に出かけている。その行く先々で、そんな噂が流れるというだけの話です。あの人は顔が広いですしあなたは目立つ。色々な人があなたを見ているのです。

 あ、因みに私はこういう者です」

 その言葉に僕は驚いていた。まるで僕の心中を読んだかのようだったからだ。僕はよく無表情だと言われる。もし、僕の表情を見抜いたのだとすれば、初対面でここまで見抜けたのは紺野先生以来だ。その後でその人は名刺を差し出してきた。そこには、“神原徹”と書かれてあった。肩書きは“集団心理カウンセラー”となっていた。そんな単語を、僕は初めて見た。

 それからその神原さんは、僕を近くの公園へと誘った。ゆっくり話したいと言うのだ。神原さんは、公園のベンチに腰を下ろすなりこんな質問をしてきた。

 「“弱い紐帯の強さ”という言葉をご存知ですか?」

 僕はそれに首を振って答える。すると神原さんは説明を始めた。

 「ここでの紐帯というのは、人々の結び付きの意です。ま、リンクですね。グラノヴェターという社会学者が調査により、就職に有利な情報は親友からではなく、ちょっとした知り合いから得られる場合が多い、という結果を得ました。親友の場合、既に自分の知っている情報しか持っていない可能性が高いのに対し、軽い知り合いは自分の知らない情報を持っている可能性が高いので、結果的にそうなるのです。この場合は、ちょっとした知り合い、というのがつまりは“弱い紐帯”ですね」

 僕はそれを聞いて不思議に思った。この人がどうして、こんな話を聞かせるのかが全く分からなかったからだ。それに、話の内容も上手く飲み込めなかった。

 「これはね、思いも寄らない情報を齎すのが、弱い紐帯だという事実を示しています。視点を全体に移すのなら、軽い知り合いが、リンク全体の情報交換を円滑化しているのだと表現できますね。

 ソフトウェアの開発で、人材の適度な交換を行い、他の会社に軽い知り合いを多く作り出した地域が成功したという例がある。また、社会運動で、各グループ同士にそんな軽い知り合いがどれだけいるかが、その後の活動の隆盛を分けたりもするらしい。ある学校では、溜まり場になっている休憩所を取り除いてしまったところ、学生の中の弱い紐帯がなくなり、学生同士の教え合いが激減し、質問コーナーへの質問が急増したなんて例もあります。

 つまりね、私とあなたの弱い紐帯も、或いはそのように機能する可能性があるし、もっと他の効果も得られるかもしれないのですよ。活かすべきだとは思いませんか?」

 そこまでを聞いて、神原さんが何を言いたいのかようやく僕にも分かった。つまり、協力し合おうと言っているのだ。回りくどい言い方をする人だ。少しだけ紺野先生の話の運び方に似ているような気がするけど、受ける印象は全く違う。この人の場合、紺野先生と違って少しスパイスが強過ぎるように思う。その所為か、妙な不安を感じる。もしかしたら、これがこの人の話法なのかもしれない。相手を揺さぶるんだ。

 「でも、情報交換するにしても、何を話せば良いのか」

 僕がそう言うと、神原さんは微かに笑った。馬鹿にされている気はしないのに、何か気にかかる笑いだ。不快というのでもないのだけど。

 「私達には紺野秀明という共通項がありますが、しかしだからと言って、偶然にあのコンビニで出会うなんてのは考え難いとは思いませんか? しかし、私達にある共通項は実はそれだけではないのですよ。だから恐らくは、私達があそこで出会ったのは、偶然ではない。あなたは知らないかもしれませんが」

 僕は当然、疑問に感じる。紺野先生以外の共通項? しかし、それからこの人は、静かにこう言ったんだ。

 「ナノマシン・ネットワーク」

 紺野先生の知り合いという時点で、少しは予想できた事だったのかもしれない。しかし僕はそれを全く予想していなかった。紺野先生は顔が広いから、ナノネット関係以外の知り合いもたくさんいるし、この人の肩書きがカウンセラーだったからだ。

 神原さんは更に続けた。

 「あなたは、渦巻くナノネットに気が付いて、あのコンビニエンス・ストアで働き始めたのじゃないですか? 実は私も同じなのですよ。あそこのナノネットに気が付いて、あの店を調査していた。

 私にはあなたのような特別な能力はありませんが、少しはナノネットの機器を操れましてね。探知機くらいなら持っている。まぁ、紺野先生に比べれば、素人に毛が生えた程度のものなんですが。

 さて。そろそろ、私とあなたが協力し合う意義を分かってもらえたでしょうか?」

 僕は黙って頷くしかなかった。そしてそれから、神原さんと僕は、お互いに情報交換をし始めたんだ。と言っても、僕から提供できる情報はとても少なくて、ほとんど僕が聞き手に回ったのだけど。

 

 神原さんに寄ると、この辺りには、他にもその問題の“大元”のナノネット……、名前がないと困るので、仮に学校ナノネットとしたのだけど、その学校ナノネットから飛び火したようなナノネットが、他にも幾つも存在しているらしい。

 「なるほど。あなたのその“第三の目”は、調査にはあまり適していないのですね」

 と、その話をしたその時、神原さんは言った。僕があのコンビニのナノネットにしか気が付いていなかったからだ。

 「もっとも、あのコンビニは少し特殊なようなのです。いえ、他のナノネットは、学校ナノネットとはリンクが断絶されているようなのですが、あそこのコンビニは、どうも確りとリンクされている。まるで、衛星のようだ」

 僕はそれを聞いて、主にナノネットに強く侵されているのが、T学園の生徒達、特に上級生だと伝えた。

 「ふむ。なるほど、話を聞けば当たり前の話ですね。やはり探知機だけでは、見えない事もたくさんある。しかし、それでもどうしてあのコンビニが、そんな場所に選ばれたのかという疑問は残りますが」

 それに対して神原さんは、そう答えてきた。それから思い出したように続ける。

 「このナノネットは奇妙でしてね。似たようなタイプのナノネットであるにも拘らず、小さな規模のものが幾つも周辺に転がっているのですよ。まるで、分裂してしまっているように思えます」

 それを聞いて、僕は例のあの怪談を思い出した。分裂する幽霊の怪談を。神原さんも、どうやらその話を知っていたようで、僕がそれを話すと頷いた。

 「はい。怪しいですよね。一応、紺野先生に問い合わせようと思っているのですが。その怪談も含めて」

 それから、神原さんは少し深刻そうな表情を見せるとこう訊いて来た。

 「ところで、この学校ナノネットが、何か問題を起こしていないか、あなたは興味がありませんか?」

 「はい」

 と、僕は即座にそう答える。実を言うなら、僕の一番の気がかりはそれだったんだ。

 「まだ確証は持てませんが、このナノネットは殺人を犯している可能性があります。そしてそれを、人間に幻を見せる事によって隠蔽している可能性が。

 もう一度断っておくと、まだ確証のない話です。ただの憶測に過ぎない」

 「一体、何があったのですか?」

 「詳しくは話せません。何しろ、プライバシーに関る事なんで。ただ、ある人が、あの学校で殺人現場を目撃しているとだけは伝えておきましょう。もっとも、本人は夢か何かだと思っていますがね」

 僕はそれから、「T学園に入って何とか詳しく調べたい」とそう言ってみた。殺人という言葉に慌てたのかもしれない。あのコンビニで出会った人達も、その犠牲になる可能性があるのだと、もしかしたら、想像してしまっていたのかもしれない。

 夜に忍び込むのじゃ、恐らくは意味がない。何故なら、ナノネットは学校の生徒達に憑いているだろうからだ。昼、活動している最中に、あの学校に侵入する必要がある。

 それを聞くと、神原さんは僕にこうアドバイスをしてきた。

 「ならば、あなたの父親を頼れば良いではないですか」

 僕はその言葉に戸惑った。あの父親に、どうしてそんな事を頼れるのか、僕はそれを知らなかったからだ。僕の表情を見て、恐らくは僕が何を考えているのか察したのか、神原さんはこう言って来た。

 「あなたの父親は、それなりの地位にある人ですよ。それくらいの都合ならつけられるでしょう。あなたの、しかもそんな事情のある話なら、恐らくは協力してくれます。不安なら、私から話してみましょうか? 実は前に一度会った事がありまして。紺野先生繋がりですが」

 僕はそれに黙って頷いた。あの父親と長時間話をした事なんて、僕は今までに一度もない。正直、できるのなら直接に話をするのは避けたかった。

 その僕の反応を見て、神原さんはこう言った。

 「余計なお世話かもしれませんが、情報の交換は大事ですよ。ほら、さっきも言ったでしょう? ほんの少しの交流が、強い力を持つ事もあるのです」

 よく笑う人なのに、その時は笑っていなかった。小さな黒目が真っ直ぐに、僕を見つめている。もしかしたら、これが本当のこの人の顔なのかもしれない。

 僕は自分でも、それでは駄目だと自覚していながら、いや、だらこそなのかもしれないけど、それに何も返せなかった。

 

 神原さんと別れてから、僕は紺野先生にメールを送った。僕に特殊な事情があるからなのか、紺野先生は僕からの連絡は優先させて受けてくれる。紺野先生本人は、「いつも頼りにさせてもらっていますからね、少しでも恩返しがしたいのです」なんて言っていたけど、恩返しをするべきなのはこっちの方だと僕自身は思っている。

 メールだけで済ますつもりだったのだけど、しばらくしたら紺野先生から電話がかかってきた。

 「今晩は。どうも、お久しぶりです。その後、どうです? お変わりはありませんか?」

 紺野先生はまずそう言った。僕はそれに少し照れてしまう。

 「今晩は。大丈夫です」

 と、それだけ返した。すると、紺野先生はこう続けた。

 「そうですか。久しぶりに声が聞きたかったので、思わず電話してしまいましたよ。それに、少し心配な点も。

 神原徹。あの男に、あなたは出会ってしまったのですね」

 僕はそれに反応した。実は、今日会ったあの神原さんが、本当に信用できる人なのか、紺野先生に確認を取っておこうとメールしたんだ。

 「危険な人なのですか?」

 すると紺野先生は珍しく困ったような声を出した。

 「いえ、危険というのは少し違いますね。何と言うか、色々と厄介な人なのですよ。正直に言うのなら、私はあの人が苦手です。あの人は他人を利用するのが上手い。私もよく言われますけどね」

 どうも紺野先生にしては歯切れが悪い。それほどどう表現すれば良いのか、難しい人なのだろうと、それで僕はそう思った。

 「あの人が、私に接触してきた時の話をしましょう。あの人は、どうも集団心理療法を研究しているらしいのですが、それにナノネットが使えるのじゃないかと考えていたらしいのです。しかし、今は特別な理由がない限り、ナノネットの利用は制限されている。そこであの人は、なんと自然界に繁殖しているナノネットをそのまま利用できる可能性はないかと、そう私に尋ねてきたのです。確かに上手くやれば法の網をくぐり抜けられそうではありますが、賛同はできない。

 神原さんが、それを今も実践しようと考えているかどうかは分かりませんが、少なくともそんな発想をしてしまう人だという事は忘れてはいけません」

 目的の為ならば、手段は選ばない。そういう人なのかと思ったのだけど、そこで注釈を加えるように「ただ、単純に強引な人なのかと言うと、それも違うのですが」と、紺野先生はそう言葉を挟んできた。

 「悪い人物とも言い切れないのですが、真っ当な人ではありません。付き合うな、とは言いませんが充分に注意してください。

 あの人を利用しようなどとは思わないで、程々に利用されるのは仕方ない、くらいの気持ちで付き合えば、或いは、何か得るものがあるかもしれません。私に言えるのはそれくらいです」

 紺野先生の、神原徹に対する説明はそれで終わりだった。それから、「あ、あと、あの怪談とナノネットの話、ありがとうございます。面白い話ですよ。きっと、山中さん辺りも喜ぶと思います。今は忙しいので、手が出ませんが」と、そう結んで、紺野先生は電話を切った。山中さんというのは、紺野先生の知り合いの、怪談収集を趣味にしている人だ。

 受話器を置いて僕は考えた。評価の良し悪しは別問題にして、紺野先生にあそこまで言わせる人はそんなにはいない。頼りにはできるけど、深くは関わらない。どうやら、神原さんとは、そんなスタンスで付き合うべきみたいだ。

 

 それから、数日後に父親から連絡が来た。神原徹さんからの「T学園を調査したい」という話が本当かという、確認だった。本当だと答えると、父親はそれから転校の手配をしてくれた。仮転校という、少しよく分からない特例を、強引に用意してくれたんだ。

 自分の父親にそんな事ができるなんて、僕は全く知らなかった。

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